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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 漫画・アニメ・ゲーム・小説 > アリスSOSの話
アリスSOS
兵庫県立美術館で開催された 『 不思議の国のアリス 』 展から離れて、最初に好きになった 『 不思議の国のアリス 』 の派生作品の話です。
こんにちは、和美です。
今回はアニメ 『 アリスSOS 』 と原作と、原作者の話です。

【目次】

  1. 初めに
  2. アリスSOS
  3. 原作シリーズ
  4. 訃報
  5. 未完の話と設定

1. 初めに

参考リンク不思議の国のアリス展
上記の感想記事で触れた通り、和美が最初に好きになったアリス作品はアニメ 『 アリスSOS 』 です。
むしろこの作品がなければ、不思議の国にも興味を持たなかったかもしれません。
アニメをきっかけに、色々と手を出しました。

2. アリスSOSとは

アニメ 『 アリスSOS 』は、金曜日を除く平日月曜日から木曜日までの六時から放送された子供向け番組『 天才てれびくん 』 の中にあった、一回十分、一週間で一本になるアニメです。
翌年に同じ枠で放送された 『 アリス探偵局 』 とは何の関係もありません。
主題歌はアリス役ともう一人の声優さんがカバーした、原曲はピンクレディの 「SOS!」です。( 一番のみ )
OPの演出は誰だったか、今や割と有名になったアニメ監督らしいですね。

『 天才てれびくん 』内別コーナー、てれび戦士( 番組出演者 )が声優に挑戦する回では、当時放送中のアニメ作品 『 スージーちゃんとマービー 』 を差し置いて、なぜかアリスSOSの一話が使用されました。
指導役はばいきんまんやニャンちゅうの声優さんでしたが、『 アリスSOS 』 のレギュラーキャラクターは担当していなかったは、ず ……。
『 天才てれびくん 』シリーズ( 当時はワイド ) の十周年記念でアニメが再放送された時に一話を除き全て録画。
それから三年か四年経って、突然DVD-BOXが発売されたので買いました。

3. 原作シリーズ

一年間のアニメ放送後、中学校の図書室にあった、原作であるライトノベルのシリーズにも手を出しました。
中原 涼先生が講談社ティーンズハート文庫で書かれた小説で、数冊だけ新刊で手に入れ、古本で何冊か読みました。
地元の図書館にも数冊だけあった記憶があります。

原作は完結しないまま別シリーズの新作が一冊発売、その後、全く新作が出なくなり、ティーンズハート文庫自体もなくなりました。
既刊シリーズはホワイトハート文庫に移る、と発表された覚えがありますが、一度も出ていません。

4. 訃報

忘れな草
今年の五月十一日、何となく思い出したライトノベルを、粗筋だけを頼りに探していたら、Wikipediaで訃報を知りました。
二〇一三年頃に亡くなったそうです。
ティーンズハート文庫を発売していた講談社側も把握しておらず、郵便物が戻って来るので困っていたんだとか。
Wikipediaにリンクされていた情報元によると、中原 涼先生の著作のうち、二冊だけ発売した別の出版社から情報を得たそうです。

5. 未完の話と設定

アニメ版は原作を参考にしつつ、全く違う内容で終わっていましたが、完結するとしたらどんな話だったのか、何も解決しないままなのでショックでした。

原作の翔野 鋭一郎くんは、父親が外交官らしいという設定だけが出てきていましたが、アリスを誘拐した理由と方法が知りたかったです。
西村くんは元から不思議キャラなので、アニメ版と同じく何も設定されていなくても疑問に思いませんが ……。

胸キュンペア( 主役四人の原作での呼び方 )の中心であるタカシは、ひろみにちゃんと告白する事はあったのか、ひろみの気持ちはどうだったのか。
アニメの最終回でトシオはゆかりに事実上振られていましたが、原作では交際している認識はあったのでしょうか。

原作の最初の方は恋愛描写が多めだったので、古本で残っている事を信じてまた探してみようかなとは思いましたが、原作者側が設定した 「 最終回 」 が見られなかったのは初めてなのでショックです。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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