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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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ざっくざく > 雑談 > 終わりにしようの話
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悲恋の物語は嫌いですが、失恋の歌は嫌いではないようです。
こんにちは、和美です。
アプリで出されたお題について思った事をつらつら綴るシリーズです。
題名から古い歌を思い出したので、今回は歌の話です。J-POPsよりニューミュージック系(この言葉が既に古い)だと思います。

【目次】

  1. 初めに
  2. 失恋の歌
  3. 車で聞いていたカセットテープ
  4. クレヨンしんちゃんと懐メロ
  5. 野島 伸司脚本の主題歌
  6. 終わりに

1. 初めに

iPhoneアプリ「書く習慣」で出たお題について投稿した内容を整理したのがこの記事です。 参考リンク:iPhoneアプリ「書く習慣」
この日(七月十五日:曜日)のお題は「終わりにしよう」でした。
前日の「手を取り合って」に引き続き、またしても暗いお題です。しかも小説向きの。
バッドエンドもバームクーヘンエンドもメリーバッドエンドも嫌いなので、ご都合主義で良いからハッピーエンドにしてほしいです。

と、とりあえず書いたものの、題名で1979年に発売された欧陽オーヤン菲菲フィフィが歌う『ラヴ・イズ・オーヴァー』が真っ先に思い浮かびました。
「Love is over / 悲しいけれど 終わりにしよう」で歌が始まります。

2. 失恋の歌

失恋の歌なら『遍路』も好きです。この人の歌にはロクでもない男ばっかり出てくるな、とたまに思ってしまいますが。とうに還暦を過ぎて未だ独身とは知っていますが、稀有な才能のDNAを残してほしかったです。

中学の時に合唱曲として習わされた『あの素晴らしい愛をもう一度』が大っっ嫌いなのですが、終わったくせに開き直ったみたいな明るい曲調が無理です。
過去が美化されて余計に美しく感じられる、とか逃した魚は大きいとかそんな雰囲気が漂います。しかも男女のデュエットではなく男二人のユニットなので、尚更「そんなんだからお前振られたんだろ」と、つい思ってしまいます。

同じ男側からの振られた歌なら、と反例を考えましたが、上田正樹の『悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-』は女性視点なので違います。
オフコースの『さよなら』ぐらいしか思い浮かびませんでした。
女性側からなら太田裕美の『木綿のハンカチーフ』が全体的に酷かったです。

……ちなみに挙げた歌がことごとく昭和世代なのは、ほぼ全て親の趣味です。笑
『木綿のハンカチーフ』のみアルバイト先で聴きました。題名は有名ですが、あんな酷い歌詞とは思わなかった……。

『あの素晴らしい愛をもう一度』の歌い出し「命懸けてと 誓った日から」で、Twitterで見た「世界中の人が敵になっても僕が君を守る的な歌詞。素敵やと思うけど彼女一体何したん」を思い出しました。
元の歌は不明ですが、湘南乃風『約束』やテゴマス『キッス~帰り道のラブソング~』、安良城紅『Luna』などに似た歌詞が出てくるようです。「会いたくて」並に頻出だと思っていました。
若い子に受ける歌に出てくる『世界』は学校や友人付き合いなど割と狭いので、「世界中が敵だと感じられた」だけなのだろうな、とは考えています。
シンガーソングライターにも深い歌詞を書く人がいるとは分かっていますが、「好き」とか「永遠」とか「奇跡」とか安易に歌ってしまう神経が嫌いです。
過去記事で幾度となく引用している通り、「奇跡は起こすもんじゃない / 起こしてナンボの選択肢」とミクちゃんが歌うもので。(続・既成事実)

だからといって、比喩が深すぎても読み取れない読解力しか持ち合わせていませんが。
2022年にたまたま調べた歌が「戦争」や「砂漠」など物騒な言葉が出てくるのにプロポーズの歌と解説されていて目玉が飛びました。「そのあとへ君の名を綴っていいか」って分かんねえよ!(号泣。割と好きな歌手ではある)
調べ直したところ、歌詞に複数の解釈がある上、Mastodonに載せた元ページがリンク切れでした……。

3. 車で聞いていたカセットテープ

一人に一台TVがある、などと昔聞きましたが、CDでもカセットテープでもなく配信で歌を聴くようになってから、親の歌を子供が聴く機会も減ったのではないでしょうか。Spotifyなどで流していると尚更。
前の会社で知り合った少し年下の知人は、和美の親世代の古い歌から最新と思しき歌までiPhoneに色々突っ込んでランダムで流していましたが。

実家は自家用車でカセットテープ三本(うち一本は当時の市販品)を十年近くに渡って聴き続けていたので、そこから好きになって今でも自分のウォークマンに入れて聴いている歌が何曲かあります。
嫌いな歌も当然ありますが。長渕剛の『乾杯』は好きですが、『とんぼ』はどうしても受け付けません。
友人の結婚前祝いを渡した日、カラオケで歌ったのを思い出します。『乾杯』以外の結婚の歌はモーニング娘。の『ハッピーサマーウエディング』しか知りませんし、あいにく歌えませんが。

HOUND DOGの『BRIDGE〜あの橋を渡るとき〜』など今も好きで聴いています。

……全く歌詞が聴き取れないまま歌っていたのが、後年借りたCDの歌詞カードで「君の名を呼ぶ オリンピックと」となっている、五輪の公式応援歌だと知って心底驚いたりもしました……。
トワ・エ・モアの『虹と雪のバラード』なので、題名からも五輪とは分かりませんでしたし。
漫画『動物のお医者さん』でこの歌が出てきた時に「そんなもんそりゃ知らんだろ」と思ってしまったのが悔やまれます。

くそう、あと一年遅く生まれていたら、修学旅行先の北海道で歌碑の写真が撮れたのに!!(大倉山シャンツェにも行ったのです)
1972年に開催され、歌碑建立が2005年なので、三十年以上も後の話です……。
トワ・エ・モアが作詞者に歌碑はどこかと尋ねたのがきっかけとの事。
参考リンク:『虹と雪のバラード』歌碑:北海道STYLE

日産の四代目スカイラインで通称『ケンメリ』こと『ケンとメリー』のCMに出て来た木なんて、北海道に個人的に行ってもわざわざ観光先に選ばなかったと思うので、行き先としては良かったのですが。
スカイラインは『超感覚』こと八代目が好きです。(評判悪いらしいですが)
参考リンク:ケンとメリーの木:美瑛町観光ポータルサイト

4. クレヨンしんちゃんと懐メロ

アニメ『クレヨンしんちゃん』映画『暗黒タマタマ大作戦』の終盤で、しんのすけの両親:ヒロシとみさえが相手の心を読む敵に対抗するために歌った「包んでそして 結ばれた」で終わる、二人が若かった頃にデュエットした思い出の歌も古そうだなぁと思い出しました。
調べたところ、ヒデとロザンナというデュエットで歌う1970年の『愛は傷つきやすく』だそうです。
この映画自体が1997年公開なので既に古いですが……。和美もまだ見に行ってなかった時代です。

クレヨンしんちゃんの映画『嵐を呼ぶ! オトナ帝国の逆襲』(2001年)と実写映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)の、微妙な作中舞台の年代の差が実家で話題になった事があります。
三丁目は東京オリンピック、オトナ帝国は大阪万博、とどちらも高度経済成長期に立て続けに日本で行われた国際イベントを扱っています(三丁目の方は未視聴。著名人から「ただ懐かしいだけ」と評判も悪かったですし)
が、父曰く「三丁目の方は兄(和美から見て叔父。五歳上)世代で、知らない時代。懐かしいとは思えなかった」との事でした。
オトナ帝国がちょうど世代だったそうです。
許可が取れなかったのだろうとは容易に想像がつきますが、反乱組織の名前だった『イエスタデイ・ワンス・モア』(元ネタはカーペンターズの名曲)が流れなかったのが今でも唯一の不満です。カスラック。

……今気づきましたが、鬼籍に入った叔母(父の兄の妻)が叔父と十歳差と聞いたので、三丁目の感想を尋ねていたら世代が合わない、なんて話が聞けたのかな、と思いました。
叔父の家は衛星放送に入っていたので、映画を見た可能性は高いですし。

5. 野島 伸司脚本の主題歌

一昨年頃、友人と取り止めもなく喋っていた時、YouTubeでは一度も聴いた事のない森田 童子どうじ『ぼくたちの失敗』がお勧めに出てきて驚きました。
友人が気になっていたけど聞いた事なかった、と言ったのはまあ世代が違うので納得しましたが。誰かのカバーを聞いたそうです。

こちらも車の中で聞いていたカセットテープの中の一曲。
家に8cmCDが残っていたので、この歌が使われたドラマ『高校教師』の題名だけ覚えていましたが、とても有名な作品だそう。Wikipediaに載っていた粗筋が面白そうだったので見てみたいです。小説版ないかな。
そしてその時ウォークマンで流していた、ドラマ「プライド」の主題歌『I was born to love you』(QUEEN)と同じ脚本家だった偶然には一番びっくりしました。

6. 終わりに

……歌の話で終わってしまいました。
しかも古い! 1970年代が多いのかな?
いずれ劣らぬ有名曲ばかりですが、この文章の初出である、冒頭で載せたアプリ『書く習慣』の読者層に分かる人はいるのか……? と心底心配になりました。
YouTubeに原曲があるかと思いますので、調べてください。(丸投げ)
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書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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