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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > マグリットと京都国立近代美術館
京都市立美術館で開催中で、ルーブル美術館展の時には空調設備が故障という理由で臨時閉館だったマグリット展に行ってきました。
うっかりしている間に、会期終了一週間前ですよ。
ルーブル美術館展の記事はこちら:京都市美術館:ルーブル

ルーブル美術館展の半券を提示すると二百円の割引が効いたのに、綺麗さっぱり忘れていました……。
公式サイトによると、セットで半額以下になる前売り券もあったようですね。


マグリット……分かりやすい絵のイメージがあったのですが、難しいです……。
最初期のキュビスム寄りの絵の方が、まだ主題としては分かりやすいかもしれません。
戦中戦後辺りの作品が印象に残りました。
空に浮く岩「ピレネーの城」や、街中に男性が浮く「ゴルコンダ」など有名な絵は、ほとんどが五十代以降から晩年に描かれたようですね。

Twitterで「二次創作ってこういう感じだよな」と例えに出されていた絵がなくてちょっと残念でした。
もっと残念だったのは、一番気に入った絵の絵葉書が、売り切れたのか最初からなかったのか……。
ちなみに図録は以前ルーブル美術館展に来た時、ついでに買ってもらいました。

道路を挟んで向かい側にある、京都国立近代美術館で開催される「琳派のイメージ」展は来週末から、だったのですが。
コレクション展が「ルオーとシャガール」となっていて、しかも観覧料無料となったらそりゃ行くでしょう。
一昨年頃、汐留パナソニックミュージアムで開催されていた『ルオー展』に行きそびれてからずっと気にしているのです……。
シャガールは版画も展示されていたのですが……色がないと一気に誰か分からなくなるなぁ。

とか言いつつ、惹かれたのは初秋の日本画展内、西内利夫「秋茄子」でしたが。
白っぽい背景に黒い茄子の茎とか実が綺麗でした……!
しかも撮影できるっていうね。


洋画家:鳰川 誠一氏の作品の寄贈を受けた特集があり、その鳰川(におがわ)が影響を受けた、としてルオーとシャガールの特集が併催されたようです。
見てみると、ステンドグラスのような線の太さはルオー似、雰囲気はシャガール似でした。
色使いが暗いシャガールみたいな。
でもペン画の方が好きです多分。

焼き物は富元憲一とかが出展されていたのですが、理解不能。(ぶん投げ)

堂本印象の甥である堂本尚郎の特集もありました。
「惑星W」は良かったのですが……全体的に抽象画というか現代アートというべきか。

美術館に飾られている、他の美術館や博物館の特別展を告知するポスターを見ていたら。
ニキ・ド・サンファル展が東京で開催中なのですね……。
巡回展ないかなぁ。
小学校の図画工作の教科書に見開きで紹介されていて、印象に残っています。
過去に検索した時はそれらしい作品が見当たらなかったのですが、知名度が上がったという事でしょうか。


受付に飾られていて可愛かった、京都のゆるキャラ:まゆまろです。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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