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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > 奈良市杉岡華邨書道美術館に行きました
五月三十一日、用事で奈良に行ったついでに、ずっと気になっていた奈良市 杉岡華邨 記念書道美術館に行きました。
こんにちは、和美です。
今回は特別展『 殿村 藍田ゆかりの書家展 』と常設展の感想記事です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 奈良市 杉岡華邨 記念書道美術館
  3. 特別展の感想
  4. 常設展の感想

1. きっかけ

杉岡華邨美術館入り口
二年ほど奈良市郊外に住んでおり、買い物や外出の帰りに近鉄奈良駅の周辺を歩くと、色々と美術館や観光施設があります。
中でも、駅から家までの帰り道の途中にある、奈良市 杉岡華邨 記念書道美術館が気になっていました。

書道の良さが全く分からないので行きそびれていたのですが、ちょうど開催中の特別展のポスターが、絵の横に賛のような文字が書かれた掛け軸だったのでつられてしまいました。

2. 奈良市 杉岡華邨 記念書道美術館

杉岡華邨の胸像
奈良市 杉岡華邨 記念書道美術館は、奈良市に住んでいた書道家:杉岡 華邨かそんの存命中に作られた、書道専門の美術館です。
初代館長も務めたそう。
奈良万葉博物館の石碑の文字も揮毫したそうです。

3. 特別展の感想

殿村藍田ポスター
今回の特別展は『 殿村 藍田ゆかりの書家展 』です。
参考作品として展示されていた、藍田らんでん本人の絵 + 書一作品以外に絵画要素は何一つありませんでした ……。
展示品は、殿村 藍田の直接の教え子二十一人から一作ずつ書き下ろしてもらった新作のようです。
無料の展示会ではよく見ますが、有料の特別展で、作家本人のコメントが寄せられているのは珍しいですね。

4. 常設展

二階建ての建物の二階が杉岡 華邨の作品を展示する常設展の会場です。
常設展用の入口に、挨拶のような紹介文が掲示されていまして。
展示作品の説明も紹介文に書いてあり、室内の作品と往復しながら見る羽目になりました。
ちなみに和美は知識も美的感覚も足りないので、説明を読んで作品を見てもよく分かりませんでした ……。
書を見た時に、流麗や立体的や絵画的などと感じられる感性が欲しいですね。

5. ミュージアムショップ

ミュージアムショップという程大きくもありませんが、小さな美術館なのに、受付にしっかりと特別展の図録と所蔵品の絵葉書があって驚きました。
各地の美術館と博物館は見習ってほしいです。
所蔵品の絵葉書は、どれが展示されていた作品なのか見分けがつかなかったので諦めて、図録だけ買いました。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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