気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
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この記事は美術館の感想です。
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六月三十日に、国立国際美術館で開催されていたコレクション展 『 視覚芸術百態 』 を見ました。
前回の 『 トラベラー展 』 (当ブログ内過去記事)に引き続き、開館四十周年記念です。
検索したところ、インフォメーションに届け出るだけで写真撮影の許可証がもらえると初めて知りました ……。
下記の通り、一応規約があります。
和美の場合、後でブログ記事を書くのに作品名と題名を一致させるために使いたかっただけですし。
……あと、図録に載っていない方向からの写真が欲しかったという理由もあります。
【 追記 】
図録を見ていると、どこにも注記はありませんが、著作権の関係か掲載されていない作品が半分はあるようで……。
全作品の写真を撮影しておくべきでした。
ジャン•フォートリエがありました。
名前は記憶から飛んでいましたが、卵のような頭蓋骨の絵 ≪ 人質の頭部 ≫ はポスターに使われていたのでよく覚えています。
この国立国際美術館で特別展が開催されていて、最終日直前の水曜日に慌てて見に来たのです。
あと、兵庫県立美術館で開催されていたジョルジュ•モランディの瓶が並んだ静物画。
豊田市美術館まで見に行ったアルベルト•ジャコメッティ。
大阪市立美術館で開催されていた 『 こども展 』 に出展されていたパブロ•ピカソ。
と、他の美術館で開催されていた特別展で見た作品もいくつかありました。
(モランディだけは、ほぼ全て同じような静物画なので自信がありませんが……)
まずは岡崎乾二郎という人。
白い背景に絵の具を適当に散らした系の抽象画なのですが。
絵の具で下に絵を描いておいて、その上から白を塗って削ったのかな、と勘違いしてしまうほど綺麗に植物っぽく見えている部分があって不思議な感覚でした。
今回一番良かったのは、マイク•ケリーの≪シティ7-1(「 カンドール 」 シリーズより≫という立体作品です。
例によって初めて聞いた名前ですが、題名からしてシリーズもののようなので、他の作品も見てみたいです。
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最初に挙げたポスターの作品は≪レゴ≫という題名で、そのままレゴを使って作られています。
裏側も綺麗に色分けされていました。
が……≪マリリン≫と今回初めて知った≪グレムリン≫という作品でした。
アンディ・ウォーホルもニキ•ド•サンファルと同じく、東京で開催された特別展を逃したので大半の作品を知りません。
一番好きなキャンベルスープ缶ではなくて残念でした。
……真面目に欲しいのですが、おいくら万円なのでしょうか。
追記:1缶だけなら300万円程でした。
人気作の≪マリリン≫は三作が出展されていました。
全十色の色違いのうち黒、赤、緑が人気作ですが、展示作は緑、青、ピンクでした。
図録にもデジカメにも記録がなく …… 緑があったのは覚えていましたが、黒や赤などではなく 『 ぼんやりした色 』 という記憶だったのですが、Twitterに写真が載っていて特定できました。
助かりましたが、撮影規約に違反しています。
近畿圏内で近現代美術というと、京都近代美術館は明治〜昭和辺りで国立国際美術館よりまだ古い年代。
国立国際美術館と近いのは、京都文化博物館がたまにヤノベケンジを扱っているのと、兵庫県にある横尾忠則現代美術館ぐらいでしょうか。
お金がなかった頃に音声ガイド借りるのをやめてから作品に向き合えるようになった気がするのですが、やっぱり現代美術は解説が欲しいです。
【 追記 】
記憶になかったのですが、音声ガイドもあったようです。
借りれば良かった……。
今回の 『 視覚芸術百態 』 も、もちろん図録を買えました。
が、会場に置いてある閲覧用の図録を読んだ限り、作品毎の解説が全くないようで困ります。
しかも著作権の関係か、図録に載っていない作品があると後から気づきました……。シンジラレナイ。
どうせ団体割引が効くので、コンビニの文字しか書かれていない前売り券は諦めて当日券を買う事にしました。
有効期限が一年間なので、そろそろ更新の事を考える時期に近づいて来ました。
京都府内のお寺や美術館などで割引が効くので京都国立博物館で入会しましたが、国立国際美術館の友の会の方が、特別展が一回は無料になる分合計金額では安いのかもしれません。
六月三十日に、国立国際美術館で開催されていたコレクション展 『 視覚芸術百態 』 を見ました。
前回の 『 トラベラー展 』 (当ブログ内過去記事)に引き続き、開館四十周年記念です。
【目次】
- 期待と結果
- 今まで知らなかった
- 作品と再会
- 印象に残った作品
- 一番好きな人
- 買い物
- また来ます
- 年間パスポートと友の会
1. 期待と結果
開館四十周年記念のコレクション展なので、国立国際美術館が所蔵するニキ•ド•サンファルの立体が出るかと期待していたのですが …… 出ませんでした。2. 今まで知らなかった
会場内で、美術館スタッフとも思えないような人達が 『 写真撮影許可証 』 というタグを首から下げて、スマートフォンで写真を撮っていたのに気がつきまして。検索したところ、インフォメーションに届け出るだけで写真撮影の許可証がもらえると初めて知りました ……。
下記の通り、一応規約があります。
- 一作品だけの撮影は著作権に関わるので、複数作品が写るように撮る
- 動画撮影は禁止
和美の場合、後でブログ記事を書くのに作品名と題名を一致させるために使いたかっただけですし。
……あと、図録に載っていない方向からの写真が欲しかったという理由もあります。
【 追記 】
図録を見ていると、どこにも注記はありませんが、著作権の関係か掲載されていない作品が半分はあるようで……。
全作品の写真を撮影しておくべきでした。
3. 作品と再会
ここからは作品の感想です。ジャン•フォートリエがありました。
名前は記憶から飛んでいましたが、卵のような頭蓋骨の絵 ≪ 人質の頭部 ≫ はポスターに使われていたのでよく覚えています。
この国立国際美術館で特別展が開催されていて、最終日直前の水曜日に慌てて見に来たのです。
あと、兵庫県立美術館で開催されていたジョルジュ•モランディの瓶が並んだ静物画。
豊田市美術館まで見に行ったアルベルト•ジャコメッティ。
大阪市立美術館で開催されていた 『 こども展 』 に出展されていたパブロ•ピカソ。
と、他の美術館で開催されていた特別展で見た作品もいくつかありました。
(モランディだけは、ほぼ全て同じような静物画なので自信がありませんが……)
4.印象に残った作品
ここからは印象に残った作品を挙げていきます。まずは岡崎乾二郎という人。
白い背景に絵の具を適当に散らした系の抽象画なのですが。
絵の具で下に絵を描いておいて、その上から白を塗って削ったのかな、と勘違いしてしまうほど綺麗に植物っぽく見えている部分があって不思議な感覚でした。
今回一番良かったのは、マイク•ケリーの≪シティ7-1(「 カンドール 」 シリーズより≫という立体作品です。
例によって初めて聞いた名前ですが、題名からしてシリーズもののようなので、他の作品も見てみたいです。
最初に挙げたポスターの作品は≪レゴ≫という題名で、そのままレゴを使って作られています。
裏側も綺麗に色分けされていました。
5. 一番好きな人
現代アートでは和美が一番好きな、アンディ•ウォーホルも出ていました。が……≪マリリン≫と今回初めて知った≪グレムリン≫という作品でした。
アンディ・ウォーホルもニキ•ド•サンファルと同じく、東京で開催された特別展を逃したので大半の作品を知りません。
一番好きなキャンベルスープ缶ではなくて残念でした。
……真面目に欲しいのですが、おいくら万円なのでしょうか。
追記:1缶だけなら300万円程でした。
人気作の≪マリリン≫は三作が出展されていました。
全十色の色違いのうち黒、赤、緑が人気作ですが、展示作は緑、青、ピンクでした。
図録にもデジカメにも記録がなく …… 緑があったのは覚えていましたが、黒や赤などではなく 『 ぼんやりした色 』 という記憶だったのですが、Twitterに写真が載っていて特定できました。
助かりましたが、撮影規約に違反しています。
6. 近代と現代の違い
国立国際美術館は名前に近代と入っていない割に、近畿圏内で一番の近現代美術館のような気がします。近畿圏内で近現代美術というと、京都近代美術館は明治〜昭和辺りで国立国際美術館よりまだ古い年代。
国立国際美術館と近いのは、京都文化博物館がたまにヤノベケンジを扱っているのと、兵庫県にある横尾忠則現代美術館ぐらいでしょうか。
お金がなかった頃に音声ガイド借りるのをやめてから作品に向き合えるようになった気がするのですが、やっぱり現代美術は解説が欲しいです。
【 追記 】
記憶になかったのですが、音声ガイドもあったようです。
借りれば良かった……。
7. 買い物
ちなみに今回最大の目的は、前回の特別展でああった 『 トラベラー展 』 の図録だったのですが、無事に買えました!今回の 『 視覚芸術百態 』 も、もちろん図録を買えました。
が、会場に置いてある閲覧用の図録を読んだ限り、作品毎の解説が全くないようで困ります。
しかも著作権の関係か、図録に載っていない作品があると後から気づきました……。シンジラレナイ。
8. また来ます
次回のプーシキン展の前売り券も買う予定だったのですが、『 前売り券は美術館内で売っていない。コンビニなどでのみの販売 』 という初めての経験をしました。どうせ団体割引が効くので、コンビニの文字しか書かれていない前売り券は諦めて当日券を買う事にしました。
9. 年間パスポートと友の会
昨2017年の十一月末に京都国立博物館で年間パスポートを買ったのですが、もう元は取れた気がします。有効期限が一年間なので、そろそろ更新の事を考える時期に近づいて来ました。
京都府内のお寺や美術館などで割引が効くので京都国立博物館で入会しましたが、国立国際美術館の友の会の方が、特別展が一回は無料になる分合計金額では安いのかもしれません。
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