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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > G博


近鉄百貨店本店あべのハルカス内にあるイベントスペース:近鉄アート館で開催していた「G博 ゴジラ大阪に現る」を見てきました。
添付写真は左からポスター写真、模型前面からと背面から、純金製ゴジラです。
ポスター写真の右下に純金製ゴジラの展示告知が見えていますね。(白い看板に赤い文字)

ちなみにポスター写真の横に見える赤いものはゴジラの牙です。
単体で写真を撮ろうと思っていたのに忘れてしまいました……。

会場入ってすぐは特撮とゴジラの歴史。
旧米ジラは酷評されていますし実際興行人数的には充分な数字だったみたいなので、結末変えれば良かった話か……。
新・米ゴジのおかげで急増した日本版ゴジラの話を見るたび思うのですが。
旧米ジラのリメイク版とかないんかなぁ。
脚本というか結末が日本の「FINAL WARS」でネタにされるぐらい酷かったのですが、監督?の「完成されたゴジラの造形を中途半端に変更するのはゴジラに対する冒涜だ」(意訳)って考え方は好きだったのですよ。
※一応解説を入れておくと。
旧米ジラはなんと米軍のミサイルごときで死んでしまいます……。
子供は何匹か残ったようですが。
日本版ゴジラ最終作である「FINAL WARS」は、シリーズに出て来た歴代の怪獣達をゴジラが倒しまくるという話(らしい)です。(ゴメンナサイ、見に行けなかった……。後述)
その中に出て来た「ジラ」が旧米ジラとそっくりな姿で、ゴジラに瞬殺された後、登場人物に「マグロばっかり食ってるから弱いんだろ」と言われたそうです。
なお「ジラ」の名前はゴジラの英語綴り「GODZILLA」から「GOD」(神)を抜いた(ZILLA)というのが有力な説です。

そんな映画より、ちょっと動員人数減ったからって馬鹿みたいなテコ入れ策という名の迷走していた頃の方が動員人数は余程酷かったはずですね。
VSシリーズがデストロイアで終わり、モスラ三部作と旧米ジラを挟んでミレニアム以降に興行成績が落ちたそうで。
なぜか子供向けアニメ「とっとこハム太郎」と同時上映という暴挙に出たのです……。
当時高校生だった和美ですらミレニアム以降のゴジラって怖かったのに、ハム太郎を見に来る年齢層って泣きますよそりゃ。
(あんまりにも泣き声が煩くて注意した事があります)
(平成単体映画のどれかの監督が「ゴジラを『怖い怪獣』に戻したかった」と言っていたので、「怖かった」という感想は間違ってない)
和美みたいに、もう片方もついでに見たいなって思う人あんまりいなかったでしょうし。
東宝側は動員人数の減少に歯止めを掛けたかったようですが、正直加速しただろ。
そんな悲惨な組み合わせでもちろん動員人数が回復する訳もなく、「FINAL WARS」(さすがに単体上映です)で日本のゴジラシリーズは打ち切りを迎えたのでした……。

次が新・米ゴジのイベントでの出演者インタビュー。
なんですが……ゴジラフリークという監督のインタビューがなかったので不満です。
あ、渡辺健が「震災以降ハリウッドへの出演は控えていたんだけど、そろそろハリウッド作品に出ようかなと思っていたところに依頼が来た」と言っていたのが正直意味分かんなかったです。
出演を控える理由も復帰しようと思った理由も言っていないし、大体被災者でもないくせに被災者の振りするなと思いました。(震度6以上の場所にいたなら分かりますが)

実際に使われた衣装と役名。
家族ものっぽいので、ハリウッドにありがちな無駄な恋愛要素がないようでちょっと安心です。
(主人公は既婚で奥様がゴジラ事件に巻き込まれて死ぬようなので)
……まさかベッドシーンとかないですよね?^^^^^^^^^^^
ハリウッド映画ありがちな、一作ヒットしたから三部作化だけはやってほしいですけども。
人間の主人公は変えてくれるとありがたいです。
追記。少なくとも続編?第二作?の話は既にあるようです。

次がゴジラの頭部。
解説で平成VSシリーズの後期は白目がないとか書いてあったんですが、白目が充血して赤く見えるってだけみたいです……。説明おかしい。
そいや着ぐるみの展示がなかった事に今気づいてショックです。
少なくとも数体は現存しているようなのですが。(一体だけ特撮博物館で見ましたけど)

立体模型。
ここだけ写真撮影がO.K.でした。
すぐ手前にゴジラ頭部、すぐ隣にトリビュートアート()や生頼範義先生の展示で厳しいのかなとは思いますが、もっと照明暗くしてほしかったなー。
雰囲気出ません。
生頼範義先生はちなみに平成VSシリーズのビオランテからデストロイアまでとFINAL WARSで映画のポスターを担当された方です。
初めて名前知りました。
てかFINAL WARSってポスターは実写ではなく絵だったのですね……。

ポスターでは全てゴジラより戦う敵の方が大きく描かれている事に気づいて疑問を感じたのですが。
映画本編は人間の立場からゴジラの行動を見ているのですが、映画題名としては「ゴジラが主人公」で、観客側もゴジラを応援します。基本。
そのゴジラにとって、相手の怪獣は敵になります。
だから敵=ゴジラにとって脅威となる存在をゴジラより強そうに=大きく描くのだなぁと気づきました。
たとえその相手が、ゴジラに勝った事のないキングギドラでも、です。
その方が、ゴジラと戦う怪獣に注目も集まりますしね。
でもデストロイアで一番注目する場面は「ゴジラの死」なのでゴジラが一番大きく描かれています。
だからと言って対戦相手であるデストロイアを蔑ろにも出来ないですし、映画公開時のキャッチコピー「ゴジラ、死す。」からして「ゴジラが負けて死ぬのか……?」というミスリードをさせるためにもデストロイアにも注目してほしい。
だからデストロイアは伏せた格好で前面に配置されているのかなぁ?とか。
(FINAL WARSだけはゴジラが単体で描かれています)

映画館で販売されたデフォルメグッズのパッケージ?絵を描かれていた開田先生の絵もありましたが、途中からゴジラ関係ねえΣ
映画の小説版って今もあるのかなぁ?

公式に関わっていない人によるトリビュートアート()は興味ないのでスルーで。

最後がゴジラ全作品の予告編を纏めたCMでした。
ただの予告CMだし別に見なくても良いかなーと思っていたのですが、一周見て良かったです。
カットだけは割と有名な「シェー」も見られましたしw
尻尾を抱えて飛ぶ場面もあったら良かったのに……。

途中漫画調に吹き出しがついている作品があって、ゴジラの自称が「ボク」だった事にちょう驚きました。
やっぱ子役って演技下手だなー。

「ゴジラの息子」でゴジラは息子を無人島で育てるのですが。
ゴジラが横になったまま尻尾を左右に振って、息子がそれを跳んで避けて遊んでいる場面が、怠け者の子育てみたいで妙に人間臭くて可愛かったです。

そうそう、映画はカラーになっても途中までは白い炎を吐いていたんですね。
結構古い、ボカロのおっさん向け同人誌シリーズ(ヤングマンだったかな汗)に載っていた話。
冬にミクが白い息を吹き出して「昭和ゴジラ」、Pが息で白い輪っかを作って「ミニラ」、(途中経過忘れましたが)怒ったはちゅねが青い炎で「平成ゴジラー!!」「「え!?」」
というのを思い出して笑ってしまいましたw
この話を読んだ直後、親に聞いたら「モノクロだったからだろ」と言われて納得していたのですが、カラー作品でも白い炎でした。
CG導入したんですかね。
そうそう、基本は平成VSシリーズが好きなのですが、VSメカゴジラだけは平成ゴジラ単発作品版の方が好きです。
モスラは三部作が好きなんですが、小美人:コスモスの二人に個性を持たせたという意味で特殊な作品だったのかなぁ。
小美人が歌う「モスラの歌」はYAMAHA組V3ボカロの杏音・鳥音のデモソングでしたね、なぜか。

最後はバンダイナムコゲームスがPS3でゴジラのゲーム出すって予告で終わりだったのですが、どんな話になるんだろう。

展示会場を出て物販コーナーのところで梅メーカーがサンプルを配っていて、何となく受け取ったのですが。
帰って確認したら本当にご飯用の梅が一粒入っていて驚きました。
他のグッズに混ざって、イベントの紙を巻いただけの梅も販売していました。
ちなみに、ポスター横で展示告知されていた一億五千万円の純金製ゴジラもその物販コーナーで売っていました。
誰か買ってとか一瞬思ったのですが、こんな色似ていないゴジラ嫌だw

物販コーナーの方に聞いて知ったのですが。
(レジの方もちゃんとゴジラが好きなのか詳しくてびっくり)
生頼先生(映画ポスターを担当された方)「おうらい」って読むのかΣ(゚д゚lll)
「最近は開田先生の方が多いですよー」と言われましたがだってちゃんと見に行っていた平成シリーズが生頼先生だったんだもんっ!
……その後ミレニアムからポスターが実写になってちょうショックでした……。
FINAL WARSは受験で見に行けなかったしな(ノД`)・゜・。
大阪の最終上映日の最終回にギリギリ間に合う予定だったのですが、翌日が第一志望の大学の受験申込締め切りか何かで親に反対されて見に行くのを諦めたのでした……。
下敷きだけは親が見に行った時に買ってくれたのでまだ持っているはずですが。

夕刊フジの号外ゴジラと、紙を巻いただけのカステラ、会場限定のクリアファイル(生頼先生絵)を買いました。
開田先生のグッズは多かったのですが、生頼先生のはポスターとかTシャツとか微妙に高いものばかりでした……。
絵葉書セットとか出してほしかった。
いや開田先生が嫌いな訳ではないんですが。
号外ゴジラはまだ見ていませんが、なぜか浦沢直樹が絵を描いていて微妙でした。
浦澤直樹が嫌いという訳ではないんですが、和美は「公式に出てくる」(版権元から金をもらう)同人絵が嫌いです。例:栗
公式じゃない場所で出る同人絵は大好きですが。
(しかしアイマスの杏仁豆腐先生や錦織監督(だっけ?)の絵は大好きです)

以上かなーと考えて思い出した。
シュタイフ社が作ったゴジラのぬいぐるみ(あんまり似ていない)の予約を受け付けていました。
……耳にタグがついている事で有名なテディベアの会社じゃなかったっけ……。(曖昧)

とりあえずギリギリでも見に行けた!とホッとしていたら、8/29から同じ天王寺の同じあべのハルカス内(場所は違う)で開催される「大ゴジラ特撮展」のチラシがありました……。
……どさくさに紛れてでも良いから平成モスラ三部作も混ぜてくれませんかね。
「ガメラは制作会社違うから諦めるにしても」と書こうと思ったのですが、平成ゴジラのどれかの冒頭に、ガメラの死体が水揚げされるっていう特撮怪獣ファン大歓喜な場面ありましたよね……。

同じ天王寺で開催されているゴジラのスタンプラリーが今月いっぱいで終わってしまうので、ガンダム展と併せて早く行きたいです。うう、忘れてた。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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