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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 美術鑑賞 > ディズニーアート展

この記事は、美術館鑑賞の感想です。

1/21日曜日、こみっくトレジャーの帰り、大阪市立美術館で開催されていた 『 ディズニーアート展 ≪ いのちを吹き込む魔法 ≫』 に行きました。
今更ながらの感想です。
こんにちは、和美です。

【目次】

  1. 入場まで
  2. 感想
  3. ミュージアムショップ

1.入場まで

節約のため、近くのチケットショップで鑑賞券を買ったのですが……。
最終日のためか、会場ではチケット購入が長蛇の列を形成していて、先に買って良かったと心底思いました。

会場内では、マナーの悪い観覧者が多くて驚きました。
スマホで写真を撮っている人がいたので、「 ディズニーだから写真撮影もできる展覧会なのかな?」 と思ってしまったのですが、少し考えると 『 ディズニーだから駄目 』 なのですよね。
(入口に写真撮影禁止と書かれていました )

美術館では、作品の手前の床に白いテープを引いて 「 ここから後ろに下がって見てください 」 という基準線にしてあるのですが、それも守っていない人が多かったです。
後日、あべのハルカスで開催されていた 『 ジブリの立体建造物展 』 にも行ったのですが、もう一般人向けの軽い特別展には行かない方が良いのかなと思いました……。
(ジブリ展も感想記事を書いていません)

2.感想

図録が完売してしまったため、記憶を辿りながらの感想です。

ディズニーと言えば著作権にうるさい事で有名ですが。
そのきっかけとなった、他社に版権を取られたという黒い耳のうさぎ 『 オズワルド 』 は版権を買い戻したのでしょうか。

火山のマグマが映る場面のために、水面から噴き出る泡をスケッチする映像がありました。
( 作品名不明 )
スケッチをする三人とも描く場面は違うのですが、三人ともが迷いのない線を描いていたのでやっぱりすごいなぁと思いました。
和美は実はジブリもディズニーも大して好きではないのですが、ジブリは絵が上手いと思った事がないと今気づきました。

ウォルト•ディズニーが単独で立ち上げたアニメ会社だと思っていましたが、設立当初はディズニー兄弟となっていたそうです。
兄弟はどこに消えたのでしょうか……。

アニメのためにディズニーが開発したという 『 マルチプレーンカメラ 』 がすごかったです。
アナログ時代のアニメでは、画像ソフトのレイヤーのように一番後ろに背景を固定し、前面に置いた複数枚の透明な板(セル画)にアニメの絵を描いて一コマずつ撮影した写真を高速で入れ替えて動いているように見せかけます。
写真の枚数が多いほど滑らかに動きますが、制作に時間は掛かります。
TVアニメとジブリやディズニーのアニメ映画ではそのコマ数が異なります。

遠くから徐々に近づいて行く場面では、絵を固定したままカメラを動かして撮影しますが。
背景に月があった場合、背景が大きくなる(近づく)につれて、月も大きくなってしまいます。
その欠点を克服するために、カメラを固定してセル画を動かせるようにしたそうです。

『 バンビ 』 のアニメを作る際には、スタジオで鹿を飼って、いつでもスケッチできるようにしたのだとか。

ディズニーと言えば、第二次世界大戦時に制作され、莫大な利益を出したという戦意高揚作品があるそうなので見てみたいです。
……永久に公開されないどころか、映像すら処分されていそうですけれども……。

コンセプトボードが色々出ていましたが、『 白雪姫 』 だったかな?決定稿と全く違う印象のキャラクターがいて驚きました。
『 不思議の国のアリス 』 はいまいちでしたが……。(原作が好きなのに)

『 美女と野獣 』 はアニメ版を見ないまま実写版を見たのですが。
参考リンク:『 美女と野獣 』 を見に行きました(当ブログ内記事)
アニメ版は、見せ場のダンスシーンの背景に使われたCGが新しい技術らしいです。
和美はアニメ絵に露骨なCGを使われるのがディズニーでなくとも大嫌いなので、アニメ版を見なくて良かったと改めて思いました。

大人気作品でディズニーのタイトルバックにも使われている 『 シンデレラ 』 がなかったのは、特筆すべき新技術がなかったからなのでしょうか……。
実写とアニメが融合した傑作として知られる 『 メリーポピンズ 』 もなくて不思議です。

ロゴマークにいる処女作の電気スタンドが有名な3DCGのピクサーは、ディズニーが買収してディズニー傘下になっているのですが。
買収前の 『 トイ•ストーリー 』 はなく、買収後の 『 アナと雪の女王 』 と 『 ベイマックス 』 はありました。
合作はピクサー単独で特別展を開催した時に取り上げられるのでしょうか。
追記:後日、大丸心斎橋店でピクサーとディズニーの特別展が開催されましたが、入場整理券が三時間後の午後七時だったので断念しました。

……『 ベイマックス 』 と 『 アナと雪の女王 』 は映画を見てみたいです。
ありのーままでー♪

今回はアニメが多かったので、今度は実写に照準を当ててみてほしいです。
というか、アニメと実写を完全に分割して特別展を組んでほしかったです。
両方とも取り上げた結果、両方とも中途半端になってしまったように感じました。

嫌いなので全く見ませんでしたが、手塚治虫先生の 『 ジャングル大帝 』 の剽窃 として有名な 『 ライオンキング 』 の脚本を書いた人って誰なのでしょうか。
剽窃繋がりで、ウォルト•ディズニー生誕100周年記念作の 『 アトランティス 〜 失われた帝国 〜 』 もありませんでしたが。
こちらはGAINAX作 『 ふしぎの海のナディア 』 です。

3.ミュージアムショップ

和美がミュージアムショップに着く直前に図録が完売してしまったようでショックだったのですが。
巡回中の他の美術館で図録が販売されているようなので、取り寄せようと考え中です。
追記:問い合わせたところ、発送不能と言われました。意味分からん。

更に追記:メルカリでほぼ未使用の美品を無事に購入しました!

ミュージアムショップは絵葉書の数が多く、ショップ入場列が分かれていました。
和美は面倒なので横から掠め取って買いましたが。笑

会場に写真撮影場所がありました。
Instagramが流行している影響か、専用の場所があると記念写真が撮れて良いですね。
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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