気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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本を読みたいのに時間とお金がありません。
こんにちは、和美です。
会社に置いてあった月刊誌が良かったので再読しましたメモです。
住友生命から発行されている、2019年2月号の 『 スミセイ BEST BOOK 』 という雑誌です。
なぜか他の月は見当たらなかったので、どういう経緯で職場にあるのかは不明。
以前、毎月ザ・テレビジョンを持ってきてくださった営業の方はいましたが ……。
調べたところ、営業の方が配る雑誌で、一般販売はしていないとの事。
公式サイトらしきページも、更新開始から数年で停止していました ……。
順不同でざっくりジャンルを分けてみました。
まずは人間関係の本から。
前回一番印象に残った文章。
物事は見る人によって判断が変わる。(中略)
あなたが問題ないと考えても相手はそうはとらない(後略)
「パワハラをされた」「訴えてやりたい」とまで思わせる事自体がマネジメントの失敗。
『 図書館戦争 』 シリーズの番外編に出てきた、差別用語を使わずに活動する木嶋 ジンという作家を思い出しました。
差別用語を禁止しても差別はなくならない。
前後の文脈で言葉は差別表現にもなるし、普通にもなるという話。
昔は同調圧力で良かったけど、個人の活動が多様になった現代では「 みんな同じ 」 ではない。
この矛盾を解消するためには「 並存性 」を重視すべき。
「 みんな仲良く 」 ではなく「 傷つけ合わず共存する事がまず大事なんだ 」 と教えるべき。
『 友だち幻想 人と人の < つながり > を考える 』 菅野 仁の著作。
「奇跡の少女 ジャンヌ・ダルク」レジーヌ・ペルヌー作、創元社刊行。
フランスとイギリスの百年戦争中、ジャンヌの働きで領土を奪還し、シャルルは王太子から国王になって満足した。
だが、パリを取り戻さないとフランス復活はないとするジャンヌとシャルル国王が対立。
…… 当時のフランスの首都はどこですか ……。
前出の異業種交流会だけでなく読書会にも興味があるのですが、何せ新刊を買わないという。( 漫画も新刊を買わなくなったので完全に古本派 )
『 江戸の読書会 会読の思想史 』 前田 勉作も気になるのですが、紹介文を読むだけで江戸時代が羨ましくなります。
江戸時代は身分制度が確立していたため、立身出世には結びつかない。
がゆえに 「 自分の為にする 」 学問ができた。らしいです。
難問を解いて神社に奉納する算術額も多かったですしね。
「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?」岡崎 大輔の著作。
第五章の実践編で具体的な鑑賞方法を説明しているそう。
1. 直感を言葉にする
2. 区切って見る(対比する)
3. 要素を組み合わせる
(ここまで初級編)
4. 立場を変えてみる
5. 連想する
6. 抽象化する
(中級編)
7. 喩える(置き換える)
8.「 自分のモノの見方 」を疑う ← 自分の解釈が固定概念に縛られた偏ったものになっていないか
(上級編)
というのは気になります。
エリートが見に行くのは勝手ですが、これ以上美術館が混雑するのは迷惑です。
鳥獣戯画に六時間って馬鹿でしょ。
八割ぐらいは 「 列が並んでいるから何となく( 列の目的である特別展には興味がない )」 や、テレビで紹介されていたから、という連中だと思っています。
同じ本に『 教養としてのワイン 』 という渡辺 順子の著作も紹介されているのですが、ワイン好きからしたら教養という理由で飲まれても迷惑だと思います。
残念ながら、和美は全くお酒が飲めませんが。
どうせ大半の日本人は美術も芸術も建築も大嫌いなんだから黙っていろと思います。
EverNoteを整理していたら、少し前に建て替え工事が終わった大丸心斎橋店の、設計書を保管している組織が建て替えに反対している記事が出てきて驚きましたが、ほぼ潰したんでしょうね。
阪急百貨店の梅田本店も、名建築と呼ばれた象徴のステンドグラスを建て替え工事で潰しました。
この号だけの寄稿ではなく毎月書いているようです。
「皇室の祭祀と生きて」髙谷 朝子の作品。
宮仕えをしていた女御のような立場の人が皇室のしきたりや祭祀を紹介する本です。
昔は皇室の親戚しか入内できなかったそう。
人間ってやっぱり後年の努力より生まれ育ちで生涯が決まりますね。
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
絶対味覚 = 麒麟の舌というのは今新シリーズが連載されている少年漫画 『 中華一番 』みたいですね。
内容は、死期が迫った依頼人の 「 人生最期に食べたい料理 」 を探し出して作る仕事の人が主人公のミステリーらしい。
そういえば異業種交流会に行ってみたいと思っていたのを紹介文を読みながら思い出しました。
「情報生産者になる」上野 千鶴子作。
この人は東大の入学式スピーチで一気に有名になった感じがします。
メモ。
オースン・スコット・カード。
SF小説家
まずは図書館から。
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本を読みたいのに時間とお金がありません。
こんにちは、和美です。
会社に置いてあった月刊誌が良かったので再読しましたメモです。
【目次】
- 初めに
- 気になった本:1. 人間関係系
- 気になった本:2. 歴史系
- 気になった本:3. 芸術系
- 気になった本:4.その他
1. 初めに
月刊誌 …… と言いつつ、かなり古いです。住友生命から発行されている、2019年2月号の 『 スミセイ BEST BOOK 』 という雑誌です。
なぜか他の月は見当たらなかったので、どういう経緯で職場にあるのかは不明。
以前、毎月ザ・テレビジョンを持ってきてくださった営業の方はいましたが ……。
調べたところ、営業の方が配る雑誌で、一般販売はしていないとの事。
公式サイトらしきページも、更新開始から数年で停止していました ……。
2. 気になった本:1. 人間関係系
以下が気になった本、読んでみたい本と紹介文の感想です。順不同でざっくりジャンルを分けてみました。
まずは人間関係の本から。
前回一番印象に残った文章。
物事は見る人によって判断が変わる。(中略)
あなたが問題ないと考えても相手はそうはとらない(後略)
「パワハラをされた」「訴えてやりたい」とまで思わせる事自体がマネジメントの失敗。
『 図書館戦争 』 シリーズの番外編に出てきた、差別用語を使わずに活動する木嶋 ジンという作家を思い出しました。
差別用語を禁止しても差別はなくならない。
前後の文脈で言葉は差別表現にもなるし、普通にもなるという話。
昔は同調圧力で良かったけど、個人の活動が多様になった現代では「 みんな同じ 」 ではない。
この矛盾を解消するためには「 並存性 」を重視すべき。
「 みんな仲良く 」 ではなく「 傷つけ合わず共存する事がまず大事なんだ 」 と教えるべき。
『 友だち幻想 人と人の < つながり > を考える 』 菅野 仁の著作。
3. 気になった本:2. 歴史系
次は歴史系。「奇跡の少女 ジャンヌ・ダルク」レジーヌ・ペルヌー作、創元社刊行。
フランスとイギリスの百年戦争中、ジャンヌの働きで領土を奪還し、シャルルは王太子から国王になって満足した。
だが、パリを取り戻さないとフランス復活はないとするジャンヌとシャルル国王が対立。
…… 当時のフランスの首都はどこですか ……。
前出の異業種交流会だけでなく読書会にも興味があるのですが、何せ新刊を買わないという。( 漫画も新刊を買わなくなったので完全に古本派 )
『 江戸の読書会 会読の思想史 』 前田 勉作も気になるのですが、紹介文を読むだけで江戸時代が羨ましくなります。
江戸時代は身分制度が確立していたため、立身出世には結びつかない。
がゆえに 「 自分の為にする 」 学問ができた。らしいです。
難問を解いて神社に奉納する算術額も多かったですしね。
4. 気になった本:3. 芸術系
芸術系は引用と感想が長いだけで、ほぼ一冊です。「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?」岡崎 大輔の著作。
第五章の実践編で具体的な鑑賞方法を説明しているそう。
1. 直感を言葉にする
2. 区切って見る(対比する)
3. 要素を組み合わせる
(ここまで初級編)
4. 立場を変えてみる
5. 連想する
6. 抽象化する
(中級編)
7. 喩える(置き換える)
8.「 自分のモノの見方 」を疑う ← 自分の解釈が固定概念に縛られた偏ったものになっていないか
(上級編)
というのは気になります。
エリートが見に行くのは勝手ですが、これ以上美術館が混雑するのは迷惑です。
鳥獣戯画に六時間って馬鹿でしょ。
八割ぐらいは 「 列が並んでいるから何となく( 列の目的である特別展には興味がない )」 や、テレビで紹介されていたから、という連中だと思っています。
同じ本に『 教養としてのワイン 』 という渡辺 順子の著作も紹介されているのですが、ワイン好きからしたら教養という理由で飲まれても迷惑だと思います。
残念ながら、和美は全くお酒が飲めませんが。
どうせ大半の日本人は美術も芸術も建築も大嫌いなんだから黙っていろと思います。
EverNoteを整理していたら、少し前に建て替え工事が終わった大丸心斎橋店の、設計書を保管している組織が建て替えに反対している記事が出てきて驚きましたが、ほぼ潰したんでしょうね。
阪急百貨店の梅田本店も、名建築と呼ばれた象徴のステンドグラスを建て替え工事で潰しました。
5. 気になった本:4. その他
こんな本あるんだ …… と思ったら群ようこが紹介していてびっくりしました。この号だけの寄稿ではなく毎月書いているようです。
「皇室の祭祀と生きて」髙谷 朝子の作品。
宮仕えをしていた女御のような立場の人が皇室のしきたりや祭祀を紹介する本です。
昔は皇室の親戚しか入内できなかったそう。
人間ってやっぱり後年の努力より生まれ育ちで生涯が決まりますね。
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
絶対味覚 = 麒麟の舌というのは今新シリーズが連載されている少年漫画 『 中華一番 』みたいですね。
内容は、死期が迫った依頼人の 「 人生最期に食べたい料理 」 を探し出して作る仕事の人が主人公のミステリーらしい。
そういえば異業種交流会に行ってみたいと思っていたのを紹介文を読みながら思い出しました。
「情報生産者になる」上野 千鶴子作。
この人は東大の入学式スピーチで一気に有名になった感じがします。
メモ。
オースン・スコット・カード。
SF小説家
6. まとめ
読みたい本をメモしても探さない事が多いので、さすがに探してみようかなと思いました。まずは図書館から。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
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