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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 雑談 > 繊細な花の話
ネモフィラ
農業高校の園芸科出身なので、花は割と好きで描いていましたし、今でもたまに植物園へ見に行きます。
ただし高校での専攻は果樹コースで、育てたのはりんごでしたが。
こんばんは、和美です。
アプリで出されたお題について思った事をつらつら綴るシリーズです。

【目次】

  1. 初めに
  2. 繊細そうな花
  3. サザンカと椿
  4. 花言葉
  5. 子供の名付け
  6. 比喩表現
  7. 最後に

1. 初めに

今年は植物園で初めてネモフィラが見られて幸せです。(トップの写真です)

iPhoneアプリ「書く習慣」で出たお題について投稿した内容を整理したのがこの記事です。
参考リンク:iPhoneアプリ「書く習慣」
この日(六月三十日:日曜日)のお題は「繊細な花」
詩的な表現のお題ですね。
繊細な、というと扱いに困るとかでしょうか。

2. 繊細そうな花

昔、日本画家:木島このしま 櫻谷おうこくの旧邸で偶然見た、竹の花は数日で花が散る、と聞きました。外見はどう見ても稲穂でしたが。裸子植物なのか、人目を惹くような花ではありませんでした。
竹の花
繊細とは程遠く強烈な匂いがすると有名な、世界最大の花:ラフレシアも意外と花が見られる期間は短いらしいと聞きました。
かすみ草なんかは目立たないが繊細な、の表現が似合う花だと思います。

そして名前は覚えていませんでしたが、白い花なのに、雨が降った後は花びらが透明になるという幻想的な植物を知って驚きました。
調べたところ、『サンカヨウ』という梅雨の時期の湿った草地に咲く花だそうです。
参考リンク:サンカヨウ:tenki.jp

3. サザンカと椿

椿
サザンカと椿は、外見はほとんど変わりませんが、サザンカは童謡「たきび」に「サザンカ サザンカ 咲いた道」と歌われる通り、冬の冷たい風が当たる外壁に植えても大丈夫な強い花。
対する椿は、庭の中に植えないと枯れる弱い花、と習いました。
なので、サザンカに比べれば椿は「繊細な花」という見方もできます。
(上の画像は過去記事から発掘した椿)
昔、漫画で山茶花さざんかという苗字のお嬢様が漫画で出てきた時、すごく違和感を抱きました……。軽く検索したところ、苗字としては実在しない模様。

4. 花言葉

……花言葉でも「繊細」とかありそう、と思いましたが、生憎暗記はしていません。
花言葉を暗記している人は現実世界に存在するのでしょうか。漫画やアニメの女たらしと探偵少年しか寡聞にして知りません。
が、誕生石と石言葉を覚えている人が職場にいたので、もしかしたら実在するのかもしれません。非実在系青少年。

「繊細」の花言葉を持つ植物を検索したところ、アジアンタム、サギソウ、ヤグルマギクと出てきました。
類似する花言葉として繊細な心、繊細な感情などもあるようですが省略。
参考リンク:
花言葉と書きましたが、アジアンタムは葉を愛でる観葉植物です。
サギソウは細い茎に白くて小さい、飛ぶ鷺に似た花がつく模様。ヤグルマギクは鮮やかな青い花が代表で、……繊細とは? と思ってしまいました。感覚は人それぞれという事でしょう。多分。

5. 桜

他にも繊細そうな花を調べたところ、沈丁花じんちょうげは木の寿命が短いとか、桜は基本的に長命だが、ソメイヨシノだけは六十年と短いなどと書いてありました。
もしもこの世界に 桜の木がなかったら その時こそ前が見えるのかな 桜よ散れ
songs by 初音ミク「サクラチレ」

和美はソメイヨシノ自体が好きではないので、大阪なら桜の名所は何を置いても造幣局ですし、静岡に転勤させられていた頃は三年連続で冬に咲く別々の桜を見に行っていました。
そもそもお花見とは、昔は梅を見て春の訪れを感じる行事でしたし。
下の画像は過去記事から奈良の八重桜。
桜の通り抜け
大阪にある造幣局では「造幣局の通り抜け」と呼ぶ、ソメイヨシノが散った頃に開かれる催しがあります。
「通り抜け」の名の通り、入口から出口まで一方通行で、庭に植えられている様々な種類の桜が見られます。なお、記念硬貨も発売されます。
広島の造幣局でも開催されている模様。

土肥桜
静岡では、河津かわづ桜→熱海桜→土肥とい桜と三種類行きました。もう一年延長されたら舘山寺かんざんじ桜というのを見に行く予定でしたが……。
静岡県は西部、浜松市の浜名湖近くにある舘山寺桜以外は全て東部の伊豆半島と周辺で、あの辺りは季節外れの桜が好きなのかとはなはだ疑問でした。
(上の写真は土肥とい桜)
今年は大阪市にある区役所前で季節外れの桜が見られたので満足です。
都島区の十月桜
実家の庭にサルスベリと対で植えられていたソメイヨシノはいつの間にか枯れてしまいました。
実家でちょうどその話をした日、たまたま読んだJAFの月刊誌でソメイヨシノが寿命六十年と知ったのですが、そういえば一度だけ見に行った京都は円山公園の枝垂れ桜は結構古いよな、と思い出しました。
調べたところ、今の桜は昭和三年に植えられたそうです。
参考リンク:円山公園の桜

6. 子供の名付け

話は逸れますが、子供の名付けに「花の名前は早死にしやすい」から避けるべき、と書かれていたのを思い出しました。
同じところに「親から一文字取ると親より大成しない」と載っていたので、有名な話でも古くからの言い伝えでもないとは思いますが。
お着替えする魔法少女も家族全員が植物の名前ですが、息の長い人気を誇っています。
ちょうど父の実家は同じ漢字を一文字引き継いでいく名付けでしたし、天皇家の男児は二文字目に仁とつけられる模様ですし。女の子は「子」で終わると決められているのでしょうか。

7. 比喩表現

繊細な花(のような子)という比喩表現もできたな、とここまで書いてから気づきました。
漫画だと、雑誌「りぼん」で連載されていた水沢めぐみのバレエ漫画『トゥ・シューズ』の主人公、森沢くるみでしょうか。彼女が憧れたプリマドンナの白河はづきも「力強さが足りない」と本来なら一人二役で演じる『白鳥の湖』の黒い白鳥役を下された、というくだりが出てきます。
高校生の男女が悪徳不動産屋に引っ掛かって、やむなく同じ部屋で暮らし始める『グッドモーニング・コール』を描いた高須賀由枝先生も、割と繊細な絵柄だと思います。続編の『グッドモーニング・キス』を途中までしか読んでいない事を今思い出しました。
もう一人、りぼんの漫画家で繊細な絵を描く読み切りばかりの先生がいたのですが……名前を失念しました。

8. 最後に

ことわざだと「美人薄命」に繊細な雰囲気を感じます。

「繊細な」と言いつつ、まとまらないまま、ほとんど花の話ばかりで終わってしまいました……。
形容詞は主観なので仕方ない。あばたもえくぼと言いますし。
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