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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > ブライアン・ウィリアムズ展に行きました
ブライアン・ウィリアムズ展
六月十六日、東大阪市民美術センターで開催されていた、ブライアン・ウィリアムズ展を見に行きました。
最近、知らない画家の特別展が多いですね。
こんにちは、和美です。
今回も美術館の鑑賞記事です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 画家略歴
  3. 特別展の感想
  4. 会場周辺

1. きっかけ

東大阪市民美術センター
どこかの美術館でチラシをもらって来て、行けたら行こうかな、と思っていたうちの一枚です。
会場の東大阪市民美術センターには行った事がありませんでしたが、比較的近く、最終日になったので慌てて行きました。

2. 画家略歴

ブライアン・ウィリアムズは初めて知りました。
特別展の最初に書かれていた略歴が 『 アメリカから卒業旅行の世界一周で日本に立ち寄って、そのまま定住した 』 から始まっていまして。
「どうせ東京だろうけど、どこ在住なんだろう?」 と思いました。
続きを読んだら、『 家を念願の滋賀県のヨシで茅葺にした 』 や『 佐川美術館で特別展開催 』 など、滋賀県の琵琶湖畔周辺と思わせる文章が続いたので好感度が上がりました。

挨拶によると、会場の東大阪は、『 四十四年一緒に過ごしている連れ合いの出身地 』 との事。
『 連れ合い 』 という表現を選んだところが翻訳ではなく、日本語が母国語でもない人だなと感じました。

絵を、板を曲げて歪めた曲面に加工したキャンバスに描くのが特徴ですが、必然性が全く見当たらず、なぜ始めたのかの解説もなかったのが不思議です。
後述の事情で検索した時に出てきたニュース記事に、理由が載っていました。

「人間の視野は球体的に感じている。体の感覚も球体。画面を曲げればそれを表現できるのでは」とひらめき、紙を曲げてみたところ、「臨場感が違う。これは面白い現象だ。曲げることによって球体の感覚と目の動きの2つを表現できる」と実感したという。
元記事サイト: 東大阪でブライアン・ウィリアムズさん特別展:Yahoo!ニュース
人の視野とは違う方向に曲げている作品が多かったので何だかなぁ、と思いました。

3. 特別展の感想

ブライアン・ウィリアムズ展
最初に展示されていた自画像が普通というか、あまり上手いとは感じられなかったのが驚きです。

≪ 六甲アイランドの夕 ≫ という夜景が一番好みでしたが、図録も絵葉書もありませんでした ……。
チラシの裏に載っている作品のはずですが、なぜか作品名が書かれておらず、検索しても出て来ないので特定できません。
感性がやっぱり外国人だな、というか日本人ではないように感じました。

特別展の図録がなかったのと、チラシを断ったら出品目録ももらえなかったのは残念でした ……。
良かった作品をチェックしながら見るので最初に欲しいのです。

他に良かったのは、≪ 琵琶湖展望月の出 ≫ という夜景と、≪琵琶湖展望日の出 ≫ という朝、≪ 仁王 あ ≫、≪ 仁王 うん ≫ という阿吽の金剛力士像です。

清水寺で開催された特別展の記録映像が流れていました。
清水寺の法被を着た職員の方が、絵を素手で触っていた事に気付いて驚愕しました。
運んでいる最中には画面に顔も擦れていて …… せめて美術の素養がある方に対応してほしかったです ……。
会場内で流される映像はテレビ局などの高画質カメラで撮影された作品が多いのですが、画質が悪かったので驚きました。

4. 会場周辺

東花園ラグビー場
会場の東大阪市民美術センターは、花園ラグビー場の手前にあります。
なので、今年開催されるラグビーワールドカップ日本大会一色です。
素晴らしいですね。
立っていたのぼりに書かれているのが 『 四年に一度じゃない、一生に一度だ 』 と、来年開催されないかもしれない地方イベントを全力で煽りにかかっている感があってすごく好きです。
ちなみに周辺の細かい話は別の記事にします。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
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