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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 雑談+添付 > 花しょうぶを見に行きました


季節を知らせぬ花などない。
大浜公園で花菖蒲を見ました。

仕事が早く終わった訳でもない6/2金曜日の夕方、そういえばそろそろ菖蒲が咲く頃かと思って見に行きました。
最近は日が落ちるのが遅くて、六時半でもまだ明るいですね。
大浜公園の中にある花しょうぶ園が目当てです。

花菖蒲園という名前から、一面に紫の花を想像していたら……十種類は軽く超える、早生から晩生まで、紫陽花を交えて多種多色な花が咲いていました。

元々、幕末に外交を求めてきた外国船に備えるため、全国の港に築かれた石垣と堀、大砲台の場所だそうです。
比較的よく残っていた石垣と外堀を活用したとの事。

早生で既にほとんどが散ってしまったようですが、「愛知のかがやき」という名前の、種間交配種の黄色い花がすごく気になりました……。

調べてみたところ、ヨーロッパからの帰化植物「キハナショウブ」と日本古来の菖蒲の交配品種第一号だそうです。
花菖蒲としても最も広まっているそうで、黄色い花菖蒲はほぼこの「愛知の輝」らしいです。
参考リンク:ハーブと花の畑から:ミニ知識

品種名の立て看板に、江戸系、肥後系、伊勢系、種間交配、と書かれていたので、こちらも調べてみました。
(上のURLに書いてあるより詳しく説明されています)
花菖蒲について:播州山崎花菖蒲園
改良された場所によって特長が似ているようです。
上記リンクの紹介文をまとめて、以下に載せてみます。

江戸系:風雨に強く、草丈も高い、平咲きの花が多い。奇花を含め多様な花形がある。

肥後系:大輪で花弁も広く重いため、ゆったりと垂れて咲く。遅咲きが多い。

伊勢系:優美な花に、花弁が垂れた三英咲きが基本。
雄しべの先に「くも手」と呼ばれる鶏冠状の切れ込みがある。
草丈は最も低く、葉と花茎の高さがほぼ同じ。

(他に長井古種という古い品種があるそうですが、花菖蒲園にはありませんでした)

江戸系に「野辺の桜」「桜狩」という品種がありました……。
確かにどちらも綺麗な桜色でしたが、他の花の名前をつけるのは失礼だと思うのです。


こちらは桜狩です。

ちなみに、野辺の桜の方が、蕾は少しだけ紫寄りのようでした。

遅咲きの花しょうぶを見に、もう一度訪れようと思いました。
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書いている人:七海 和美
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