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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > ぐるっと
4/24に京都文化博物館に行きました。
以前「佐藤太清 展」に行った時に前売り券を買った「光の賛歌 ― 印象派 ― 展」です。
実は名古屋ボストン美術館のミレー展も行く予定だったのですが……22日に体調を崩したせいで反対されて京都だけになったのでした……orz
交通費を安く済ませるためには一緒に行った方が絶対に良いのですが。
うう、本当は三月中に行っておかなきゃいけなかったのに。
ちなみに京都伊勢丹で開催していた「日本画で見るさくら 展」も行くつもりだったのですが、こちらはうっかりしていたら22日で終了してしまっていましたorz
あ、ミレーは多分イベントのついでに行きます……。
三時に終わるからその後でも大丈夫なはず多分きっと。

そんな事はさておき。
京都文化博物館にしては珍しく、意外と混んでいました。
公式Twitterによると前日(23日)は入場に一時間半待ちだったそうです……。
会場入口は五階にあるため、移動手段がエレベーターのみという構造が一因のような気はしますが。
まあさすがにそこまでは待たされませんでしたが、お昼過ぎとは言え平日なのに結構な混雑でした。
作品リストがなくて驚きました。
配布し切った訳ではなく最初から作っていないようです。
音声ガイドは女優で声優さん(ほんとに声優か?)という表記に怯みかけましたが、聞きやすい解説で安心しました。
どこかの会場で一度聞いた事があるのですがどこだったかなー。

最初がターナーでした。
晩年のぼんやりとした雰囲気かなーと思っていたら、元からの絵が印象派に影響を与えていたようです。
あと多かったのはシスレーかな?
チラシの絵にも使われていたのは、ルノワールのダンスを踊る男女の絵だったのですが。
ぼんやり見ていると、紺色のスーツに赤茶色の髭を生やして、つばつきの黄色い帽子を被った男性がゴッホに見えてしまいました。
いやあの人の自画像は青っぽいスーツだから。

1890年代のごく一部のモネの絵がくっきりした色合いで驚きました。
そうそう、モネといえばカミーユという奥様を何度も描いていたのですが、途中(モネが四十代の頃)で亡くなっていた事を今回知りました。
というのも驚きでしたが、その奥様の看病をしていた「友人の妻」と再婚って……友人(画家。破産したため一家でモネ一家と同居していた)どうしたの!?
というのが最大の疑問でした……。
今調べたところ、画家ではなくパトロンだそうです。
そして本人は妻と子供を残して一人で国外に逃亡したそうな。
モネの睡蓮だらけのコーナーもあったのですが、似たような絵柄が多くてちょっと微妙でした。
そして一番好きな睡蓮はなかったし。

夏に見に行ったカイユボットもいました。
絵柄は全く違うのですが、印象派とも仲が良かった(印象派展にも出展経験あり)と解説されていたのです。
が、「国家に蒐集作品を寄贈した」って……最初はその寄贈を拒否されたのをすっ飛ばされてなんだかなぁ。

ピサロの子供もいました。
えーと、その事実に驚いたのと出展作品数が多くなかったのであまり印象には残っていませんごめんなさい。

ブーダン……だったかな。
海辺出身で漁村の人を描いていた画家がいまして、やっぱり海が綺麗でした。
海と空が綺麗な人が好きです。

以上……かな?
入り口で「携帯電話はマナーモードにしてください」的な案内をずっとしていたのに、それなりの音量で何人も鳴らしていたのが意外でした。
人が多いと、マナーの悪い人の割合も増えるんですかね。

添付はとうとう買いました「ミュージアムぐるっとパス関西」です。
最初に使った日から三ヶ月間有効なので、いつ使おうかどきどきですw
六ヶ月版と迷ったのですが、行く美術館は大体いつも同じところなので三ヶ月で良いかと思いました。

次の特別展は黒田清輝らしいのでとりあえず行くつもりです。
洋画家だったはずなのに、チラシに載っていた絵は意外と薄塗りでした。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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