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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > 金曜日:北斎
三軒続けてどうぞ☆
まずは一軒目天王寺です。

何気に今年二回目……だったはずです。
(一回目は記事書いてないけどG.W.in東京)

天王寺の美術館で来月頭まで開催されているので行きました。
そういえば天王寺公園って夜にイルミネーションもやっているのだよな。

行きやすい場所にある割には惹かれる内容がなくて、ここの美術館は十年振りぐらいの勢いです。
最後に行ったの、円山応挙かなぁ……。
何となく日本画が多い印象があります。

約一週間毎に展示替えがあるらしく、行ったのは四週目です。
期間短いくせに六回も展示替えすんなwwww

最初は阿蘭陀画鏡のシリーズが良い感じでした。
北斎本人もすごい人だとは思いますが、その原画を版画にする職人ももっと評価されるべきだと思うの……。

重要文化財の潮干狩図は洋風中国風和風を取り混ぜて描いた肉筆画、なのですが。
遠くに白い頭だけが見える富士山が富士山に見えない……。
山があったら全て富士山なのかよ、とそろそろ突っ込みたくなります。

あと、ボストン美術館展でもちょろっと似たような事を描きましたが、名前を変えて画風も変わっていく絵を同一人物だと言い切るその神経が分かりません><

次が東海道五十三次。
「宮」って絵が良かったというメモは残っているのですが、詳細不明←

冨嶽三十六景。
山下白雨という絵で、右下に赤っぽい謎の模様があるのですが。
隣の人が驚嘆しながら「山の下は雨が降っててな、これ雷やで」と言っているのを聞くまで全く分かりませんでした。
山の上と下で天気が変わる程高いって事か。
「甲州石班沢」みたいな、下界と隔絶された霊山として描かれている絵が好きです。
気軽に登るとこじゃないでしょ。


他は……名橋奇覧懐かしす。
肉筆画の四枚セットが一番綺麗でした。
しかし解説ガイドの番号表示場所と実際の解説内容がバラバラでぶっちゃけイラッ★としました。
順路は左から右なのに、右から左に解説しなかったか今。

北斎漫画がありました。
弟子に渡す手本として「漫然と描いた絵」って意味らしいです。
手本ってあんな細かい絵を見て写すだけで上手くなるものなのか……。
いや模写は一番上達するらしいですが。

北斎に影響を受けた絵師。
女性とかいたんだ……。
優雅な絵を描く人が北斎に入門して勇壮さも出てきたという解説があったのですが……ヨクワカラン。

最後に美人画。
重要文化財に指定されている「夜鷹」って絵はやっぱり綺麗だったのですが、あんまり同じ人の絵には見えないよなぁ。
肉筆画の目玉よりそっちの方が好きです。
……ところで。
あの帯の形は現代実際に再現できるのでしょうか。
やけに複雑かつ派手な結び方をしているのです。

以上かな?
絵葉書は六枚セット五種類で全種類揃ったのが良かったです。
図録重い。


添付はお昼ご飯です。
駅上の改装が終わっていたので行きたかったのですが……そんな時間はなかった\(^O^)/



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書いている人:七海 和美
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