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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > ゴジラ絵師三人展
ゴジライラストレーター

実は特撮が好きです。
こんにちは、和美です。
今更ながら、2018年末にルーベンス展と一緒に行った、ゴジラ絵師三人展の感想です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. イラストレーター三人
  3. 感想
  4. 図録と怪獣の描き方

1. きっかけ

ピーテル・パウル・ルーベンスの特別展が東京限定で開催されたので、十二月十日、夜行バスで行きました。
同時期にムンク、ボナールも特別展を開催中だったので、どこに行こうが悩んでいたのですが。
夜行バスの寝不足で体調不良のため、どちらも諦めて、池袋PARCOで開催されていたゴジラ展だけ行ってきました。
ルーベンスは好きなのですが、特別展はイマイチだったので感想記事はありません。
ムンクは後日改めて行きましたが、感想記事は書いていません。

2. イラストレーター三人

正式な特別展の題名は、『 Godzilla Generation 3 Illustrators ー 咆哮 ー』です。
ゴジラの原画を担当された三人のイラストレーター生頼おうらい 範義のりよし、開田 裕治先生、西田 伸司先生の原画が展示されていました。

生頼 範義先生はデストロイアまで の平成vsシリーズと最終作:ゴジラファイナルウォーズのポスター絵を担当。
和美が一番好きな方で、過去にも特別展を見に行った事があります。( 過去記事ありません )

開田 裕治先生は、生頼先生が描かれた絵を元に、子供向けおもちゃのためのコミカルな絵を担当されていました。
映画館のグッズ売り場でよく見た印象があります。
入場特典のグッズも担当されていたかもしれません。

西田 伸司先生は、今回初めて知りましたがデストロイアの後に上映された平成ゴジラ『 ゴジラ vs メカゴジラ 』のメカゴジラ:機龍きりゅうのデザインを担当されたとの事。
脚本のお陰か、過去のメカゴジラとは全く違うキャラクター設定で驚いた思い出が蘇ります。
…… 心を持ったロボットって、時代の流れでしょうか。

3. 感想

生頼 範義先生の金子監督版、平成ゴジラの偽ポスターがあって嬉しかったです。
平成版メカゴジラこと機龍のデザインを手掛けた、西川先生の生原画サイン会が開催されていたのですが、整理券配布終了後だったらしくて残念です。
vs デストロイア以後の平成ゴジラシリーズでは、『 ゴジラ vs メカゴジラ 』が一番好きだったのですけれども。

庵野監督によるシン・ゴジラも、アメリカ版新ゴジラも、虚淵うろぶち氏が脚本を担当したアニメ版ゴジラも、見ていないので見た方が良いんだろうけど ……。のまま放置しています。
先日、ゴジラ中心特撮とアメコミ映画が大好きな大学の友人が、ネタバレ感想でシン・ゴジラが嫌いと書いていて驚きました。

西田先生は生原画サイン色紙が別に販売されていて、『 見ざる、聞かざる、言わざる 』 をゴジラに置き換えたパロディがすごく可愛かったです。
残念ながら完売でしたが ……。

4. 図録と怪獣の描き方

商業ビルの片隅のイベントスペースで開催された、入場無料の特別展でしたが、図録が発行されていたので買いました。

怪獣絵の描き方の本があったので、買わずに立ち読みだけしたのですが。
( 参考書は買って満足するタイプです )

コクーンタワー( 新宿にあるデザイン学校?の校舎 )やスカイツリーなど、「 映画で壊すな 」と言われる建物が増えてきたそうです。
原因がデザインを手掛けた建築家が存命だからなのか、うるさい利権絡みなのかは知りませんが。
( 東京は映画ロケの許可が下りない事で有名 )
特徴的な建物は、舞台になっている場所が簡単に特定できる上、知っている場所が出て来る事で現実と繋がっている雰囲気が味わえて便利なのですよ。
ゴジラシリーズだと、平成vsシリーズの『 ゴジラ vs モスラ 』 で、幼虫モスラが繭を作った国会議事堂が分かりやすいでしょうか。

建物が崩壊する場面の描き方では、「 好きな建物だったので、取り壊される前にスケッチしに行きました 」との解説もあり、日本人は建物も文化財も大事にできないんだなぁ、と思いました。
有名な建物だと、中銀カプセルタワーは残りそうかな、と何となく思っていますけれども。

追記:今検索したら、名古屋PARCOで2019年三月に巡回展があったそうです。
……大阪……には……来ないかなぁ……。原画色紙が再販されたら欲しいです。
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