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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 勉強記録 > ITパスポートの勉強:令和四年春季版に挑戦しました
ITパスポートの勉強
こんにちは、和美です。
今回は、四度目の正直 …… にはならなさそうな予感が既にしています、久々ITパスポートの勉強記事です。
和美の知識の都合上、とても長いです。一万一千字を超えました。
受験途中はシラバス6.0多い。と思っていましたが、解説を読んでみるとそんな事はありませんでした。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 現状
  3. PCI DSS
  4. XP
  5. 文書成形
  6. ステークホルダ
  7. PoCとSoR
  8. NDA
  9. SCM
  10. DevOps
  11. クラウドファンディング
  12. ブルートフォース攻撃
  13. サイバーキルチェーン
  14. リグレッションテスト
  15. 帰納法と演繹法
  16. 関係データベース
  17. 情報セキュリティの三要素
  18. QRコード
  19. マイナンバー
  20. インキュベーション
  21. 要配慮個人情報
  22. テレマティクス
  23. ファシリティマネジメント
  24. アダプティブラーニング
  25. アンチパスバック
  26. BLE
  27. IPアドレス
  28. 公開鍵暗号方式
  29. マッシュアップ
  30. ファイアウォール
  31. インシデント管理
  32. 情報セキュリティ監査
  33. 最終結果と分析

1. きっかけ

かれこれ一年三ヶ月程に及んだ静岡への長期出張滞在を終えて、一ヶ月暇になりました。
四度目の静岡リターンズをお断りしたら四月から大阪でリモートワークが決まったので一安心しています。
その一ヶ月間にやる事を考えていたら、ワクチン接種予約と共に 「 あれ、朝からITパスポートを受験して昼からワクチンを受けたらいいのでは 」 と思い立ちました。
ワクチン接種日当日と翌日なら有給休暇ではない接種休暇が取れますし、平日ならITパスポートも予約が取りやすいですしね。そんな勉強再開理由です。
静岡県の滞在地も受験会場は割と近かったのですが、休日にだらける癖がついてしまったので結局そのままです。
なお当初計画していた上記「ITパスポートを受験してからワクチン接種」は無理だったので諦めています。

ずっと放置していたIT系のメールマガジンを読んでいたら、知らない用語が山ほど出てきたというのが直接的な原因ですが。
世界的に甚大な被害を出しているEmotetエモテットも未だによく分かっていません。改めて調べたところ、ウイルスへの感染を狙う攻撃メールだそうです。
参考リンク:Emotetと呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて:情報処理推進機構

2. 現状

参考リンク:ITパスポート試験ドットコム
こちらにある過去問道場で、最新の令和四年春期に挑戦してみました。
試験は合計百問で千点満点、三分野で各三百点以上かつ合計六百点が合格条件ですが、他の試験とは違って過去問がそのまま出てくる事は少ないので、掲示板の情報によると過去問はおよそ九割が合格の目安になるようです。
前回の勉強時点でシラバス( ITパスポートの試験範囲の事 )5.0の新規用語を確認中だったのですが、現在既に6.0が公開・適用開始しているそうで ……。

令和四年春期の過去問受験中に知らない単語が頻出しているので、まとめてみた一覧です。
解説はITパスポート試験ドットコム内にある用語辞典と、解答後にある説明から掻い摘んで引用。
憧れの情報処理技術者試験は、一体いつ。( 専門学校の時、先生に参考書をお勧めされてから受験したいと思っています。合格したら会社からお祝い金が出るそう )

3. PCI DSS

PCI DSS( Payment Card Industry Data Security Standard )は、クレジットカード情報保護のための国際セキュリティ基準。
…… だから私は英字三文字の略語が嫌いだと。
分野はテクノロジ系の重要度は星一つ。見覚えがありませんでしたが、シラバス5.0からの追加分だそうです。
Sがセキュリティ、Cがカードかなと思ったら当たりました。

4. XP

OSのバージョンではありません。「 エクストリームプログラミング 」 の略だそうです。
要求の変化に対応した高品質のソフトウェアを短いサイクルでリリースする、アジャイル開発の一種、なのですが、一種というよりアジャイル開発の先駆けだそうです。
説明を読んだら、叩き台を早期に開発し、短いサイクルで頻繁にテストとリリースを繰り返す、というのがアジャイル開発に似ているなあと思っていたのです。
…… トヨタの開発部門は試作車を一台も作らずに新車を作り上げた事があるそうですよ。と先日読み返したニュース記事( ハチロク誕生秘話 )を思い出しました。
新規範囲かと思いましたが用語集に注記がなく、内容からしても4.1以前に追加されたはず。マネジメント系の星一つです。

5. 文書成形

用語辞典に載っていなかったので重要度は不明です。テクノロジ系。
改行後の先頭文字が,指定した文字数分だけ右へ移動するのはオートインデント機能。
文頭の英字が小文字から大文字に変換されるのはキャピタライズ処理。
終鍵括弧や句読点が文頭に来ない禁則処理は正解しましたが、他の選択肢である均等割り付け以外は名前を知りませんでした。
他にも\えん$ドルユーロ、単価を表す@、〒、数字を表す#の記号は文頭につくので行末に来ないようになっているそう。

6. ステークホルダ

ステークホルダは利害関係者なのですが、簿記だかネットニュースだかで株主を指す用語として覚えてしまった気がします。節子、違う、それ 「 ストックホルダ 」 や。
株主・経営者・従業員・顧客・取引先の他、金融機関、行政機関、各種団体など、全ての利害関係者を統括する言葉だそう。
横文字が嫌いです。日本語で書け。と『「 分かりそう 」 で 「 分からない 」 でも 「 分かった 」 気になれるIT用語辞典』の運営の方も書いていらっしゃいます。
ストラテジ系の星一つ。
「 stake 」 は杭、賭け、博打、資金などを人に提供する、利害関係の意味だそう。

7. PoCとSoR

PoC(Proof of Concept)は、新しい概念や理論、原理を実証するために行われる小規模な実現や研究的な実験。
SoR(Systems of Record)はITシステムをその目的で分類した概念で、ビジネス上のデータを正確に記録することを主眼とするシステム。旧来からある基幹系システム(統合基幹システムなど)などを指す。
「 企業内の経営資源を統合的に管理し、最適化することで効率的な経営活動を実現するための手法はどれか 」 という感じの設問でした。
両方ともストラテジ系。

PoCは試験導入だと分かりましたが、SoRは …… 具体例を調べてもMicrosoft Dynamics AX、奉行VERPなど、有名どころでも全く分からなかったので馴染みがありません。
参考リンク1:ERPとは? IT部門が教える絶対におさえておくべきERPの全知識:IT Koala Navi.

更に調べたところ、別サイトの比較ページ内に、自社で導入されている死ぬほど使いにくくて重い勤怠管理・経費申請システムやCMで見たことのあるシステムが挙がっていました。
参考リンク2:【2023年最新】ERPを分かりやすく比較!対象企業規模や導入形態別に紹介34選:ITトレンド

8. NDA

NDA(Non Disclosure Agreement)は、守秘義務契約もしくは秘密保持契約。
略語は頭文字が何の意味なのかから推定しているのですが、適当な直訳で開示してはいけない合意って意味不明です。
英語は苦手な上に、IT系のカタカナは英検一級の範囲が多いので確証はありませんが、秘密ならSecretやSecurity辺りが入っていそうだと思いました。
守秘義務で英訳するとConfidentiality、秘密保持でもConfidential natureやMaintenance of confidentialityとか、Maintenance of Secrecyとなり、どれにしても英訳( 和訳?)がおかしいです。
英字三文字の略語がただでさえ無駄に多いのに、頓珍漢な英語を出さないでほしいです。
ITパスポートには古くから出てくる単語ですが、用語辞典には 「 守秘義務契約 」 と日本語で載っていました。謎。
ストラテジ系星二つです。

9. SCM

SCM(Supply Chain Management)も上記NDAと同じくITパスポートには古くから出てくる単語ですが、もう忘れました。
ストラテジ系星三つ。
生産から消費までの情報を他社と共有して商品や情報の流れを最適化し、高収益をもたらす管理手法だそう。
「 SCMの導入効果として最も適切なものはどれか 」 という設問だったはずです。

10. DevOpsデブオプス

「 デブオプス 」 と読むそうです。
開発を意味する Developmentと運用を意味する Operations を組み合わせた造語で、開発チームと運用チームが緊密に協力・連携し、自動化ツールなどを活用して柔軟かつ迅速に開発を進めるソフトウェア開発手法。
…… 軽微な修正は運用・保守で行われるのに開発と運用が切り離されていると割と問題があると思うのですが、カスタマイズできるパッケージソフトを導入するようなものでしょうか。
開発の大半がそのまま運用に関わることになった一件しか、大規模開発にまともに関わった事がありません。
この辺りでシラバス6.0の量の多さにげんなりしていたのですが、用語集にマークがついていないので4.1までに追加されていた単語のようです。
重要度も星一つなので、偶然見掛けなかったのでしょう。マネジメント系。

11. クラウドファンディング

さすがに知っています。ただ、種類があるとは知りませんでした。
MakuakeとREADY FORが有名どころでしょうか。
資金提供者に対する見返りの形態で分類するそうで、寄付型と購入型しか知りませんでしたが、他に株のように利益から金銭が返ってくる投資型もあるそう。
ただ、日本では法規制のためあまり盛んではないとの事。

天王寺動物園が実施した 「 蛇の抜け殻 」 のお礼は知った時点で終わっていましたが欲しかったなとか、岡山県にある大原美術館は鑑賞券のコースを申し込もうと思っている間に終わってしまったなとか色々思い出します。
あと読んでいて面白かったのは、六時間半で二千万円を達成した、ゲーム「 シスタープリンセス 」 のVTuber化でしょうか。
参考リンク:シスプリクラウドファンディング 目標達成:Togetter( 達成はP26 )

12. ブルートフォース攻撃

パスワード設定の妥当性という設問がありましたが。
「 英字大文字・小文字と数字を必ず含むこと 」 というよくある規則は、単純に総当たりの正解確率を上げているだけなのですよ。
「 英字大文字小文字数字を許可 」 が正解率が一番下がって安全なのですが、どこもやっていませんよね ……。
参考リンク:安全なパスワードの作り方、総当たり攻撃、文字の種類と文字数(桁数):MEMORVA
ちなみに文字の組合せを総当たりで機械的に入力してパスワードを見つけ出すのはブルートフォース( 総当たり )攻撃と呼ぶそうです。
テクノロジ系で星二つ。

Yahoo!メールは数年前にユーザーが決めるパスワードを廃止して、SMS認証によるワンタイムパスワードのみになったので、他サイトも追随すべきだと思います。
パスワードを使い回すのもパソコンの周りにパスワードを書いた紙を貼り付けるのも、原因は全て 「 ユーザーにパスワードを覚えさせるから 」 ですよ。
和美は数サイトを除いて全て使い回しています。覚えられないもん。
…… GoogleなどのSMSを送って二段階認証をさせるサイトでは、SMSにパスワードを送って保存しています。
最終履歴は 「 送信できませんでした 」 となり、SMSの一覧を見られても発信者は電話番号だけでどんな内容か想像つかないでしょうから。

13. サイバーキルチェーン

情報システムへの攻撃段階を偵察、攻撃、目的の実行など階層に分けてモデル化した、サイバーキルチェーンというのがあるそうです。
「 サイバー 」 と 「 kill( 殺す )」 という激しい単語で、他の比較的穏やかなデイジーチェーン接続やブロックチェーン、チェーンメールの選択肢が消えたので正解できました。
用語集に見当たりませんでしたが、テクノロジ系。
…… 早くもシラバス7.0の息吹の予感。悪寒。6.1程度に留まってくれると嬉しいです。

14. リグレッションテスト

退行テストや回帰テストとも呼ばれ、用語集には 「 回帰テスト 」 で載っています。
だから和美は横文字が嫌いだと。
星一つ、マネジメント系。
変更時、正常に機能していた部分に不具合や影響が出ていないかを検証するそう。
先月末までいた常駐先の人が「 一ヶ所変更したら他のところも検証しないといけないでしょ 」 と注意されていたのを思い出します。
…… 常駐先で完成したコードをアルファ版、納品したものをベータ版と呼んでいたのですが。
完成前のソフトウェアを開発者以外に利用してもらい、欠陥を発見してもらうテストをアルファテスト、ベータテストと呼び、アルファテストは内部で、ベータテストは外部で行うテストという区分をすることがある。という説明に、確かにそんな呼び分けだったなあと思いました。
外部というか、発注元のテスターが実施するので受け入れテストに近いですが。
ベータテストは 「 ソードアートオンライン 」 を思い出します。

15. 帰納法と演繹法

帰納推論の結果はその事例内で認められる結果であり、全てに当てはまるとは限らない。
…… 演繹法と帰納法の言葉が難しくて区別がつきません。帰るから結論なのでしょうか。
こちらは物語の作り方でよく扱われます。
「 指輪を捨てる 」 と結末が決まっているのが帰納法。「 母を探しに行く 」 ときっかけがある( 母に会えるかは不明 )のが演繹法です。
……実例に挙げた上記二作品はどちらも見たことありませんが。和美が見たことがある作品だと、帰納法が 「 元の高校生に戻る 」 で、演繹法は 「 額に怪我をした男の子がいる 」とかでしょうか。
テクノロジ系で両方ともシラバス5.0から追加されたようです。星一つ。

16. 関係データベース

オブジェクトモデルは、データとその処理方法をまとめてオブジェクトとして記憶装置に格納し、テーブル設計は行わない。
階層モデルはデータを木構造で構成し、親と子は一対多の関係で関連付けられる。
関係モデルは、データを列と行から成る二次元の表として管理する。データベースは大体が関係データベース。
星二つのテクノロジ系です。
説明文を読んで、RDBだか何だかに関係データベースって言葉があったな、と思い出したのですが、データベース管理システム:DBMSの覚え間違いでした。
RDBは関係リレーショナルデータベースの英略語表記。
階層モデルはよくフォルダ構成に使われている気がします。

17. 情報セキュリティの三要素

項目として一つに纏めてしまいましたが、三要素が別の用語としてシラバスに載っているようです。
重要度は現段階で初めての星三つ。テクノロジ系です。
完全性は 「 情報が完全 」 の意味で、改竄・破壊されていない特性を示す。
ぼんやりした記憶で正解しましたが、次も正解できる自信はありません。
他の二つは機密性( セキュリティ )と可用性( 使いたい時に使える )です。

18. QRコード

JANコードとQRコードで、データ格納数が多い方を選ぶという設問でした。
格納数はJANコードは数字のみ最大13字、QRコードは数字だけなら7,089字。
JANコードは線の幅が読めれば縦の長さは問わない、QRコードは縦横で広そうだと思ったら当たりました。

昔実証実験を見たカラーQRコードは廃れたのか実用化に至っていないのか、と思い出して調べたところ、どうも需要がなかっただけのようで。
…… コミケ会場のはずなので十年以上前だったと思うのですが。
参考リンク:25周年のQRコード、今後は 「 カラー化 」 とセキュリティ向上でさらなる進化:MONOist
参考リンク内二ページ目にある、インターネットに繋がっていなくても、の辺りで、新幹線のホームドアに貼られているQRコードを興味本位で読み取ったら、十数桁の数字だけが表示されたのを思い出しました。
ストラテジ系、星二つ。

19. マイナンバー

マイナンバーの説明として正しいものを選べという問題でした。
日本国籍を持っているだけではなく、日本国内に住民票がないと駄目 …… というか、住民票コードを規則的に変換した12桁の数字だそうです。
「 マイナンバーは法令で定められた行政事務の処理手続にしか使えない 」 という規則があるそうで、従業員番号にできるを選んで間違えました。
正解は「 希望するコードは選べない 」 だったはずです。
上記手法により決められているので、変更できるのは流出、不正使用された場合のみだそう。
…… その時には変更できるのですね。米国では既に流出事件が起きていますが。
ストラテジ系で重要度は星一つ。

20. インキュベーション

インキュベーションは、起業家や新事業の育成を支援する場。
…… どっかの魔法少女☆アニメに出てきた 「 僕と契約して魔法少女になってよ!」 な見た目だけ可愛い白いイキモノは、新人魔法少女の育成を支援 …… 支援 …… しているのでしょうか ……?
用語集に見当たりませんでしたシリーズ二件目。ストラテジ系。

21. 要配慮個人情報

「 個人情報のうち特に取扱いに注意すべき情報 」 だそうです。中に含まれる 「 社会的身分 」( 職業的地位や学歴は含まない )の具体的が分からず調べました。
被差別部落出身や非嫡出子が該当し、基準は「 本人の努力で変更できない 」 だそうです。子供の学歴は、本人と接する時間が長い母親の学歴に影響を受けるという統計が出ていますが? 世界の億万長者番付に載っている女性最高額はウォルマート創業者の子供ですが? と果てしなく突っ込みを入れたくなりました。
まあ、例に挙がっていない中だと、養子縁組もでしょうか。
参考リンク:要配慮個人情報とは? 定義・具体例・個人情報との違い・取扱いに関する注意点などを解説!契約ウォッチ
ストラテジ系、星一つ。
…… 個人情報の中に「 読書履歴 」 が信条と同じ扱いで入るのですが、cookieもいい加減早く全面禁止にしてくれないかなと思います。会員登録もしていないのに「 最低限のcookie 」って気持ち悪いんですよね。

22. テレマティクス

テレマティクスは、電気通信( Telecommunication )と情報科学( Informatics )から作られた造語で、自動車や輸送車両などで通信システムを利用し、様々なサービスを提供することの総称らしい。
「 事故発生時の緊急要請 」 で運転者の意識障害で制御不能になった事故がたまに起きるなと思いました。
スマートフォンでの停車位置の確認が便利そうだなと思いますが、スマートロックは専用の機械で鍵が外せるんでしたっけ? と怖いです。
実家にいた頃は他の車と見分けがつかなくて停車位置も覚えられず、適当な方向に向けて解錠ボタンを押し続けてライトが光ったかどうかで車を探していました。ストップランプも丸くないのに覚えられるか。
テクノロジ系で星一つ。

23. ファシリティマネジメント

ファシリティマネジメントは、企業・団体が保有または使用する全施設資産とそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動、だそうですが …… 意味が分かりません!
具体的には、コンピュータシステムやネットワーク施設基盤が快適であること、安全性が確保されていること、運用費用が少ないこと、最大限効果的に活用されていることなどを目指す。とあるのですが、あまり具体的ではありませんね。
二度目の星三つなのですが、さっぱり意味が分かりません。マネジメント系。
とりあえず 「 管理対象になるのは物的な業務用不動産 」 という点がヒントになりそうです。
ファシリティ( facility )は施設の意味だそう。

24. アダプティブラーニング

問題は「 生徒ごとの能力や進捗度・習熟度に合わせて、個人に最適化された学習内容を提供する教育方法を何と呼ぶか 」 辺りだったはずです。
正解のアダプティブラーニングは、生徒ごとの能力や進捗度・習熟度に合わせて、個人に最適化された学習内容を提供する教育方法。
間違えて選んでしまったナレッジマネジメントは、企業が保持している情報・知識、個人が持っているノウハウや経験などの知的資産を共有して、組織として新たな知識を生み出し、創造的な仕事に繋げていく経営管理手法。
両方ともストラテジ系で、アダプティブラーニングは星一つ、ナレッジマネジメントは星二つ。
教育方法と経営手法で、分野は同じですがその中の大分類から違うので全く違う言葉ですね。

25. アンチパスバック

アンチパスバックは、共連れなどによる不正な入退室を防止するための方法。利用者IDごとに入退室の状態を記録することで、最後の記録が入室なのに入室しようとするなどの矛盾がある入退室行動を制限できるそうです。
ただし、入退室の両方を共連れで行うと突破できるとの事。
他の車の後ろについてETCカード料金所を突破する違法行為 「 カルガモ走法 」 を思い浮かべました。名前が無意味に可愛いです。
用語集に見当たりませんでしたシリーズ三件目。テクノロジ系。
平成二十八年秋の出題時は問題文に説明があったのですが …… 令和四年春は説明から正しい用語を選ぶ問題なので、シラバスにないのはおかしいと思います。抗議。

26. BLE

Bluetooth4.0で追加されたBLE( Bluetooth Low Energy )は低消費電力に特化した通信モード。省電力、低コストのためIoTネットワークでの活用が期待される。最大通信距離は10m~400m程度。
問題は「 BLEに関する記述のうち適切なものはどれか 」 で下位互換ぐらい備えているだろうと 「 3.0以前と互換性がある 」 を選んだら間違いでした ……。
テクノロジ系で星一つ。Bluetooth 4.0に追加されたのが2009年十二月らしいので、割と古くからある用語のようです。
具体例を調べたところ、開閉センサー、人感センサーなどのセンサー系でした。
参考リンク:IoTでBluetooth( BLE )が選ばれるワケ。安いだけじゃないメリットと新型コロナ対策での利用例も紹介:東京エレクトロン デバイス株式会社
実例を読んでいて、前に読んだこちらを思い出しました。
参考リンク:社内のトイレ難民解決!トイレ空き状況確認システムを作ってみた:TOWN株式会社
何のセンサーを使っているかは不明です。

27. IPアドレス

「 IPアドレス長が128ビットで構成されているインターネットプロトコルを使用することにした。これはどれか 」で今使われているのはIPv6のはず、と選んで正解したのですが。
IPv4の次が6のはずで、選択肢にあったIPv5やIPv8に聞き覚えがなかったので調べました。
参考リンク:IPv4の次はなぜIPv5じゃないの?:日経クロステック
説明によるとIPv6の開発中、試験的に作られたものの現在は欠番だそうです。
詳しいのはこちら ↓ 参考リンク:IPv3 や IPv5 はどこに行った? おれさまラボ
IPv0から4までは欠番なし、4が一般に広まって足りなくなったため6が開発され、途中で9まで試作が作られたので、次は10 …… 枯渇する日が見られるのでしょうか。疑問です。
テクノロジ系で星二つ。

28. 公開鍵暗号方式

設問は 「 A社とB社で暗号化と復号に使うのはどの鍵か 」 でした。
公開鍵暗号方式の特徴は、暗号化は誰でも行えるが、復号は正規の受信者に限られる。という点だそう。
なので正解はA社がB社の公開鍵で暗号化、B社はB社の秘密鍵で復号、です。
秘密鍵と公開鍵の考え方が理解できないというか、実際に使った事もないので何度も間違える問題の一つです ……。
PPAPと俗称されるセキュリティの欠片もない、と悪名高きパスワード付きzipファイルを送られた時は本当にどうかしていると思いました。
テクノロジ系星一つ。

29. マッシュアップ

公開されているWebページやWebサービスを組み合わせて一つの新しいコンテンツを作成する手法の呼び名です。
マッシュアップって音楽以外にも使うんだなあと思ってしまいましたが。マッシュダウンPが好きです。
用語集に見当たりませんでしたシリーズが早くも四件目です。テクノロジ系。

30. ファイアウォール

ファイアウォールを導入して得られる効果だけを挙げた組み合わせはどれか、で間違えました。
負荷分散を行う機器はロードバランサで、ファイアウォールにその機能はないそうです。
ファイアウォールなんてもう古い! 最近のトレンドは内側と外側を分けずに全てを疑うゼロトラストですよ!!( 間違えたからこその八つ当たり。でも事実です )

31. インシデント管理

「 チャットボットを導入して効率化できるのは問題管理、変更管理、インシデント管理、構成管理のうちどれか 」 という感じの設問でした。
正解はインシデント管理なのですが、今一つ理解できていません ……。
インデント管理の活動内容はサービスの中断やサービス品質の低下に繋がる事象をフォローする事、なのだそうで、利用者からの問い合わせでヘルプデスクの負担が減るということなのでしょうか
説明には、サービスデスクの負担が軽減されて効率的なインシデント管理の活動に繋がる、とありました。
これは二回間違えた気がします。
incidentは英語で事件。特に、重大事件に発展する危険性を持つ小事件という意味だそう。
「 危険性を持つ 」 なので、重大事件に発展してしまうとインシデントとは呼ばない模様。
マネジメント系の星三つ。

32. 情報セキュリティ監査

Mastodonで叫んではいなかったのですが、思い出したので書いておきます。
設問は 「 システム監査人が利用する調査手段として適切な手法だけを全て挙げたものはどれか 」 で「 ヒアリング 」 があり、いや関係者に聞いても、と思ったのですが、解説によると「 監査対象部門や関連部門にシステム監査人が質問し、回答を得る手法でインタビューとも呼ばれ、予備調査でも本調査でも行われる」との事で …… 完全に思い込みで間違えました。
正解はEA( エンタープライズアーキテクチャ )というストラテジ系の用語が入らない選択肢でした。
マネジメント系で星一つ。

33. 最終結果と分析

全百問を終えて正解率63%なので合格圏ギリギリですね。順番はランダムに設定していたので分かりませんが、六十問を過ぎた辺りから確認を始めて、ほぼずっと正解率60%程を保っていました。
分野別ではマネジメント系が十九問中九問正解で47%と一番悪かったです。

大分類を見ていくと、マネジメント系のプロジェクトマネジメント系で五問中一問しか正解しなかったのが一番悪いです。
次が同じくマネジメント系の開発技術四問中二問とテクノロジ系の基礎理論八問中四問でいずれも半分。
マネジメント系二種類がワースト三位までに二つ挙がっているのが上の分野別まで響いたという事でしょうか。
ワースト五位までを見るとテクノロジ系の技術要素が二十九問中十七問正解で59%、またしてもマネジメント系のサービスマネジメントが十問中六問正解で六割。

この記事を書く時に用語集で調べていて気づきましたが、重要度が星一つに設定されている単語が多いので、ITパスポート試験の特徴である「 広く浅く 」 にやられた感じがします。
マネジメント系の重要単語は多くないので、頑張って潰します。計算問題を捨てられるぐらい。
トゥートしていなかったので書いてはいませんがズタボロです。一問も正解しなかった気すらします。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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