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美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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こんにちは、和美です。
今回はITパスポートの受験勉強です。さすがに今度こそ受験予約はしました。
とても長いです。
……書いている途中、なぜか別のファイルに上書きされてしまって号泣、一日半掛けて必死で書き直して復旧させました。
前回の勉強記事はこちら。過去記事:ITパスポートの勉強:令和四年春期版に挑戦しました
大分類三種類のうち、マネジメント系の正答率が極端に悪かったので、結構前に買った問題集で該当個所のみ挑戦。他に全分野を対象にiPhoneアプリで挑戦して、間違えた問題、知らなかった単語も追加しています。
正解は「データベースに格納するレコードの長さや属性を決定」でした。……名字は日本だと最大で漢字五文字だと思います(勘解由小路)が、名前は何文字までに設定されているのだろうと今疑問が浮かびました。「いろはにほへと(中略)ゑひもせす子」という名前の人がいたそうです。
もう一問。
そして教科書を読んだら、システム方式設計とは「ハードウェア、ソフトウェア、手作業に振り分ける作業」だそうです。知らなかった。頻出単語でもあるらしいので覚えます。
問題集には、次項のウォークスルーと共に「プログラムを動作させずに行われるレビュー」とだけ書かれていました。
IT関係でもいくつか意味があるようで、今回はソフトウェアインスペクションの略として使われています。
仕様書、ソースコードなどの成果物を見て検証する、静的レビューの一種。実際にコードを動かす動的テストより先に実施でき、潜在的な問題点を見つけられる可能性もあるのが利点とのこと。
参考リンク:インスペクションとは:IT用語辞典 e-Words
問題集には、前項のインスペクションと共に「プログラムを動作させずに行われるレビュー」とだけ書かれていました。
こちらもIT関係で二つの意味があり、今回はレビュー手法の意味です。(もう片方は3DCG)
開発メンバーが集まって仕様、構成の問題点を探したり解決方法を討論したりする検討会とのこと。
上流工程の最中、短時間開催かつ非公式に開催され、管理者はおらず作業者のみの参加が多い、との事。
参考リンク:ウォークスルーとは:IT用語辞典 e-Words
何かの用語の別名なのかなーと思ったのですが、外部からの攻撃に対して安全性を追求するテストだそうです。問題集によるとシステムテスト以降で実施されるそう。まあテスト環境か本番環境じゃないと侵入もできませんよね。
教科書にも上記選択肢の形で出題される、と書かれていました。
回帰テストもつい最近知りましたしね。
トップダウンテスト:上位モジュールに下位モジュールを順次組み合わせて実施する
ボトムアップテスト:下位モジュールに上位モジュールを順次組み合わせて実施する
ビッグバンテスト:全てのモジュールを組み合わせて一気に行うテスト。小規模なテストに用いられる
参考リンク:トップダウンテストとは?? ボトムアップテストと比較しながら分かりやすく解説!:Geekly Media
単体テストまでしか経験がないのが丸分かりですね。範囲外のようですが一応メモ。
なので、クラスと継承が正解。だったら選択肢はア……なのですが、なぜか手元の解答用紙にはイと書いてありました。そんな失点を本番でもやらかしそうなので書いておきます。
教訓:選択肢はちゃんと読みましょう。
UMLはUnified Modeling Languageの略で、オブジェクト指向設計のために表記法の統一が図られたモデリング言語、というわけで正解はウでした。
六種類の構造図と七種類の振る舞い図で合計十三種類あるそう。
ちなみにDFDはデータフロー図だと思っていたら合っていました。(正しくはデータフローダイアグラム)プロセス中心アプローチと呼ぶそう。
利用者がシステムを使う時のシナリオに基づいて、利用者とシステムのやり取りを記述。システムへの要求機能や振る舞いを把握するそう。
エではなくア:ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて基本の作業項目を定義、標準化したもの。です。
共通フレームは日本の独自規格で、アメリカのソフトウェアライフサイクルとシステムライフサイクル(両方とも略称はSLCP)をまとめたもの。ソフトウェアの構想、開発、運用、保守、廃棄(更改)で4実施される作業項目、内容、用語などを定義して標準化した共通の枠組みだそう。開発の関係者の認識を合わせて取引の適正化を図るのが目的との事。
ソフトウェア開発モデルの一種で、高度な開発ツールを利用して短期間でシステム開発する手法を指す……らしいです。問題集にはVisual BasicとVisual Studioが載っていました。IDE(開発ツール)の事?と思って調べたところ、「ボタンなどをマウスで配置できる」のがポイントだそうで、WikipediaにはMicrosoft Accessも載っていました。そういえばVBAにそんな機能ありましたね。
参考リンク:アプリ開発を通じてRADツールの特長を知る:Think IT
開発初期から、独立性の高いサブシステムに分けて、サブシステム単位で設計~テストを繰り返す方式だそう。ウォーターフォールと同じく順次開発としつつ、プロトタイピングのように試作品で機能の検証を行ういいとこ取りらしいです。
オフショアは海外の、という意味。
労働力の安い海外に依頼する下請けみたいなものですね。最初に使っていた家計簿アプリがインドだったような、と思い出します。
参考リンク:オフショア開発とは | 目的やメリット・デメリットを解説:オフショア開発.com
PMBOKはProject Management Body Of Knowladgeの略で、プロジェクトマネジメントに関係する標準的な知識体系とのこと。プロセス群五つと知識エリア十件で構成されるそうです。
プロセス群:立ち上げ、計画、実行、監視コントロール、終結
知識エリア:※各語の最後に「マネジメント」を省略。
統合、スコープ(作業内容)スケジュール、コスト、品質、資源(人的資源:役割、責任など)コミュニケーション(実績報告など)リスク、調達、ステークホルダ(利害関係者の特定、管理など)
……いっぱいありますね!
なおプロジェクトは「テストまで」なのでテスト後の保守作業は別のプロジェクトです。
Work Breakdown Structureの略だそうです。別名が作業分解構成図。やらなきゃいけない事を全部書き出した一覧みたいなものです。(という曖昧な認識)
6人×20日=120人日
次に変更後の計画で必要な合計人数を計算します。
?人×15日=120人日→120人日÷15日=8人
当初メンバーで足りない人数を計算します。
8人ー6人=2人。
新規メンバーは当初メンバーの半分の能力なので、倍にします。
2人×2倍=4人
なので正解は4人となります。
最初に「人日」なんだから人数と日数を掛ければ良いんだ、と思い出せれば大丈夫な気がします。
クリティカルパスの問題ばかりが出題されるので、自分の頭の中では最早『クリティカルパスの図』という認識でした。
そういえばそんな名前でしたね。
別名でPERT図とも呼ぶそうです。
iPhoneアプリの方で工数計算の問題が出ましたが、文章では書けないので省略……。
アローダイアグラムは結構得意だと思っていたので落ち込みました。
ファシリティは設備などの意味。建物や部屋などの問題が出ます。
システム開発用がどこまで高性能かは分かりませんが、予備電源と聞くと、病院や救急施設に備え付けられている印象があります。
無停電、ではなく、停電時、だと思うのですが。
床を二重構造にして、本来の床と上げた床の間に配線を敷く事で、誤ってケーブルを抜いてしまう心配がなくなる。また机の配置制限が少なくなる。
こちらは建築時か改装時に工事が必要ですが、アンダーカーペット配線という、名前そのまま絨毯の下に配線を敷いてケーブルを隠す方法もあるそうです。
勤務先がこちらです。……こちらの方が多いのでは。
問題集によると専用カーペットも存在するそうですが、どんな利点があるのでしょ。
内容は業務名、業務の詳細と手順、遂行部門、遂行者など、との事。
51 / 60なので単純な正解率は想像ほど悪くないのですが、ほぼ三問ずつの同じ項目で立て続けに間違えている事が多いのがネックです。
また、直前に動画を見たりアプリで問題をやったりで、短期的に覚えていて正解できた問題がある、という自覚もあります。
範囲外の出題が年々増えているため、過去問で九割の正解率にしておかないと合格は難しいという話なので気が抜けません。
アプリは最新版ですが、問題集に関しては五年前のを使っていますしね……。
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こんにちは、和美です。
今回はITパスポートの受験勉強です。さすがに今度こそ受験予約はしました。
とても長いです。
……書いている途中、なぜか別のファイルに上書きされてしまって号泣、一日半掛けて必死で書き直して復旧させました。
【目次】
- はじめに
- システム方式設計とソフトウェア方式設計
- プログラミング
- テスト
- ソフトウェア開発手法
- ソフトウェア開発モデル
- プロジェクトマネジメント
- ファシリティマネジメント
- 内部統制
- まとめ
1. はじめに
最新の過去問題で弱かったマネジメント系の勉強が中心の勉強記事です。前回の勉強記事はこちら。過去記事:ITパスポートの勉強:令和四年春期版に挑戦しました
大分類三種類のうち、マネジメント系の正答率が極端に悪かったので、結構前に買った問題集で該当個所のみ挑戦。他に全分野を対象にiPhoneアプリで挑戦して、間違えた問題、知らなかった単語も追加しています。
2. システム方式設計とソフトウェア方式設計
三問中二問間違えました。まずは設問から。システムをサブシステムに分割だと思ったのですが。考え直すと、メニューの分割(=画面数の決定)が内部設計では遅いですね。外部設計で行うそう。
システム開発を要件定義、外部設計、内部設計の順で実施する。内部設計で行う作業はどれか。【選択肢】
- 画面応答時間の目標値を定める
- システムをサブシステムに分割
- データベースに格納するレコードの長さや属性を決定
- 入出力画面や帳票レイアウトを設計
正解は「データベースに格納するレコードの長さや属性を決定」でした。……名字は日本だと最大で漢字五文字だと思います(勘解由小路)が、名前は何文字までに設定されているのだろうと今疑問が浮かびました。「いろはにほへと(中略)ゑひもせす子」という名前の人がいたそうです。
もう一問。
要件定義だろうと思いました。が、表題の「システム方式設計」は外部設計の別名だそうで……いやその知識があっても間違えた気がします。
新システム導入に際して、ハードウェア、ソフトウェアで実現する範囲と手作業で実施する範囲を明確にする。この工程はどれか。【選択肢】
- 運用テスト
- システム方式設計
- ソフトウェア導入
- ソフトウェア要件定義
そして教科書を読んだら、システム方式設計とは「ハードウェア、ソフトウェア、手作業に振り分ける作業」だそうです。知らなかった。頻出単語でもあるらしいので覚えます。
3. プログラミング
正解したので設問は省略。選択肢に知らない言葉があったので調べましたメモです。【小見出し】
- インスペクション
- ウォークスルー
I. インスペクション
テスト方式の不正解候補です。問題集には、次項のウォークスルーと共に「プログラムを動作させずに行われるレビュー」とだけ書かれていました。
IT関係でもいくつか意味があるようで、今回はソフトウェアインスペクションの略として使われています。
仕様書、ソースコードなどの成果物を見て検証する、静的レビューの一種。実際にコードを動かす動的テストより先に実施でき、潜在的な問題点を見つけられる可能性もあるのが利点とのこと。
参考リンク:インスペクションとは:IT用語辞典 e-Words
II. ウォークスルー
テスト方式の不正解候補です。問題集には、前項のインスペクションと共に「プログラムを動作させずに行われるレビュー」とだけ書かれていました。
こちらもIT関係で二つの意味があり、今回はレビュー手法の意味です。(もう片方は3DCG)
開発メンバーが集まって仕様、構成の問題点を探したり解決方法を討論したりする検討会とのこと。
上流工程の最中、短時間開催かつ非公式に開催され、管理者はおらず作業者のみの参加が多い、との事。
参考リンク:ウォークスルーとは:IT用語辞典 e-Words
4. テスト
【小見出し】
- ペネトレーションテスト
- 結合テスト
I. ペネトレーションテスト
まずは設問から。ペネトレーションとは??と思いました。
ペネトレーションテストの説明で正しいのはどれか。【選択肢】
- システムに実際に攻撃、侵入を試みてセキュリティ上の弱点を見つける
- システムに高い負荷をかけて正常に機能するかを確認
- プログラムを変更した時、想定外の影響が現れていないか確認
- 利用者に実際に使ってもらい、システムの使いやすさを確認
何かの用語の別名なのかなーと思ったのですが、外部からの攻撃に対して安全性を追求するテストだそうです。問題集によるとシステムテスト以降で実施されるそう。まあテスト環境か本番環境じゃないと侵入もできませんよね。
教科書にも上記選択肢の形で出題される、と書かれていました。
II. 結合テスト
問題には出てこなかったのですが、種類を挙げた一覧の結合テスト中に知らないテストがいくつかあったので調べました。回帰テストもつい最近知りましたしね。
トップダウンテスト:上位モジュールに下位モジュールを順次組み合わせて実施する
ボトムアップテスト:下位モジュールに上位モジュールを順次組み合わせて実施する
ビッグバンテスト:全てのモジュールを組み合わせて一気に行うテスト。小規模なテストに用いられる
参考リンク:トップダウンテストとは?? ボトムアップテストと比較しながら分かりやすく解説!:Geekly Media
単体テストまでしか経験がないのが丸分かりですね。範囲外のようですが一応メモ。
5. ソフトウェア開発手法
六問中二問間違えました。【小見出し】
- オブジェクト指向
- UML
- ユースケース
I. オブジェクト指向
まずは設問から。つい二週間ほど前までJavaを再勉強していました。カプセル化とか継承とか抽象クラスとか、オブジェクト指向の構文は覚えられませんでしたが、用語は把握しています。
次のa~dのうち、オブジェクト指向の基本概念として適切なものだけを全て挙げたものはどれか
- クラス
- 継承
- データの正規化
- ホワイトボックステスト
【選択肢】
- a、b
- a、c
- b、c
- c、d
なので、クラスと継承が正解。だったら選択肢はア……なのですが、なぜか手元の解答用紙にはイと書いてありました。そんな失点を本番でもやらかしそうなので書いておきます。
教訓:選択肢はちゃんと読みましょう。
II. UML
UMLとは?? でした。ウはオブジェクト指向、エがウォーターフォールなので、アかイかと思ったのですが……。
システム開発の手法であるUMLの特徴を説明した、もっとも適切な文はどれか。【選択肢】
- DFDで定義された業務の流れと機能に従ってシステムを設計
- データと処理プログラムを一つの塊とし、塊の組み合わせでソフトウェアを開発する。
- オブジェクトの構造や振る舞いを記述する複数の図が準備されていて、それらを使い分ける。
- 上流から下流へ、前工程の成果物に基づいて後工程の作業を順次進める
UMLはUnified Modeling Languageの略で、オブジェクト指向設計のために表記法の統一が図られたモデリング言語、というわけで正解はウでした。
六種類の構造図と七種類の振る舞い図で合計十三種類あるそう。
ちなみにDFDはデータフロー図だと思っていたら合っていました。(正しくはデータフローダイアグラム)プロセス中心アプローチと呼ぶそう。
III. ユースケース
スマホのITパスポート対策アプリで出てきて、言葉に自信が持てなかったのでメモ。利用者がシステムを使う時のシナリオに基づいて、利用者とシステムのやり取りを記述。システムへの要求機能や振る舞いを把握するそう。
6.ソフトウェア開発モデル
三問中一問間違えました。知らない単語も併せてメモ。【小見出し】
- 共通フレーム
- RAD
- スパイラルモデル
- オフショア開発
I. 共通フレーム
まずは設問から。問題集をやる前に見ていたYouTubeの動画で知った「用語などが定義されている」に引きずられました。
共通フレームで定義されている内容で最も適切な文章はどれか。【選択肢】
- ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて基本の作業項目を定義、標準化したもの。
- ソフトウェア開発の規模、工数、コストの見積もり手法
- ソフトウェア開発のプロジェクト管理に必要な知識体系
- 法律に基づいて制定された情報処理用語、ソフトウェア製品の品質や評価項目
エではなくア:ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて基本の作業項目を定義、標準化したもの。です。
共通フレームは日本の独自規格で、アメリカのソフトウェアライフサイクルとシステムライフサイクル(両方とも略称はSLCP)をまとめたもの。ソフトウェアの構想、開発、運用、保守、廃棄(更改)で4実施される作業項目、内容、用語などを定義して標準化した共通の枠組みだそう。開発の関係者の認識を合わせて取引の適正化を図るのが目的との事。
II. RAD
iPhoneアプリではラピットアプリケーション開発として出てきました。ソフトウェア開発モデルの一種で、高度な開発ツールを利用して短期間でシステム開発する手法を指す……らしいです。問題集にはVisual BasicとVisual Studioが載っていました。IDE(開発ツール)の事?と思って調べたところ、「ボタンなどをマウスで配置できる」のがポイントだそうで、WikipediaにはMicrosoft Accessも載っていました。そういえばVBAにそんな機能ありましたね。
参考リンク:アプリ開発を通じてRADツールの特長を知る:Think IT
II. スパイラルモデル
ウォーターフォールと区別がつかなかったのでメモ。開発初期から、独立性の高いサブシステムに分けて、サブシステム単位で設計~テストを繰り返す方式だそう。ウォーターフォールと同じく順次開発としつつ、プロトタイピングのように試作品で機能の検証を行ういいとこ取りらしいです。
III. オフショア開発
こちらはアプリから。オフショアは海外の、という意味。
労働力の安い海外に依頼する下請けみたいなものですね。最初に使っていた家計簿アプリがインドだったような、と思い出します。
参考リンク:オフショア開発とは | 目的やメリット・デメリットを解説:オフショア開発.com
7. プロジェクトマネジメント
六問中二問間違い。気になった用語もメモしています。【小見出し】
- プロジェクト管理
- PMBOK
- スコープマネジメント
- WBS
- 人日計算
- アローダイアグラム
I. プロジェクト管理
まずは設問から。ウの予実管理と変更管理かと思ったのですが……よく考えると予定と実績の差を確認するのは監視コントロールですね。正解は「イ:計画では、実行作業を洗い出し、管理可能な単位に詳細化する」です。アが監視じゃない(立ち上げ)エも立ち上げじゃない(実行)のでイかウで迷ったので悔しいです。プロジェクト管理のプロセス群を知らなくても想像ついたのに。ぐぎぎ。
プロジェクト管理のプロセス群のうち、適切な記述はどれか。【選択肢】
- 監視コントロールでは、プロジェクトの開始と資源投入を正式承認する
- 計画では、実行作業を洗い出し、管理可能な単位に詳細化する
- 実行ではスケジュールやコストの予実管理や作業の変更管理を行う
- 立ち上げでは、計画に含まれるアクティビティを実行する
II. PMBOK
iPhoneアプリでも間違えたようなのでメモ。PMBOKはProject Management Body Of Knowladgeの略で、プロジェクトマネジメントに関係する標準的な知識体系とのこと。プロセス群五つと知識エリア十件で構成されるそうです。
プロセス群:立ち上げ、計画、実行、監視コントロール、終結
知識エリア:※各語の最後に「マネジメント」を省略。
統合、スコープ(作業内容)スケジュール、コスト、品質、資源(人的資源:役割、責任など)コミュニケーション(実績報告など)リスク、調達、ステークホルダ(利害関係者の特定、管理など)
……いっぱいありますね!
III. プロジェクトスコープマネジメント
まずは設問から。上のPMBOKに引きずられました。cのプロジェクトメンバーの育成は資源マネジメントだよね。……違います。「成果物作成のために行うこと」なので、aとcが該当し、正解はイです。
プロジェクトのスコープとは、成果物とその作成のために行う作業の事。ある開発プロジェクトで、システム要件定義、設計、プログラミング、テストを実施する。a~cのうちスコープに含まれる内容全てを挙げたものはどれか。
- 開発するシステムとその設計書
- テスト完了後の本番稼働時における保守作業
- プロジェクトメンバー育成計画の作成、実施
【選択肢】
- a
- a、c
- b、c
- c
なおプロジェクトは「テストまで」なのでテスト後の保守作業は別のプロジェクトです。
IV. WBS
略語しか覚えていなかったのでメモ。Work Breakdown Structureの略だそうです。別名が作業分解構成図。やらなきゃいけない事を全部書き出した一覧みたいなものです。(という曖昧な認識)
V. 人日計算
「にんにち」計算と読みます。今回はめでたく正解しましたが苦手なのでメモ。計算問題なので選択肢は省略しました。まず当初計画の人日を計算します。
システム開発作業において、生産性が同じメンバー六人で二十日間で完成させる計画を立てた。しかし日程が十五日間で終わるように計画が変更となり、新メンバーを追加投入する事が決まった。
新メンバーの生産性が当初メンバーの半分の能力の場合、新メンバーは最低でも何人必要か。
6人×20日=120人日
次に変更後の計画で必要な合計人数を計算します。
?人×15日=120人日→120人日÷15日=8人
当初メンバーで足りない人数を計算します。
8人ー6人=2人。
新規メンバーは当初メンバーの半分の能力なので、倍にします。
2人×2倍=4人
なので正解は4人となります。
最初に「人日」なんだから人数と日数を掛ければ良いんだ、と思い出せれば大丈夫な気がします。
VI. アローダイアグラム
覚えていなかったのでメモ。クリティカルパスの問題ばかりが出題されるので、自分の頭の中では最早『クリティカルパスの図』という認識でした。
そういえばそんな名前でしたね。
別名でPERT図とも呼ぶそうです。
iPhoneアプリの方で工数計算の問題が出ましたが、文章では書けないので省略……。
アローダイアグラムは結構得意だと思っていたので落ち込みました。
8.ファシリティマネジメント
なかなか覚えられなかった単語です。ファシリティは設備などの意味。建物や部屋などの問題が出ます。
【小見出し】
- SPD
- UPS
- フリーアクセスフロア
I. SPD
サージ保護デバイスの事。落雷などで瞬間的に高圧電流が流れても、機械が壊れないように保護する装置の事だそうです。II. UPS
無停電電源装置。こちらは落雷による瞬断と呼ばれる一瞬の場合を含む停電時にデータが飛ばないようにする予備電源です。システム開発用がどこまで高性能かは分かりませんが、予備電源と聞くと、病院や救急施設に備え付けられている印象があります。
無停電、ではなく、停電時、だと思うのですが。
III. フリーアクセスフロア
知らなかったのでメモ。床を二重構造にして、本来の床と上げた床の間に配線を敷く事で、誤ってケーブルを抜いてしまう心配がなくなる。また机の配置制限が少なくなる。
こちらは建築時か改装時に工事が必要ですが、アンダーカーペット配線という、名前そのまま絨毯の下に配線を敷いてケーブルを隠す方法もあるそうです。
勤務先がこちらです。……こちらの方が多いのでは。
問題集によると専用カーペットも存在するそうですが、どんな利点があるのでしょ。
9. 内部統制
まずは設問から。業務の流れ図……と思ったら違いました。業務記述書だそうです。
内部統制の整備で文書化される、業務規定やマニュアルのような個々の業務内容についての手順や詳細を文書で示したものはどれか。【選択肢】
- 業務記述書
- 業務の流れ図
- スプレッドシート
- 要件定義書
内容は業務名、業務の詳細と手順、遂行部門、遂行者など、との事。
10. まとめ
以上が大分類マネジメント系でした。他の分野は文章が長くなったので記事を分けます。51 / 60なので単純な正解率は想像ほど悪くないのですが、ほぼ三問ずつの同じ項目で立て続けに間違えている事が多いのがネックです。
また、直前に動画を見たりアプリで問題をやったりで、短期的に覚えていて正解できた問題がある、という自覚もあります。
範囲外の出題が年々増えているため、過去問で九割の正解率にしておかないと合格は難しいという話なので気が抜けません。
アプリは最新版ですが、問題集に関しては五年前のを使っていますしね……。
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書いている人:七海 和美
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