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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > きらめく日本画コレクション
難波にある大阪高島屋店で開催していた「きらめく日本画コレクション」展に行きました。
……大阪市内に高島屋は一店舗しかないのか。

【目次】

  1. 初めに
  2. 特別展の感想
  3. 新美術館
  4. 次回予告

初めに

大阪新美術館建設準備室に名前が変更になった、旧:大阪近代美術館設置準備室の所蔵品でした。
準備室で開催された収蔵品展に二回程、他の場所で開催された特別展にも二回程行ったので、見た事がある絵も多かったです。

特別展の感想

さざなみ ≫ は昔から何度見てもすごい絵だなと思ってしまいます……。

風景、歴史、風俗、美人画の四項目に分かれていまして、風俗画と美人画は見た事のない絵が多かったです。

風俗画は屏風にバレエダンサーが二人描かれている ≪ 踊子 ≫ という作品に驚きました。
作者である井口 華秋の中でもさすがに変わった作品だそうな。

大阪は「画壇の悪魔派」と呼ばれた北野 恒富つねとみの影響で妖艶な美人画が多いそうです。
北野恒富は、今回も歴史画で出品されていた ≪ 淀君 ≫ しか見た事がなく「……悪魔派?」と思っていたのですが、美人画として出品されていた絵は確かに淀君よりは美人でした。
≪ 摘草 ≫ って初期の作品は良かったのになぁ。

橋本成花だったかな、明治生まれの美人画を描いた画家が「大正後期からの消息は不明」となっており、「 どういう事なのそれは!」と思いました。
あと画家の中村貞以と結婚した高橋成薇せいびが、結婚後は画家を辞めて夫のモデルになったという話もショックでした。
画家同士で結婚してお互い影響されて画風が変わっていくのが楽しいのに!
(そんな画家夫妻は知りません)

新美術館

最後に新美術館の建設予定地とかの紹介パネルが小さくありました。
……建設が決まったのは嬉しいけど、老朽化の危機に瀕している天王寺の大阪市立美術館はどうするんでしょうか。
実は同時期開館の予定だったそうですが。

できれば中之島にある国立国際美術館とも、天王寺にある市立美術館とも、両立してほしいのですが……無理だろうな、大阪では。

次回予定

少し離れた場所にある高島屋別館の資料室でもなんか開催中らしいのでまた行こうと思います。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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