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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 漫画・アニメ・ゲーム・小説 > アニメ・漫画:映像化しないでほしい
漫画:ハガレンこと「鋼の錬金術師」の実写化が決まったそうで……ショックです。
というmixiのニュースから書いた記事を編集して転載します。

Twitterでは「#お前ら何の実写化なら満足するんだ」というハッシュタグが生まれたそうですが。
「何の実写化なら?」
ああそう分かったそのハッシュタグ作った人間はアニメが大嫌いなんだなそうなんだな。
という毒を先に吐いて、このハッシュタグへの自分の回答と今の実写化に対する考察を真面目に書きます。

漫画原作の実写化には、二つのパターンがあります。
1 . 漫画→実写
例:のだめカンタービレ、DEATH NOTEなど。NANAもこちらだった気がします。

2 . 漫画→アニメ→実写
原作がアニメ化された後、実写版が制作される。
例:進撃の巨人、鋼の錬金術師、るろうに剣心など。

漫画(を含む原作作品。ギャルゲを除く)がアニメになると、原作ファンよりも「アニメから入ったファン」が多いように感じます。
その「アニメから入ったファン」達にとっては、原作作品はあっても、最初に接した媒体である「アニメ」が、精神的な「原作」となります。
※原作ファンによくある「あのキャラにはあの声優が良かった」が、アニメから入るとほぼなくなるなど。
※ギャルゲーはTYPEMOONなど一部ブランドを除いて、原作ファンしか見ない印象があります。Augustファンだからかもしれませんが。

なので、ファンの大半を占める「アニメから入った」人達にとっては、実写化されてしまった場合の比較対象は「原作漫画」ではなく、同じく動いて声がついている「アニメ」なんじゃないかなぁと思いました。
終わり方が酷い、原作を完全に無視したアニメは一定数ありますが、声が合っていない、しかも絵も酷い作品って【少ない】ですし。

もちろん全くないとは言いませんが、そんなアニメは放送されたところで実写化される程の人気は出ません。
実例を挙げると、BLACK CATは酷かったです。
途中の一話しか見ていませんが、あのクオリティでは制作会社のGONZOも経営破綻するわと納得しました。
(DVD全巻を初回限定版で買い揃えましたが)

閑話休題が続きます。
アニメから入っても一定数は原作も読むので、原作サイドが間違えて「実写化しようかなぁ」とか思ってしまう程人気が続くのでしょうが、そうじゃない作品もありますね。
アニメ終了後、原作漫画にファンがほとんど残らなかったため打ち切られてしまった(完全版で無事に完結)シャーマンキングの事ですよ。

実写化といえば、auの社員有志がコミケの時か何かの時に作った進撃の巨人?を思い出します。
そんなもの(実写)作る時点でファンじゃねーだろこいつらと断言します。

実写映画化された「変態仮面」という漫画作品があります。
(アニメ化は経ていないはず)
原作ファンの俳優があちこちに要望を出し続けて映画化が決まり、主人公役もその俳優が選考に関わって合う人を探したという制作秘話があります。
つまり、原作ファンなら実写化を望んでも「実写版に自分が出たい」ではなく「原作キャラに相応しい人に演じて欲しい」と考えるべきです。
実写版を「コスプレ演劇」と評したmixiの呟きがありましたが。
コスプレイヤーが原作人気を利用した「自分可愛い」アピールに見えて、ファンではないんだろうな、と感じます。

こんな事を書き連ねていると「実写化嫌い」「アニメなら良い」と判断されそうですが、近年「好きな漫画はアニメにもされたくない」と思っています。
もしアニメをやるなら、放送は最低でも一年。
原作通りにやれ。

さて、本題の「どんな実写化なら満足なのか」ですが。
登場人物も読者も年齢層が高めな雑誌の漫画なら、実写ドラマでも作品の雰囲気を崩しにくいし、批判も出にくいんじゃないかなぁ。と思います。

島耕作とか、既にアニメ化もされましたが「美味しんぼ」とかを連載するような雑誌です。
自分が読んでいたのは競艇漫画だったので体力的に難しそうですが、ゴルフ漫画とかありそう。
あとその辺だと「ネオン蝶」(だったかな?)は年齢制限かかりそうですし。

ジャンプ、サンデー、ゲッサンなどの年齢層低めな週刊・月刊の少年雑誌に比べると、キャストの縛りも少なそうだと思ったのですが。
「月下の棋士」という将棋漫画が、ジャニーズ(V6)で実写化された事がありましたね。
視聴率は鳴かず飛ばずでしたが。
声優が入れ替わる前のドラえもんに、ドラマのロケを見たのび太達と主人公役のアイドル?が知り合う話が放送されました。

この文章を書きながら、歌が下手くそな事で有名なアイドル?が、ゲーム主題歌を勝手に歌うという酷い内容のCMがあった事を思い出しました。
制作側にも出演者側にも作品に対する愛が欠片も見当たらないので、見るたび不快です。
吉本興業に移籍する話が出た時、理由が「歌が下手とネタにされる」だったらしいですが、歌が下手くそなのは事実なので潔く認めるべきだと思います。

移籍してほしかった。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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