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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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この記事は三題噺です。
アプリで出てきたお題を元に、以下のルールを設けて創作小説を書いています。
・登場人物は全員名無し
・一話読み切り完結
・主人公は男女交互(今回は男性主人公)

上記を踏まえた上で以下からどうぞ。
お題は後書きにあります。
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詰め替え用のパック二種類を手に取り、はて、何が違うんだろうと見比べる。
同じ製品でもどうも効果が違うらしい。しっとりタイプとさっぱりタイプだと。家にあったのは、と容器を思い浮かべてさっぱりタイプをカゴに入れ、しっとりタイプを棚に戻した。
「えーと、後は……あ、ラーメン買っとこう」
買い物メモを見て漏れ落ちがない事を確認しつつ、周りを見渡して美味そうなラーメンに吸い寄せられる。


職場の転勤により、心機一転新しい土地での新生活。今日は日常必需品を買いに来ていた。
栄転……と言われているが、実質は降格だ。
僻地手当だとかで若干給料が上がるが、出世の道は閉ざされる。
と言っても俺が何かやらかした訳ではない。上司との折り合いが悪かった訳でもない。ただ、ちょっと苦手な同僚がいたから逃げた、というのが理由の一つ。

もう一つは、この土地に来たかったから、だ。
俺は表向きしがない会社員だが、副業……というか家業で忍者をやっている。
忍者と言っても黒装束に身を包む事もなければ、水の上を歩く事もできない。
お庭番と言い換えれば少しは分かりやすいだろうか、上役の求めに応じて、望まれた場所、人の情報を足で集めるのが仕事だ。探偵業がやっている浮気調査や尾行みたいなものだと思ってくれてもいい。
俺は苦手な同僚……一つ二つ年上だから一応先輩に当たる上、確か役を任されているから上司に当たるのかもしれないが、直属の上司じゃないから同僚みたいなもんだ。五歳以内の年齢差なんか誤差だ誤差。そいつともう関わらなくて済むし、副業の忍者仕事もやりやすくなるから一石二鳥だ。別にこの会社で出世したいとか全く考えていないし。


「あー、重たい。買い過ぎたなぁ」
買い物を終えて、携帯で道を確認しながら歩いて家へと帰る。新居は確かに僻地だが、職場から近いという理由で選んだ部屋は、前にいた場所よりも買い物が便利だ。
スーパーが七時に閉まるとか冗談だろ。
「遊べる場所が何もないからつまんねえぞ」と上司には散々脅されたが、休日は忍者の報告書きと調査と日用品の買い物で潰れるから遊ぶ場所なんぞ別にいらない。
まあ報告の時、今でもメールでも郵便でも電話でもなく、公共交通機関というか電車やらバスやらを乗り継いでの口頭報告があるからそれに関しては不便だが。
自分の報告内容のどの辺が重要機密なのか理解できない時の方が多いが、二ヶ月経ってから「お? これ俺が調査したやつじゃね?」と思うデカいニュースに遭遇したりするから、上役の判断が正しいんだろうと思って意見も言えないでいる。
やー、株価の大暴落とか見ていて楽しいわー。


家に着くと電話が掛かってくる。GPSで居場所を把握されてんのは知っているんだけど、冷凍ぐらい入れさせてくれ。
「はい、No.248です。何でしょう」
『明日報告の受け取りと指示を出す。場所はNo.444だ』
「分かりました。No.444で報告と指示ですね。いつも通りの時間に伺います」
『待っている』
ぷつりと電話が切れる。こっちの状況を把握しているのかってぐらいの短い電話だった。
だったら先に冷凍と冷蔵ぐらい入れさせてくれと。
電話の受け答えをしながら積み重ねていた冷凍食品と冷蔵食品を、それぞれにまとめて放り込む。
明日が報告って事は今日中に部屋の片付けと準備を完了させねえと、明後日の平日にバタバタする羽目になるな。
「うっし、頑張るか!」
俺は一つ伸びをして部屋の片付けを始めた。





完。
一石二鳥、詰替、栄転でした。
「三題噺 十二」と銘打った記事が二件ある事に今日気づきました……。
もちろん内容は違うのですが。
今更ずらすのも面倒なのでそのままにしますね。
忍者とか特殊な職業、栄転で副業もしやすくなって一石二鳥。降格だけど栄転と呼ばれる。までは発想できたのですが、詰替だけがどうにもならず……。サイトの更新準備をしながら悩んでいたら、買い物に行っているのが思い浮かびました。
男性主人公なので髭剃りフォームとかかなぁ。
降格だけど栄転と呼ばれるというのは、結構昔に新聞か何かで見た、地方だと役員以下でも転勤情報が載るから栄転と冗談半分で言われるという話を思い出したからです。
偽装結婚とかも悩んだのですが、一石二鳥じゃなくて三鳥ぐらいになってしまうので取り消しました。
2023.7/29 和美
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お茶会、何時間放置したのか分かりません……。
が、「待ちくたびれてカビが生えちまったぜ!」と優しい優しい廃棄くんがあああ!しかも3NP。

バラ園は0NPでした……。
ちなみに赤い土管がありました。掠りもしませんでしたがww

クイズ、だいじなでーたは消しちゃ駄目えええ!
ろうそくのほのおも個人的には困るのですが。
(多分怪談百物語だと思う)
はずかしいきおくはその時代があったから今の自分があるんだよと言い訳をry
中二病は不治の病です(真顔)

展示室?そんなもの毎回見逃していますようわあああんっ・゜・(ノД`)・゜・。

7thの進行状況がアップされましたねー。
やりたいなぁ。
前後編なのでしょうか一本完結なのでしょうか。
とりあえずおめでとうレナちゃん!!!(7th主人公)

……真夏のアルバイトシリーズ書こうかなぁw
この記事は三題噺です。
アプリで出てきたお題を元に、以下のルールを設けて創作小説を書いています。
・登場人物は全員名無し
・一話読み切り完結
・主人公は男女交互(今回は女性主人公)

上記を踏まえた上で以下からどうぞ。
お題は後書きにあります。
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高名な刀鍛冶師が亡くなった。現代の名工だの、現代に甦った誰それだの、まあ色々と二つ名がつけられた。
その刀工が、手元に一振りだけ残していたという。
日本刀は現在、「銃砲刀剣類登録証」という許可証と共に保管する事が法律で決められている。
その登録証の日付から、打ち上げられて何年も経っている事が分かったのだ。

遺族から調査をしてほしい、と本体を持って依頼を受けた。
私は、研究所に所属する刀鑑定の研究家だ。とは言っても鑑定は基本的に柄が残っていない古い時代のものが多く、刀工も分かっている現代の刀の鑑定など初めての経験だ。
裕福な生活だったらしい。遺族からそれなりの金を積まれていなければ断っていた。
研究費用は、大事だから。

研究所が依頼を受けてすぐ、遺族はその最後の一振りの事を公表した。
何振りもの刀を打った名工が、たった一振りだけ手元に残していた刀。

刀袋に括り付けられていた登録書類とともに、号が残されていた。
「あい」という。
号は刀の愛称のようなもので、刀工自らがつけることは珍しい。それだけ大切にされていたのか。

号は和紙にひらがなで書かれていたが、「あい」に漢字を当てるなら、もっとも普遍的なのは間違いなく「愛」だろう。
現代の名工が手元に遺した謎めく一振り。

美術品界隈だけではなく、一般報道陣までが研究所に取材に来た。
朝のニュースで見たと親から電話をもらった。連絡が途絶えてしまっていた懐かしい友人から研究所に手紙が来た。あれは最早、大山鳴動と呼んで差し支えないと思う。
大山鳴動して鼠一匹という諺があるが、長曽根虎徹や村正のような知名度を誇る古刀ならさておき、無監査とはいえ現代刀一振りにこれだけ人が騒ぐのか、と専門家の端くれながら驚いた。勉強になった。

「不思議な感じがするな」
鞘から刀を抜き差しした所長が首を傾げる。
「本当にこの鞘はこの刀のために作られたのか?」
お借りします、と言い置いて、私も所長と同様に刀を抜き差ししてみる。
「鞘の方が長いですね?」
私の確認に、ああ、と所長が頷いた。
ほんの一寸もなく六分、メートル法換算で三ミリぐらいだろうか。けれどもその誤差のような僅かな隙間は、鞘に収めた時の手に強烈な違和感を訴えてくる。
六分、日本刀ならちょうど鍔の厚みぐらいの長さだ。
しかし、この刀は打った刀鍛冶の元にあった。一度誰かの手に渡った可能性がないとは言い切れないが、受け取った後に確認のための抜き差しぐらいしているはずだ。鞘と刀身の長さが違うなど、打ち上げた当の刀鍛冶が気づかないなどあり得ない。
「……鍔の厚みが違うとか……ないよな」
「ありませんね。鍔の厚みがほぼ0にならないと……」
所長に言いかけてはたと気づく。
鍔を外したら、どうなる?
二人、無言で目を見合わせた。

詳しくない人には知られていないかもしれないが、日本刀の鍔は交換ができる。
帯剣をしていた時代、武士は季節や場所に合わせて変えるため、刀一振りに対していくつもの鍔を持っていたと聞く。
今ではそんなにコロコロと頻繁に鍔を変える人はいないだろうが、取り外せる構造になっているのは当然、実用から美術品の一種になった今も同じだ。

遺族に連絡を入れ、許可を得て鍔を取り外す。
鍔を抜いた刀は、元々からそうであったかのようにぴたりと鞘に収まった。
「……だから号が『あい』だったんですね」
「ああ」
所長と二人、重い空気が場を支配する。
略称で「あい」と呼ばれる、刀と鞘がちょうどぴったり合う刀が合口。正しくは「合口拵え」と呼ばれるそれは、長くも短くも、鍔のない刀全てを指す。
そして現在、合口拵えは法律によって製造も所持も禁止されている。

これは、日本にあってはならない物なのだ。

研究所からの公表は控える事に決まった。報道陣へは「年単位で研究が必要な事が分かった」と伝えるだけで済む。
遺族にだけ結果を伝える。

現代に許されない拵え。
それでも、打ちたかったのか。誰かに依頼されたのか。
名工最後の一振り「あい」の謎はまだ続く。


完。
お題は刀、あい、大山鳴動でした。
なんか和風?wと思ったのでそのまま和風にしました。時代物のイメージが沸いたのは「魔法少女アイ」(厳密には参)の影響でしょうか。調べてみたら全然和風ではありませんでした。やった事はありません。
大山鳴動は、大きな山がうなりをたてて動く意から、大騒ぎすること。……あんまり騒がれていませんが。
ひらがなの「あい」から二振りを一対として作られたあいのこ作りを想定していたのですが、あいのこってそもそも混血児の事を指すそうで、意味が違うと断念。(差別用語とかは気にしない方向性)
「あい」で色々調べたところ、
https://www.weblio.jp/content/あい
こちらのページの埃(数字の単位)にも心惹かれつつ、隠語辞典の「匕首の略」に決まりました。
合口拵えの刀は実在するそうです。
http://shinanotuba.blog.fc2.com/blog-entry-71.html
刀剣……変な騒ぎが始まる前に見に行きたかった……。
今年初めての三題噺でした。
2023.2/19 和美 2023.2/22追記、修正
ミクシアプリry
「セルフィれすとらん」エリアレベルが17に上がり、コンロ設置上限数が増えました。
今は六台です。

「カフェつく」チケットが溜まったのでガチャを一回やりました。
ハート鍋でした……。

「もふもふガーデン」ジニアの合成に一種類成功。

「はじめようマイバー」コインが回収できるゲーム機って、もしや三時間ぐらいで満タンになるのか?
回収したのが何時かは分からないのですが、あと一時間しないうちに溜まりそうな。

「すしワールド」夏休み特集開始。他店へ行った時の体力回復値が倍になりましたー。

「ぼくのレストラン」豚汁、回鍋肉、から揚げ、沖縄そば、マンゴーワッフル、フライドポテトがレベル上限に達していたので入れ替え。
しかしかなりコンボが崩れたなぁ。考えるのが面倒なので良いのですが。
「ぼくの(略)2」と合わせてランチ登録を忘れました……。
後者はちなみになんかよく分からないイベントが始まっていました。
しかしマイミクさんが全員放置な和美には死角しかなかった。

「姫ジェンヌ」メンテナンスは明日の正午まで……って長い。

「エドニワ」書き忘れていました……w
小判が貯まっていたので念願の建物:お稲荷様(左)と、新しく出ていた牡丹、ご神木を買って設置しました。
エドトモさんがほぼ全員放置状態だなぁ……。人の事言えませんが。
http://www.vocaloid.com/VY1.html

YAMAHAがボカロを出すそうですよ。

つべで二曲聴けるのですが……GUMI+ミクっぽい?
ていうか。


 ま た 女 か よ !

せめて次は男声でありますように。
てゆかキャラ増えすぎだろおまいら……。
そういえば中の人って誰だろう。
ののワかなとか思ったけど声覚えてないしなぁ。
てゆかあれは04だったかw
日付が変わりましたが水曜日の分です。
ミクシアプリry
「ぼくのレストラン」クイズ忘れました……。
激辛料理スクラッチが始まりました。
ガチャも始まったのですがそんな余裕ねえよw

「姫ジェンヌ」引き続き鯖エラーorz
朝に一度できた時点では井戸からスイカが採れるようになり、新課題が来ていました。
早く階級アップ試験を……。そのために姫トレw(ry

「はじめようマイバー」やっぱり携帯からは回復できない。
報告すべきですかね。公式コミュにも全く話題が出てこないのですが。

「セルフィれすとらん」課金ガチャ開始orz
「(略)ちゃんねる」の連動企画になっていたから何かと思ったのにー。
ちなみに(略)ちゃんねるはくじ全て外れでした。
新企画「合体ロボット」が出てきて吹いたwww


ぼそり。
うーん、いつもと違う内容でも、結局ムズカシイ話になるんだなぁ……。
うう。和美のちまい頭ではパーンしちゃいますお。
ただこっちからはなぁ……とこんなところでまで呟く。

一泊二日の旅行まとめ日記でも、と思っていたのですが眠いので明日。
ニュースで「イカタコウイルス」というコンピューターウイルスを報道していたのですが。

ウイルスに感染すると強制終了しても再起動したらアウトという強力なウイルスらしいです。
被害は画像を全てイカタコその他海産物の画像に変えてしまう(差し戻し不可)というもの。

で。
ニュースというのは映像がある訳で。

XPにウイルス感染させた映像でワロタwwww

そのパソコン、使用後はどうしたんだろう……。
あと、上書きされる絵が数種類あるそうで。
イカ、タコ以外に紫色のトゲトゲがあったんですが……あれハリセンボンじゃないの?w
という。
ニュースではウニ?とか言っていたんですが。

しかし絵上手いなぁ。←結論


【追記】
ちなみにこれ、最後が.exeになっているファイルを実行しないと感染しないらしいですね。00000.aiv.exeとか。
……ちゃんと拡張子見ようぜ。
そして未だにWinnyかよwwwwと思ったり。
え、もうCabosとかじゃないの?
ここに来るまで、何百戦しただろう。いや、百や千の数字では収まらないなと考え直す。
それでもこの計算結果を待つ時間は相変わらず苦手だった。
三人が紙を捲る音と電卓を叩く音だけが部屋に響く。
目を彷徨わせるな、計算時間は心理戦だ。と繰り返された師匠の注意が蘇る。計算係を見たくなる両目を盤面の一点に縫い付ける。穴が開くほど見つめた。
電卓を叩く音が止まったような気がする。

ごくりと唾液を飲み下す。
多分、勝っている、はず、だ。
「勝者」
声に応じて顔を上げる。正面にいるのは見慣れた顔だ。
この人との対戦だけでも、百回は下らないかもしれない。それだけの回数を戦ってきた。昔はこんなに対等じゃなかったが。
けれど、緊張は解けない。

総計算係がすっと手を上げる。俺の側だ。
頭の中での計算通り、俺が勝ったという事か。
「……おめでとうございます」
「恐悦至極にございます」
目の前で潔く負けを認め、頭を下げて俺の勝利を祝う人に、師匠、とは言葉に出せなかった。


「決まり手は竜の表札か」
盤面を見ていた師匠が呟くように言う。このまま対戦審議に移行するらしい。
対戦審議というのはどこで勝負が決まったとか、この手が不味かったとか、この札とこの札で迷ったとか、そんな話をする時間だ。
特に計算係が三人もいる公式戦の審議は長い。
今回は師弟対決として注目を集めているから、公式戦の中でもじっくりやってくれるだろう。
大事なのは平等な博愛じゃない。愛好者に対するおもてなしだ。

決まり手……勝負の決定打になったのは、表札として出した竜。
普段は裏札の兎が多いから、俺にしては珍しいだろうか。
「そうですね。表札の決まり手でも公式戦の竜は初めてです」
計算係の同意に記憶を辿る。
……確かに記憶にない。全ての対戦を覚えている訳じゃないが、竜は記憶にない。裏札の鯉は何度か使った覚えがあるけれど。
「四枚の手札を持たせた時から何百戦と戦ってきたが、竜は嫌いだったな。何度も活用しろと注意した覚えがある」
これ、対戦審議じゃなくて審議後の公式会談でする話じゃ。
「そうですね……。裏札の鯉の方がまだ好きですし、竜は何となく苦手意識がありました。……いえ、今もありますが」
何だろう、なんで竜が苦手なんだろう。
気にした事もなかったけれど、強烈な忌避感があった。
何度も注意されて何とか使うようにはなったけれど、それでも苦手意識は治っておらず、活用には程遠い。
公式会談でも聞かれる気がするから、考えておこう。

「麒麟もこのタイミングで使うとは思わなかった」
「そちらも裏の鳳凰と悩みました」
竜の二枚前に出した表札の麒麟。うまく働いてくれれば、と思いながら出したのは覚えている。
「自分は珍しい手札が多かったですが、師匠は表の虎に裏の亀といつも通りでしたね」
俺の珍しい選択は緊張で場に飲まれたのかもしれない。それが今回はたまたまうまくはまっただけだ。
何百戦も負けた相手からたった一勝を拾えたが、平常心を失わない師匠が今も羨ましい。
「う、ん……。虎と狸は悩んだな」
「ああ、この時に虎ではなく狸だったら怪しかったでしょうか」
「そうなったら竜か麒麟でももう少しもつれ込んだかもしれませんね」
「そうだな。お前はこの時、蜥蜴よりも孔雀か鶴の方が良かったんじゃないか?」
「亀は候補に上げましたが、孔雀は思い浮かびませんでした」

師匠と俺の審議。
なんだか毎週指導教室に通っていた時のような変な気分になってきたが、それを打ち消す、計算係という三人の異分子。
懐かしくはなれない、俺と師匠の立場。

それにしても、と俺は溜め息を吐きそうになる。
師匠にはいつか公式戦で勝ちたい、と思っていたが、いざ勝ってみると何だか手を抜かれた気分がするのは複雑だ。
師匠もずっと挑戦している称号戦だから、絶対に手を抜いていないと頭では分かりきっているけれども。
私的な対戦では絶対に指導戦のようになってしまうと思っていたから、公式戦での勝利を目標にしていたのに。
理屈じゃない。感情が追いつかないのだ。

きっと師匠のような腕前だと、自分で思っていないからだ。
運も実力のうちというけれど、今回の一戦では運が良過ぎた。
だからだ。

「ありがとうございました」
対戦審議を終えて、俺たちは互いに頭を下げた。



完。
表札、竜、恐悦至極でした。
恐悦至極ってこんな字書くんだー←と思ってしまいました。
表札(ひょうさつ)と読んでしまうと「竜」という珍名さんの苗字しか思い浮かばず、個人名を設定しないという三題噺シリーズの独自ルールに反するのでやめました。(……一般住宅に一匹で住む竜って話でも面白かったかもしれませんね)
結局、(おもてふだ)と読んで将棋から着想した架空のカードゲームを捏造。
敬意をもって礼儀正しく喜ぶ状況……となるとやっぱり瑞獣の竜か。という事で、慣用句から裏面は蛇や飛車も悩んで鯉にしました。
竜以外のカードは鯉、蛇、蜥蜴、鶴、鳳凰、亀、兎、虎、狐、狸、麒麟、孔雀辺りです。他にもあるかもしれません。
花札のように役を作って点数を計算するゲームだと思っていましたが、相手が出した手札を見ながら出す順番を決めるので、UNOのように前に出された他のカードによって次に出すカードを選ぶ要素もありそうです。
公式戦なので、このカードゲームだけで生きていける程には賞金が出る模様。
……いつかカードゲームを作りたいなと画策していた頃があったのですが、どうにかしてルール制定してみたい次第。
2022.10/8 和美
展示室午後は実写猫。
手前の葉っぱが怪しげな物に見えました……w
更新時間変わってから午前中分のチェックがし辛いですね。
前のに戻して欲しいです……。

お茶会にはビルが一人でした。
招待状を送ってからずっと放置していたからですね(汗)
次は伝書鳩。

クイズは雪乃のでしょうか。
二人でお茶をする辺りかなぁと勝手に思っています。

バラ園は右端を選んだら1NPでした(´・ω・`)

クイズはビルin廃ビルですね。
様々な物を勧めまくるギャグ漫画を思い出しましたww

12:55"24から時間変更しました。
ミクシアプリry
「ぼくのレストラン」レベル24になりました。

「はじめようマイバー」鯖に繋がらないので回復できません……。
ログインプレゼントとルーレットは出来ましたが。

「姫ジェンヌ」システムメンテナンスで四日まで使えません……。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
紹介:
更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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