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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > 美術鑑賞:禅展
……モネ展ルノワール展を含めてあちこち行っているのに、記事を全く書かなくなりました……。
京都国立博物館で開催中の「禅展」に行きました。和美です。

ずっと興味のあった、兵庫県立美術館の富岡鉄斎展を、就職と引っ越しの忙しさで逃してしまって落ち込んでいたのですが……禅展は何とか行けました。

最終日ですが。
来週五月二十九日を最終日を迎える、明石市立文化博物館で開催中の「生頼範義展」と併せて行こうと思い立ちまして。
七時半の電車に乗れば、九時半の開館に間に合う!(多分ロクでもなく混むし無駄に待たされるし)と計算していたのですが……結局三十分ほど遅れて家を出ました……。

が、最終日にも関わらず入場列が全くなく……驚きました。
入場列に並ぶのはもちろん嫌いですが、会場である国立博物館は、いつも係員が案内もせず、列を綺麗に並ばせようともしないので、なるべく待ちたくなかったのです。
すぐ後ろに入場されたおばさまと、展示館に行く途中まで愚痴り合ってしまいました。
特別展で混雑するのは、この京都国立博物館と京都市立美術館ぐらいなのです。
そして係員の対応が悪いのは国立だけです。
(市立美術館はチケットの売り方がおかしい)

展示品。
慧可断臂図の話に驚きました。
入門の意思を告げても拒絶されたため、片腕を切り落としたそうです。
……ヤンデレ?(多分違う)

禅宗の基本経……なのかな?の般若心経の一部が、浄土真宗の基本経である浄土三部経の一冊、仏説阿弥陀経と一部が同じで驚きました。
おお、読めるぞ。

大体の絵が顔は薄めの色、衣装はくっきりした線で描かれていて不思議でした。
あと達磨仏とも呼ばれていますが、古代インドに実在した人なのですよね……。
達磨座像は、顔がほぼ実物大なのに身体がやけに小さい事に気付いたり。

雪舟が出てきた事に驚いたり。

元々禅宗のお坊さんだった人が還俗して職業絵師になったという解説にあれー?と思ったり。
他宗・他国で見られない禅画最大の特徴は、職業絵師と同等の画力を持った高僧が絵を描いている点だと聞いた事があったのです。

そうそう、絵は綺麗だとか好みだとか思うのですが、文字(墨跡)はさっぱり理解不能です。
解説によるとものすごく上手い人、らしい讃や書でも、大体下手だなぁと感じてしまいます……。
あと焼き物も理解不能です。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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