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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 雑談 > 雑談:ジェネリック医薬品
四月一日から、念願の「ちゃんとした社会人」になりました。

それに伴い、父親が加入する国民健康保険から離脱して、職場で加入する社会保険に入りました。
新しい保険証と共に、お薬手帳や保険証に貼れる「ジェネリック医薬品を希望する」意志を表明するシールをもらいました。
……不要です。
というか、逆にジェネリック医薬品を「希望しない」シールが欲しいほどです。
(シールは捨てました)

「ジェネリック」は、「一般的な」「ブランドに捕らわれない」という意味で、「ジェネリック医薬品」で「後発医薬品」と訳されるようです。
薬の開発特許が切れた後、開発元ではない他の会社がその特許技術を使って作った薬です。
開発費用が掛からないため安価で、有効成分の配合を変更して更に効用を高めた薬もあるらしいです。

ACジャパン(多分)のジェネリック医薬品を推奨するCMが嫌いだから、という理由ではありません。

薬の開発は、中でも臨床試験と申請にものすごくお金(と時間)が掛かるそうです。
(海外で既に認可されている薬の、国内承認に必要な試験を緩和しよう、という案はあります)
その開発に掛かる莫大なお金を出さず、後から参入して他社の特許技術で儲けようという神経に、性格が悪いなぁと感じてしまいます。

過去に弟とそんな話をしたら「開発途中に他の病気に効く薬ができる事もあるし、後から参入する企業同士での競争もあるよ」と言われて、その意見に納得もしたのですが。
(富士フイルムが特許を持つ薬がエボラウイルスにも効く、と一時期話題になりましたね)
(風邪を引いて掛かりつけのお医者さんに行き、隣の薬局で薬をもらったら、何も言っていないのにジェネリックを出されたのです……。帰ってから気づきました)

……やっぱり開発元に頑張ってほしいです。

ちなみに、糖尿病の治療に使われるインシュリンは、特許を持っているアメリカの企業が、特許が切れる前に薬の配合を変えて特許を更新し続けているため、後発医薬品が出ないのだそう。
さすがにそこまでやるのは疑問を感じますが……。

この文章を書きながら「公式にお金を貢ぎたい、二次創作大好きの発想だなぁ」と気づきましたw
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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