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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > ボルタンスキー展

SNSで知り合った美術館好きな人から誘われて、三月二十四日の日曜日に国立国際美術館で開催されていたボルタンスキー展に行ってきました。
こんにちは、和美です。
そんなきっかけから始まる美術館鑑賞記事です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 国立国際美術館
  3. 特別展の感想
  4. コレクション展の感想

1. きっかけ

美術館好きな人から「また美術館行きましょー!」「今だったら何やっていますか?」と聞かれて、自分でメモを取っていた候補から四つ挙げました。
  • 超絶技巧(彫刻):あべのハルカス
  • 現代アート(ボルタンスキー) :国立国際美術館
  • フェルメール:大阪市立美術館
  • 切り絵(久保 修):京都伊勢丹
仕事を辞める予定だったので、フェルメールは四月にある有給休暇消化中の平日の方が良いかな?と送ったらボルタンスキーに決まりました。
ちなみに上記四つのうち、フェルメール以外は全て行き損ねました ……。

2. 国立国際美術館

国立国際美術館は現代アートを専門にしている美術館です。
たまに近世ぐらいの特別展などもありますが。
全く知らないけど、何となく面白そうだから行ってみたいな、と思う特別展が多い印象です。
ボルタンスキーの前に開催されていた 『 ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代 』 も興味はあったのに行けないまま終わってしまいました。

3. 特別展の感想

会場が全般的に暗くて見辛かったのですが、HPや他の人の感想を読んで気になっていた ≪ 心臓音 ≫ は良かったです。
作者本人の心臓音を流しながら、その音に合わせて電球が明滅する光景がなかなかに幻想的でした。
他は、作者が生きてきた秒数を数え続ける ≪ 最後の時 ≫。


特別展の開催日数の二倍の電球があり、午前に一つ、午後に一つずつ消えていく ≪ 黄昏 ≫ も良かったです。


東京で先に特別展の開催があり、大阪は巡回なのですが。
大阪では二作品が非展示、展示番号と展示順が全く一致しないという点は残念でした ……。

国立国際美術館はよく行きますし、現代アートも興味だけはあるのですが、理解力が足りないなと痛感する事が多いです。
自覚があるので今回も音声ガイドを借りたら「 この作品にはそんな意味が込められていたのか 」と驚く事が何度もありました。


ポスターに使われていた作品 ≪ モニュメント ≫ も、一見幻想的ですが、よく見ると子供の写真が祭壇のようなところで飾られていて、ユダヤ教の迫害をモチーフにしているので、副題の「 Lifetime 」(一生)を思い浮かべました。

一緒に行った人は、空き地に鈴を並べた作品の記録映像(作品名失念)が気に入ったそうで「もうずっとあの空間にいたかったです!」と力説されました。

図録が高額な上にISBNがついた一般書籍だったので悩んだのですが結局買いませんでした。
普通の本なら、美術館よりポイントが貯まる本屋さんで買った方が得ですしね。

4. コレクション展


コレクション展は 『 見えないもののイメージ 』 という副題で、相変わらずよく分からないなーと思った記憶だけが残っています ……。
前にも見た、ウォーホルの ≪ マドンナ ≫ があった事と、日高理恵子の ≪ 樹を見上げて Ⅴ ≫ という下から見上げた木の絵が綺麗だったのは覚えています。

お昼前に見終わったので、近くの喫茶店でお昼ご飯を一緒に食べて終わりです。


この後、近くにある中之島香雪美術館で急遽別の特別展を見ました。
感想記事:明恵上人の夢と高山寺
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
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