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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > フェルメール展in大阪
フェルメール展看板
四月下旬の平日に行く予定が、諸般の事情により休めませんでした。
こんにちは、和美です。
五月十日に行った、大阪市立美術館のフェルメール展の感想記事です。

【目次】

  1. フェルメール展
  2. コレクション展
  3. 次回開催
  4. 現代パステル協会関西展
  5. 水彩連盟展大阪展

1. フェルメール展感想

フェルメール展看板
東京で先に開催され、巡回で大阪に来た特別展です。
フェルメール展と名乗ってはいますが、フェルメールと同時期に活躍した同じオランダの画家の作品も多かったです。
感想。
大阪会場で非出品のため作品目録から飛んでいる番号が全部フェルメールで、 ≪ 真珠の首飾りの女 ≫ も ≪ 牛乳を注ぐ女 ≫ もありませんでした。
≪ 真珠の首飾りの女 ≫ は過去に東京まで見に行きましたが、 ≪ 牛乳を注ぐ女 ≫ は本物を見た事がなかったのでショックです。
大阪初出品を名乗る ≪ 手紙を書く女 ≫ は京都に出ていたので、その煽り文句はどうなのかと思いました。
参考リンク:ベルリン美術館展
≪ 真珠の首飾りの女 ≫ 鑑賞記事。
≪ 手紙を書く女 ≫ は古いため鑑賞記事ありません。

ちなみに ≪ 手紙を書く女 ≫ は和美が多分本物を初めて見たフェルメール作品です。
ミュージアムショップも好みのグッズがなく、その上非出品の作品のグッズがありました ……。
そこのおばはん、恐らく東京で見たのでしょうが、≪ 真珠の首飾りの女 ≫ は大阪非出品ですよ。

大阪初出品の ≪ 手紙を書く女 ≫ も初来日の ≪ 取り持ち女 ≫ も好きではないのでフェルメール展としてはハズレでしたが、ハブリエル・メツーの ≪ 手紙を書く男 ≫ が格好良かったので幸せです。
対になっている ≪ 手紙を読む女 ≫ は今一つでしたが ……。
あとヘラルト・ダウの ≪ 本を読む老女 ≫ も、本物は良かったのですが、絵葉書が別物に見える …… と思いながら買いました。
( 残念ながらよくある現象です )

フェルメールの絵葉書は、兵庫県で開催されていた複製原画展で、盗まれたまま現在も行方不明の一作を含む全種類をセットで買った記憶があります。

2. コレクション展感想

コレクション展看板
コレクション展は中国絵画と仏像でした。
仏像はさっぱり分からないので、感想は中国絵画のみ。

中国絵画を初めてしっかり見た和泉市 久保惣 美術館の印象からか、ピンクの牡丹をイメージしてしまいます。
参考リンク: 中国近代絵画の魅力 展

今回も画家の名前は覚えられませんが、すごく綺麗でした。
どこかで中国の画家の特別展やってくれないかなぁ。
しかし一階のフェルメール展との人数の差が「美術好き」と「ミーハー」の違いだと思いました。
図録も何もないので、気に入った作品名と画家の名前を書いておきます。
≪ 花鳥図冊 ≫ 高其
罌粟けし図 ≫ 王武:添付写真の絵

3. 次回開催

次は浮世絵らしいので行かない予定です。
浮世絵はあんまり興味ない割にはあちこちで見ているので、さすがに良いかなと思います。
…… 時間があったら行くかもしれません。

4. 現代パステル協会関西展

現代パステル協会関西展

地下展示場で 『 現代パステル協会関西展 』と書いてあったので、ついでに見ました。
今回は第三十一回目だそう。
無名画家の公募展なのに有料開催というのは驚きましたが、なかなか綺麗な作品が多くて良かったです。
写真撮影ができるので、気に入った作品を撮っていたら、途中でデジカメの容量がなくなってしまい、慌てて整理しました。
一度も削除した事がなかったのですが、手ブレした写真も残っていました。
添付は奥村 陽三郎 ≪ 影 ≫ です。
…… パステルってすごいですね。

5. 水彩連盟展 大阪巡回展

水彩連盟展チラシ
同じく地下展示場、『 現代パステル協会関西展 』の隣で開催されていた、『 水彩連盟展 大阪巡回展 』 の感想です。
こちらも無名画家の公募展を有料開催です。
水彩の定義が分からなくなる作品ばかりだったのですが、次回募集要項を読む限り、「 水彩 」 絵の具ではなく 「 水溶性 」 絵の具らしいので、アクリル絵の具やポスターカラーなども混ざっているようですね。
「 図録があるなら写真撮らなくて良いやー」 と思っていたら、図録が五回分まとめてしか出ないそうです。
今回は七十八回目なので、次は八十回の時に出るそう。
二年後でしょうか。

会場が撮影禁止だったので、添付は次回募集要項のチラシより、すごく綺麗だった髙沢 郁子の作品です。
前回の作品なのか、今回出品されていた絵とは少し違います。
雰囲気が全く同じだったので連作かもしれませんね。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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