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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 行楽 > クラシックカー展示競売会に行きました

せっかくミッションで免許を取ったのに、ペーパーのままゴールド免許になってしまいました。
こんにちは、和美です。

十一月二十五日、三連休真ん中の日曜日にクラシックカーの展示 & 現代アートとのコラボと競売のイベントへ行きました。
そんな美術品の感想記事です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 一番見たかった車
  3. 好きな車
  4. その他
  5. 一度見てみたい車

1. きっかけ

今回のイベントは、クラシックカーの展示 & 現代アートとのコラボと競売です。
…… 現代アートの話はほぼ出ません。
会場は大阪港にある、GLION MUSEUMという赤レンガ倉庫だそうです。

三連休直前、ニュースアプリで紹介を見つけて、一番好きな車が出品されているのが確認できたので見に行く事に決めました。
紹介リンク:総額15億円の価値あり。大阪で究極のクラシックカーオークションが初開催へ

昔あった 『 スーパーカーブーム 』 の最終盤期が幼少期だったので今でもリトラクタブルライトが好きです。
乗り物図鑑に載っていた挿絵の車種が今も気になっているのですが、あれは一体何だろう。
今回はそれとはあまり関係なく、ずっと見たかったTOYOTA 2000GTが出品されると事前情報で知ったためです。

2. 一番見たかった車

今回の目的は、前述の通りTOYOTA 2000GT。
TOYOTA 2000GT
過去記事でも書いた通り、一番高い金額で落札された日本車で、映画 『 007は二度死ぬ 』 にボンドカーとして採用された事でも有名です。
映画 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ オトナ帝国の逆襲 』 では、幼稚園バスを追跡するケンが乗っていて、しんのすけに放尿されてクラッシュした場面も有名だと思います。
参考リンク:今日、彼を待ち受けるのは、果たして誰か(過去記事)

和美が興味を持った理由は、過去記事でも書いた通り、ヤマハ発動機が生産を、内装をYAMAHA(楽器の方。当時の社名は 『 日本楽器 』)が手掛けたと知ったためです。
2000GT説明
車の横に書かれていた紹介文によると、今回の出品車は車検なし。
落札予想価格は五千万円〜八千万円だそうです。
一桁ほど手が届く金額ではありませんでした ……。
ちなみに車検を通していると、購入から十年以上経った車は税金が高くなってしまうので、車検が切れているのが普通です。
排気ガス規制が厳しくなる前に生産された車なので、税金は更に高くなるはず。
…… そんな理由もあって、状態の良いクラシックカーは海外に流出する事が多く、日本には残りにくいそう。
スクラップド&ビルドというか、物を大事にしない国民性がこんなところにも。
(建物も美術品も大事にしませんね。日本って)

3.好きな車

TOYOTA 2000GTの後、会場内で他の車も見ていました。

Prince
近くにあった白い車の、ボンネットに金色で書かれた筆記体が読めず、気になって考えていたら、隣にキャッチコピーが書かれた看板がありました。


R380を父に、GC10を母に、スカイラインGT-Rは誕生した。

ここでようやく、昔あった自動車メーカーのPrinceプリンスだと気がつきました。
『 スカイライン スポーツ コンパーチブル 』 という車種だそうですが、フロントに筆記体で社名書くとかお洒落過ぎんだろ、今は亡きプリンス ……。
プリンス
プリンスの社名ロゴがあまりに格好良かったので、ずっとLINEの背景に使っています。

「 今は亡き 」 と書いた通り、プリンスという自動車会社は現存しません。
日産に買収されて、店舗名の一部に日産プリンスという名前が残るだけです。
…… スカイラインは今も日産の代表車ですが …… あんなのスカイラインじゃない。
当時の皇太子殿下( 平成の天皇陛下、現上皇陛下 )の愛車だった事から社名がついたと聞いた覚えがあります。

通称 『 セブンス 』 と呼ばれる、モデルチェンジ七代目のスカイラインが実家の愛車だったので、今もスカイラインと日産が好きです。
( セブンスの前もスカイラインだったらしいですが、幼過ぎて記憶に残っていません )

修学旅行で行った北海道のほとんど唯一の思い出は、『 ケンメリ 』 の通称で呼ばれる、四代目スカイラインのCMに出て来た木を見られた事でした。
( 後は当時何もなかった 『 大倉山シャンツェ 』 というスキージャンプ台だけ。
翌年、札幌五輪のテーマ曲だった 『 虹と雪のバラード 』 と書かれた碑が建ちました )

それにしても、プリンス時代のスカイラインなんて初めて見ました ……。
スカイラインといえば丸いストップランプだと思っているので背面を覗きに行ったのですが。
ストップランプが弁当箱(横に長い長方形)でショックでした。

4. その他

他にも色々見て歩いた車を。
オースチンA50
こちらは日産のオースチンA50。
映画 『 三丁目の夕陽 』 に同じ車が出て来ると説明がありました。
が、東京オリンピックを扱ったこの映画と、大阪万博を扱った前述の映画 『 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! オトナ帝国の逆襲 』 では、同じノルスタジック(笑)でも違う年代なので全く分かりませんでした。
日産の車だったので反応したまでです。

フェラーリディーノ
こちらはフェラーリディーノ。
TOYOTA 2000GTがYAMAHA製造だと知るまで一番好きだったのがフェラーリです。
元々スピード狂でスポーツカーが好きです。

ロールスロイスが七台ほど、年代も車種も違うらしいのにさっぱり見分けがつかないという状態に見舞われたのですが。
一時期頑なに似たような車を作っていた時期があったらしいので、おそらくその時期に該当するのだと思います。
ボンネットの特徴的な装飾はパルテノン神殿を元にしていたと知ったのは収穫でした。

5. 最後に

国道沿いの木が倒れて、TOYOTA 2000GTと運転手だった奈良県の男性が下敷きになるという事故から数年。
その事故を扱った記事から、YAMAHAが生産を委託されていた事を知りました。
修理に二億円掛かるとの事で、所有者の方が修理を断念したという続報にショックも受けました。
同じ車を所有する知人に譲るとの事だったので、恐らく部品取りに使われて廃車でしょう。

ヤマハ発動機がコンセプトカーを三年ほど連続で出しており、2020年を目処に量産化の準備を進めるという発表から一転、量産化の目処が立たないため断念、中・長期発表から削除されるというニュースもありました。

ずっと見たかった車が一台見られたので満足です。
次はアメリカはゼネラルモータースの傘下、ポンテアック社の名作:三代目トランザムを見たいです。
NHKでも再放送された、元はフジテレビで本放送があったアメリカドラマ 『 ナイトライダー 』 の主役車です。
こちらもリトラクタブルライトで、車色は黒。
アメリカのユニバーサルスタジオに実車があったそうですが、今は撤去。
数年前にイベント展示もあったそうですね。

いつか見られる事を目指して。
…… いつか乗れる事も目指して。
いつか買って乗りたいですね!!!
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