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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > ニュース > かもめーると年賀状の話


夏も終わって、年賀状だとか喪中はがきの時期に入りましたね。
こんにちは、和美です。

今回は、ネット記事を読んで考えた、暑中見舞いと年賀状の話です。

【目次】

  1. 初めに
  2. 関東地方の話題
  3. かもめーるが売れない理由
  4. お年玉つき年賀はがき
  5. 限定品が良いとは限らない
  6. まとめ

1. 初めに

きっかけは、八月に出たこちらのネットニュースです。
「かもめーる」今夏の売れ行きが“西高東低”になっている理由:ダイアモンドオンライン

リンク先の記事をまとめると、以下の通りです。
  • かもめーるが売れていない
  • 理由は販売ノルマを廃止したため
  • 関西では好調な売れ行き
  • 年賀状はどうなるか

2. 関東地方の話題

……「前年よりかもめーるが売れていない」という小見出しが、本文を読み進めると「関東の話」という点にミスリードを感じた関西人です。
関東圏では放送が見送られたというドラマ『 幸福のワンルーム 』 のニュースを思い出しますね。
普通は毎年生まれるパンダ、一部地域でのみ終売になったカールなど、関東ローカルの話題を、さも全国ネットのように扱わないで頂きたいです。

3. かもめーるが売れない理由

閑話休題。
本題である、かもめーる(暑中見舞い)が売れない最大の理由は単純です。
「 郵便局でしか売っていない 」からです。
年賀状はスーパーを中心に局外販売を見ますが、基本的に郵便局の開局時間は、繁華街を除いて平日の九時~五時です。
民営化された今でもお役所体質が全く抜けていない事がよく分かりますよね。
年賀状が売れない、かもめーるが売れない、取扱数が減った、と嘆く前に、サービス業として全国で土日祝日と夜間(せめて七時まで)開局するところから始めるべきです。

4. お年玉つき年賀はがき

ニュース記事の末尾に年賀状の話があるので引用します。

しかし19年の年賀状には希望の光が差している。「 平成最後 」の年賀状になることや、お年玉くじの賞品に東京五輪への招待券が登場するため、「出す人が増えるかもしれない」(関係者)
疑問点が二つ。
まず、一つ目に、お年玉つき年賀はがきは、送る側である自分ではなく受け取った側が当たります。
「もらったら返す」は常識ではありません。
出しても相手によっては返って来ないのが年賀状です。
自分が当たらない景品の内容で、買うかどうかを決めるでしょうか。

景品である東京五輪は、ラグビーワールドカップとは違って地域限定イベントですし、日本国民全員が開催に賛成でもありません。

次に、ニュースの「新しい元号の発表をいつにするか」に対し「この際、元号を廃止して西暦に統一しては」などという元号の意味も西暦の意味も理解していない意見が出る時代に、「 平成最後だから 」という理由で年賀状を出す人が増えるでしょうか。

主観ですが、いずれも影響しません。

5. 限定品が良いとは限らない

別のニュース記事で知った年賀状の話をもう一つ。
都道府県毎に絵が違う、該当地域でしか購入できない絵入り年賀はがきというのが毎年発売されています。

今年の絵がどうだったかは寡聞にして知りませんが、来年の北海道限定柄が酷かったので送られたくありません。
幸い北海道に知人はいませんし、絵入り年賀状を使うような知人もいませんが。
好き嫌いが明確に分かれる図案を、記念切手ではなく年賀状に採用してしまう視野の狭さから、郵便局は直した方がいいと思います。

6. まとめ

素人が普通に考えつく内容を考慮もしないで「売れなくなった」と言うのはただの怠慢です。
値上げをする前にやるべき事がまだあります。

まずは、開局時間の見直しから始めてください。
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書いている人:七海 和美
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PV数より共感が欲しい。
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