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東京五輪なんてどうでも良いです。
こんにちは、和美です。
今回の話題は、他国に比べて日本国内では現金決済の割合が高く、キャッシュレス化が進まないという話です。
理由を考えてみました。
元の記事はこちらからどうぞ。
達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場:2018年4月15日号:抜粋版
この記事に、
情報元のPDFはこちら:経産省:キャッシュレス・ビジョン
この数字を見た瞬間、「 無理でしょ 」 以外の反応が出て来ませんでした。
細かい線による印刷、透かし、ホログラムなど、世界随一の偽造紙幣対策が施されているためです。
キャッシュレス化が進んだという中国・韓国はいずれも 「 偽造品が多そう 」 という印象を持たせる国です。
手渡しだと、百円玉の代わりに外見が似ている100ウォン硬貨を渡す人間もいるようですが……。
500円硬貨より僅かに重い500ウォン硬貨が自動販売機の重量詐欺に使われたため細工が入った新デザインに切り替わったように、百円玉にも偽造対策が施されるかもしれませんね。
という考え方もある気がします。
利用者が自己破産しやすいリボルビング払いを、儲けが大きくなるからとクレジットカード会社が強く勧めるのも一因かとは思いますが。
1. クレジットカードは短期の借金である。
2. 借金は悪い事である。
= だからクレジットカードは使わない方が良いし持たない方が良い。
この三段論法の結果でもあるかと思います。
クレジットカードも、気軽に使っていると支払い能力を超えてしまう、払えなくなる可能性があるので危険なのは事実です。
ですが、ある程度の年齢までにクレジットカードなどの利用履歴を持っていないと、自己破産して履歴が白紙にされた、と疑われて家や車のローンが組めなくなるという話も聞くので難しいですね。
無借金経営を貫いていた会社は、経営が傾いた時、返済実績が全くないため借りられず、倒産してしまったという話も実際にあったそうですし。
紛失した時の利用停止手続きが面倒なので、現金の代わりにクレジットカードというのは辞めてほしいなぁというのが個人的な本音です。
三十代になるまでに八割の人が財布を落とす、というアンケート結果もありますしね。
コンビニの支払いなどに、個人的に手軽に利用しているのは、交通系ICカードのICOCAです。
JR西日本が出している、JR東日本のSuicaと同種のカードです。
交通系ICカードにも難点が二つあります。
まず、関西は交通系ICカードの利用率が低いという事。
乗車券は金券ショップでの転売が最も安くなるそうです。
JR西日本が公式に、一円単位での乗車金額を設定するほどの利用者数に達していない、と発言する程。
そもそも関西はJRも私鉄も、田舎の方では交通系ICカードそのものに対応していない路線もあります。
JRでは万葉まほろば線とかね。
……JR発行の割に、ICOCAが新幹線の乗車券購入にすら対応していないのも疑問ですけれども……。
現状では、「 乗車券の代わり 」 にすらなっていません。
交通系ICカードの難点、二点目はPiTaPaの存在です。
関西一円に広がる私鉄が共同で導入した交通系ICカードのPiTaPaは、ICOCAやSuicaとは異なる決済システムです。
(決済方法は銀行口座の引き落としのみ。現金チャージは不可能です)
さすがに自動集改札機では共通の機械を導入していますが、阪急電鉄傘下のコンビニなどでは、未だに交通系ICカードの支払いはPiTaPa専用機のみ設置のお店が多いです。
余談ですが、全国相互利用に対応していないローカルICカードなんてのもあります。
(例:奈良交通のCI-CA)
クレジットカードの有効期限が迫ってきた場合、ICOCAやSuicaの残高を使い切る必要があるというのはかなり面倒だと思います。
特にSuicaは運賃が一円単位なので、使い切る場合は細かく計算するか、乗り越しして清算するかの二択です。
個人的にFeliCaは論外です。
全てをスマホ一つで完結させる人が増えた今、スマホの充電がなくなるという可能性を全く考えていないように感じます。
せめてコンビニにでも有料充電器が置いてあれば充電もできますが、充電が切れそう、お金は持ち歩いていない、となると、支払いができないから家に帰れないという事態にもなりかねません。
毎回コンビニの緊急用充電器を買う人ばかりだとも思えませんし。
有料充電器を「 充電が終わってからお金を払う 」システムにすれば、充電がないから支払いができない事態は免れます。
五輪は国家事業ではなく、「 東京 」 という一都市が単独で開催するイベントですよ。
前年に開催される 「 ラグビーワールドカップ2019 日本大会 」 とは違って。
この点を分かっていない連中が、政治家にも経済界にも多くいるように感じます。
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東京五輪なんてどうでも良いです。
こんにちは、和美です。
今回の話題は、他国に比べて日本国内では現金決済の割合が高く、キャッシュレス化が進まないという話です。
理由を考えてみました。
【目次】
- きっかけ
- 現金決済が多い理由
- クレジットカードカード=借金
- 全国相互利用交通系ICカード
- 合わせ技
- その他の決済手段
- 最後に
1.きっかけ
元は、購読している経済系のメールマガジン 『 MONEY VOICE 』 に載っていた話です。元の記事はこちらからどうぞ。
達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場:2018年4月15日号:抜粋版
この記事に、
とありました。
経済産業省が 『 2025年までにキャシュレス比率を40%に上げ、さらに80%を目指す 』 という目標を発表しました。
情報元のPDFはこちら:経産省:キャッシュレス・ビジョン
この数字を見た瞬間、「 無理でしょ 」 以外の反応が出て来ませんでした。
2.現金決済が多い理由
日本で現金決済が多い最大の原因は、偽造紙幣がほぼ出回らないため、現金が信用出来るという事。細かい線による印刷、透かし、ホログラムなど、世界随一の偽造紙幣対策が施されているためです。
キャッシュレス化が進んだという中国・韓国はいずれも 「 偽造品が多そう 」 という印象を持たせる国です。
手渡しだと、百円玉の代わりに外見が似ている100ウォン硬貨を渡す人間もいるようですが……。
500円硬貨より僅かに重い500ウォン硬貨が自動販売機の重量詐欺に使われたため細工が入った新デザインに切り替わったように、百円玉にも偽造対策が施されるかもしれませんね。
3.クレジットカード
キャッシュレス化において大事なのは、クレジットカード支払いは借金である。という考え方もある気がします。
利用者が自己破産しやすいリボルビング払いを、儲けが大きくなるからとクレジットカード会社が強く勧めるのも一因かとは思いますが。
1. クレジットカードは短期の借金である。
2. 借金は悪い事である。
= だからクレジットカードは使わない方が良いし持たない方が良い。
この三段論法の結果でもあるかと思います。
クレジットカードも、気軽に使っていると支払い能力を超えてしまう、払えなくなる可能性があるので危険なのは事実です。
ですが、ある程度の年齢までにクレジットカードなどの利用履歴を持っていないと、自己破産して履歴が白紙にされた、と疑われて家や車のローンが組めなくなるという話も聞くので難しいですね。
無借金経営を貫いていた会社は、経営が傾いた時、返済実績が全くないため借りられず、倒産してしまったという話も実際にあったそうですし。
紛失した時の利用停止手続きが面倒なので、現金の代わりにクレジットカードというのは辞めてほしいなぁというのが個人的な本音です。
三十代になるまでに八割の人が財布を落とす、というアンケート結果もありますしね。
4.全国相互利用交通系ICカード
クレジットカードが使えなければ何を使うか。コンビニの支払いなどに、個人的に手軽に利用しているのは、交通系ICカードのICOCAです。
JR西日本が出している、JR東日本のSuicaと同種のカードです。
交通系ICカードにも難点が二つあります。
まず、関西は交通系ICカードの利用率が低いという事。
乗車券は金券ショップでの転売が最も安くなるそうです。
JR西日本が公式に、一円単位での乗車金額を設定するほどの利用者数に達していない、と発言する程。
そもそも関西はJRも私鉄も、田舎の方では交通系ICカードそのものに対応していない路線もあります。
JRでは万葉まほろば線とかね。
……JR発行の割に、ICOCAが新幹線の乗車券購入にすら対応していないのも疑問ですけれども……。
現状では、「 乗車券の代わり 」 にすらなっていません。
交通系ICカードの難点、二点目はPiTaPaの存在です。
関西一円に広がる私鉄が共同で導入した交通系ICカードのPiTaPaは、ICOCAやSuicaとは異なる決済システムです。
(決済方法は銀行口座の引き落としのみ。現金チャージは不可能です)
さすがに自動集改札機では共通の機械を導入していますが、阪急電鉄傘下のコンビニなどでは、未だに交通系ICカードの支払いはPiTaPa専用機のみ設置のお店が多いです。
余談ですが、全国相互利用に対応していないローカルICカードなんてのもあります。
(例:奈良交通のCI-CA)
5.合わせ技
クレジットカードと交通系ICカードを連携させる設定も出来るそうですが……。クレジットカードの有効期限が迫ってきた場合、ICOCAやSuicaの残高を使い切る必要があるというのはかなり面倒だと思います。
特にSuicaは運賃が一円単位なので、使い切る場合は細かく計算するか、乗り越しして清算するかの二択です。
6.その他の決済手段
クレジットカードと交通系ICカード以外の話も少し。個人的にFeliCaは論外です。
全てをスマホ一つで完結させる人が増えた今、スマホの充電がなくなるという可能性を全く考えていないように感じます。
せめてコンビニにでも有料充電器が置いてあれば充電もできますが、充電が切れそう、お金は持ち歩いていない、となると、支払いができないから家に帰れないという事態にもなりかねません。
毎回コンビニの緊急用充電器を買う人ばかりだとも思えませんし。
有料充電器を「 充電が終わってからお金を払う 」システムにすれば、充電がないから支払いができない事態は免れます。
7.最後に
田舎の個人商店はキャッシュレスに対応できないでしょうから、どうせ関東圏だけの話としか思いませんでした。五輪は国家事業ではなく、「 東京 」 という一都市が単独で開催するイベントですよ。
前年に開催される 「 ラグビーワールドカップ2019 日本大会 」 とは違って。
この点を分かっていない連中が、政治家にも経済界にも多くいるように感じます。
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