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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 雑談 > 日本人が着物を着なくなった理由
いつものmixiニュースからネタを拾いました。(定型文)
こんにちは、和美です。

「なぜ日本人は着物を着なくなったのか?」という題名のコラムです。
大手の呉服店 『 きもののやまと 』 が答えていたようですが、本文は読んでいません。

小池百合子都知事が、ブラジルで開催されたリオオリンピックの閉会式に、雨の中着物で出演し、次の宣伝を行いました。

閉会式自体が開会式に比べて面白くありませんし、次の五輪は今からでも返上してほしいと思っているので見ていませんが、都知事が着たのは、かなり高額な着物だったそうです。

閉会式の雨に濡れて、外国ではすぐに洗える訳もなく、汚れが落ちるかどうか分からないとの事。
それに対して「 着物は死蔵するもんじゃない 」というツイートを見ました。
が、着物は洋服ではありません。
たった一代で着潰すものでもありません。
身長や体型に合わせて糸を解いて仕立て直し、親から子へ、孫へと何代も受け継がれる物です。

そんな知識のなさも、現代人の着物に対する興味の薄さ、なのでしょうね。

本題の「なぜ日本人は着物を着なくなったのか?」について。
解説が呉服店なので、着なくなった、という一般的な表現の底には、売れなくなった、という本音が見えていますが。
呉服屋さんで「 洗える着物ありますか?」と聞いたのに「 ありませんけど高い着物どうですか 」と言ってくる接客のせいも多分あります。
高い着物なら、実家に虫干しもしていない母親のが山ほどあります!
(成人式の時に買わせた自分の着物も一着だけありますが)

普段着られる紬か小紋程度の格で安い着物があったら、京都の美術館に着て行くのですが ……。
京都には、着物の人が受けられる割引・無料特典「きものパスポート」があるのです。

まあ夏になったら浴衣が増えるので、呉服店の収益はさておき、言う程「着ていない」とも思いませんけれど。
なぜか派手な柄が多いので、地味な柄も増えてほしいです。

…… 格式が厳格に決まっている着物の中で、柄の少ない色留袖、柄がない色無地とも、割と格式が高い事は知っています ……。
ちなみに色留袖、色無地は準礼装に分類されます。
その上の第一礼装が最も格式が高く、黒留袖や振袖が該当します。
今検索したところ、準礼装の下、小紋と同じ格式の「外出着」に、無地の紬と書かれているのを見つけたので、紬を探してみようかなぁ。
( 柄はあるよりもない方が少し格調が高くなるそうです )
参考サイト着物のさが美:着物のTPO

余談ですが、振袖にもよく使われる染め方の技法の一つ、「絞り」が個人的にすごく苦手です。
一つ一つ紐で縛って染めるので、手間が掛かり、高額らしいですが……。
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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