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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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スミセイBESTBOOK

本を読みたいのに時間とお金がありません。
こんにちは、和美です。

会社に置いてあった月刊誌が良かったので再読しましたメモです。

【目次】

  1. 初めに
  2. 気になった本:1. 人間関係系
  3. 気になった本:2. 歴史系
  4. 気になった本:3. 芸術系
  5. 気になった本:4.その他

1. 初めに

月刊誌 …… と言いつつ、かなり古いです。
住友生命から発行されている、2019年2月号の 『 スミセイ BEST BOOK 』 という雑誌です。
なぜか他の月は見当たらなかったので、どういう経緯で職場にあるのかは不明。
以前、毎月ザ・テレビジョンを持ってきてくださった営業の方はいましたが ……。
調べたところ、営業の方が配る雑誌で、一般販売はしていないとの事。
公式サイトらしきページも、更新開始から数年で停止していました ……。

2. 気になった本:1. 人間関係系

以下が気になった本、読んでみたい本と紹介文の感想です。
順不同でざっくりジャンルを分けてみました。
まずは人間関係の本から。

前回一番印象に残った文章。
物事は見る人によって判断が変わる。(中略)
あなたが問題ないと考えても相手はそうはとらない(後略)
「パワハラをされた」「訴えてやりたい」とまで思わせる事自体がマネジメントの失敗。
『 図書館戦争 』 シリーズの番外編に出てきた、差別用語を使わずに活動する木嶋 ジンという作家を思い出しました。
差別用語を禁止しても差別はなくならない。
前後の文脈で言葉は差別表現にもなるし、普通にもなるという話。

昔は同調圧力で良かったけど、個人の活動が多様になった現代では「 みんな同じ 」 ではない。
この矛盾を解消するためには「 並存性 」を重視すべき。
「 みんな仲良く 」 ではなく「 傷つけ合わず共存する事がまず大事なんだ 」 と教えるべき。
『 友だち幻想 人と人の < つながり > を考える 』 菅野 仁の著作。

3. 気になった本:2. 歴史系

次は歴史系。

「奇跡の少女 ジャンヌ・ダルク」レジーヌ・ペルヌー作、創元社刊行。
フランスとイギリスの百年戦争中、ジャンヌの働きで領土を奪還し、シャルルは王太子から国王になって満足した。
だが、パリを取り戻さないとフランス復活はないとするジャンヌとシャルル国王が対立。
…… 当時のフランスの首都はどこですか ……。

前出の異業種交流会だけでなく読書会にも興味があるのですが、何せ新刊を買わないという。( 漫画も新刊を買わなくなったので完全に古本派 )
『 江戸の読書会 会読の思想史 』 前田 勉作も気になるのですが、紹介文を読むだけで江戸時代が羨ましくなります。
江戸時代は身分制度が確立していたため、立身出世には結びつかない。
がゆえに 「 自分の為にする 」 学問ができた。らしいです。
難問を解いて神社に奉納する算術額も多かったですしね。

4. 気になった本:3. 芸術系

芸術系は引用と感想が長いだけで、ほぼ一冊です。

「なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?」岡崎 大輔の著作。
第五章の実践編で具体的な鑑賞方法を説明しているそう。
1. 直感を言葉にする
2. 区切って見る(対比する)
3. 要素を組み合わせる
(ここまで初級編)
4. 立場を変えてみる
5. 連想する
6. 抽象化する
(中級編)
7. 喩える(置き換える)
8.「 自分のモノの見方 」を疑う ← 自分の解釈が固定概念に縛られた偏ったものになっていないか
(上級編)
というのは気になります。
エリートが見に行くのは勝手ですが、これ以上美術館が混雑するのは迷惑です。
鳥獣戯画に六時間って馬鹿でしょ。
八割ぐらいは 「 列が並んでいるから何となく( 列の目的である特別展には興味がない )」 や、テレビで紹介されていたから、という連中だと思っています。

同じ本に『 教養としてのワイン 』 という渡辺 順子の著作も紹介されているのですが、ワイン好きからしたら教養という理由で飲まれても迷惑だと思います。
残念ながら、和美は全くお酒が飲めませんが。

どうせ大半の日本人は美術も芸術も建築も大嫌いなんだから黙っていろと思います。
EverNoteを整理していたら、少し前に建て替え工事が終わった大丸心斎橋店の、設計書を保管している組織が建て替えに反対している記事が出てきて驚きましたが、ほぼ潰したんでしょうね。
阪急百貨店の梅田本店も、名建築と呼ばれた象徴のステンドグラスを建て替え工事で潰しました。

5. 気になった本:4. その他

こんな本あるんだ …… と思ったら群ようこが紹介していてびっくりしました。
この号だけの寄稿ではなく毎月書いているようです。
「皇室の祭祀と生きて」髙谷 朝子の作品。
宮仕えをしていた女御にょうごのような立場の人が皇室のしきたりや祭祀を紹介する本です。
昔は皇室の親戚しか入内じゅだいできなかったそう。
人間ってやっぱり後年の努力より生まれ育ちで生涯が決まりますね。

「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」
絶対味覚 = 麒麟の舌というのは今新シリーズが連載されている少年漫画 『 中華一番 』みたいですね。
内容は、死期が迫った依頼人の 「 人生最期に食べたい料理 」 を探し出して作る仕事の人が主人公のミステリーらしい。

そういえば異業種交流会に行ってみたいと思っていたのを紹介文を読みながら思い出しました。
「情報生産者になる」上野 千鶴子作。
この人は東大の入学式スピーチで一気に有名になった感じがします。

メモ。
オースン・スコット・カード。
SF小説家

6. まとめ

読みたい本をメモしても探さない事が多いので、さすがに探してみようかなと思いました。
まずは図書館から。
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もう春ですが、冬の間に作ってまだ記事を一文字も書いていなかった事に気づきました。
こんにちは、和美です。
たまにはハンドメイドで着物な記事です。
アームウォーマーを作りました。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 生地と型紙
  3. 制作の話
  4. 今後の予定

1. きっかけ

去年(平成三十一年・令和元年)に呉服屋さんに行くようになって、また着物熱が上がってきました。
コートは新春初売りで買ってしまったのですが、手元が寒い。
着物は袖口が全開なので、漫画に描かれていた毛糸のロング手袋を参考に、アームウォーマーを作りました。
漫画は 『 恋せよ キモノ乙女 』 の二巻に収録されている第十一話 『 奈良・春日大社 』 です。
買った単行本を実家に返送したのでご紹介もできませんが ……。

2. 生地と型紙

生地は表布が当ブログ内過去記事 ピンクッションを作りました で使ったSeriaのニット地の残り。
…… 残りというか、生地の分量的にはこちらの方がメインですが ……。
中のボア生地は追加で買いました。

型紙と作り方の参考は二ヶ所です。
四角い布でアームウォーマーを作る方法
作り方を参考にさせて頂きました。
さすがにこれだと短くて寒そうだったので、型紙は別のサイトです。

アームカバー(UV対策) 型紙 作り方
女性Lサイズだったと思います。

3. 制作の話


一般的なアームウォーマーのように親指が出るタイプではなく、手の甲を覆う形になっています。
手袋は中にはめるので、アームウォーマーを外さずに済むのが案外便利でした。

作り方に書かれていた、肘側のコの字まつりが全く分からず、適当に中布と表布を合わせて縫い合わせましたが、案外何とかなって良かったです。

4. 今後の予定

今後 …… 今はコロナ祭りのせいで泣きながら布マスクを縫う羽目になっているのですが。
( 布マスクの記事も更新予定です )
着物関係では、時期的にそろそろひとえ用の長襦袢に半襟を縫い付けないとなぁと思っているところです。
半襟を縫い付けるのが大嫌いなので、時間がある間に頑張りたいです。
塩バタークッキー
「家にいるだけで人のためになる」と言われて家にいられるのはお金持ちだけ、という橋下 徹氏の発言がいつも的を射ているなぁと感心する今日この頃です。
こんにちは、和美です。

明日からまた普通に仕事な日曜日、久々にお菓子を作りました。
今回はそんな記事です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 作り方
  3. 感想

1. きっかけ

新型肺炎が流行中ですね。
心底どうでも良いのですが、美術館がほとんど開館していないので、普段の買い物以外の外出は仕方なく諦めています。
ネットでは「Stay at home」を合言葉に、色々な人が家で過ごす色々なアイデアを提供しています。
ずっと使っている料理ブログの方が、材料少なめ、オーブントースターでも作れる簡単クッキーのレシピを更新してくださったので作ってみました。
サクサク!サブレ風♡塩バタークッキー:Yuu's Stylish Bar

2. 作り方

材料少なめ、の通り、使うのは小麦粉、サラダ油、砂糖と塩少々のみ。
量は全て大さじで、順番に6、2、3です。
元のレシピでは有塩バターを使うのが正しいのですが、公式に書かれていたサラダ油と塩で代用しました。
一応、冷凍庫に年代物の無塩バターが眠っているんですけれどね。

レシピの分量を見て、完成量は絶対に少ないだろう、と思ったので、最初から倍量で作りました。

作り方は材料を混ぜて丸めて切って焼くだけ。
最近、「型で抜かないレシピ」ばかりのクッキー屋を経営している女性が主人公の、翻訳ものの現代推理小説「ハンナのお菓子探偵」シリーズをずっと読んでいまして。
(本家アメリカではドラマにもなったそうです)
「型で抜かない」クッキーが全く想像つかなかったのですが、やっと「こういう作り方なのか」と納得しました。

3. 感想

ちょっと粉っぽいかな?と思う部分もありますが、短時間で作れて最大二週間保つらしいので、また作ろうと思います。
……色的にはもう少し長く焼いた方が良いのかな?
牛乳などを使うともっと美味しくなりそうな気がしますが、アレンジはまた今度。
レモンの皮を混ぜたら美味しかったと書いている方がいたので、レモン汁でも混ぜてみたいなとも思います。

砂糖は大さじ3の倍量で6だと多かったので、二回目は5で作ったらいい感じになりました。
焼き上がった瞬間のクッキーはものすごく柔らかくて驚きますが、冷めるとすごく歯応えのある固さに変わります。
レシピに書いてある、直径4cm、厚さ8mmがよく分からなくて適当な大きさで作ったら、案外広がって驚きました ……。
職場で食べるので、もう少し小さい方が便利かな?

海外旅行に行きたかったのに、実家でパスポートが見当たらず断念しました……。
こんにちは、和美です。
今回は、いつか行ってみたい聖地巡りの話です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 参考リンク色々
  3. 感想

1. きっかけ

平成三十一年から令和元年に掛けて、ゴールデンウィークが十連休に決まった時に調べた話です。
令和二年もゴールデンウィークは割と長めだと聞きますね。
混雑する日本から海外に逃れたくて、最初はフランスを調べていたのですが …… 聞くのが遅くなったため予約打ち切り。
次候補のアメリカニューヨーク、イギリス(というより欧州全域)、台湾を諦めて。

ふと藤崎 竜版封神演義の単行本後書きで描かれていた封神台を調べてみました。
というのが本題です。
ただ、中国の旅行にフリープランはなかったので、行き方を調べただけです。

2. 参考リンク色々

以下に、調べた行き先の記事を載せておきます。
釣魚台、封神台が多いです。
白い翁星☆:一日目:釣魚台
釣魚台、封神台(経路なし。

yone blog 〜 日中放浪人生記 〜 中国旅行記(宝鶏、封神台と釣魚台)
釣魚台、封神台

4 travel . jp:陳倉道を行く ~釣魚台、五丈原歴史ツアー~
釣魚台、封神台

中国バックパッカー旅行記:河南省旅行記2014秋3 世界遺産 殷墟
河南省殷墟、文王監禁場所・伯邑考墓

yone log:史跡旅(河南省編)「封神演義の舞台を巡る」
河南省牧野の戦い跡、比干廟、摘心台

3. 感想

行きたいなと思ったきっかけは、上述の通り、藤崎 竜版の封神演義の単行本後書きで、 「 連載開始前から行きたいと言っていた中国に行きました 」 という感想です。
藤崎 竜版の封神演義は割と有名だと思うのですが、上記で挙げたリンク先では全く言及していなかったのが意外でした。
調べた中では一件だけ 「 フジリューの単行本後書きに書いてあった封神台 」 と明確に書かれていたブログがあったのですが。
( 残念ながら、その方は封神台に辿り着けず )
調べ直しても見当たりませんでした。

個人サイトの日記ページなどに感想を書いた人もいたのでしょうが、終了したサービスも多いので、記事もその時に消えてしまったのかなぁ、と思いました。
調べていた中には、昨年サービスアウトしたYahoo!ブログもありましたし、ジオシティーズで開設されていた友人のHPも消えてしまいました。
ITパスポートの勉強
暗記も苦手ですが、計算問題はもっと苦手です。

こんにちは、和美です。
仕事の関係で長過ぎる自習時間ができたので、数年振りにITパスポートの勉強を再開しました。

【 目次 】

  1. きっかけ
  2. 過去の勉強内容
  3. 再開した勉強方法
  4. 現状
  5. 最後に

1. きっかけ

転職して三ヶ月間の研修が終わってから仕事が空いてしまい、同期二人がITパスポートの勉強をするというので、一緒に再開する事になりました。

話題のページは以下の三件。
  1. 1日5分のITパスポート対策
  2. ITパスポート試験ドットコム
  3. IT塾

2. 過去の勉強内容

専門学校に通っていた時、自主的に勉強はしていたのですが …… 就職してから忙しくなり、業界も違うため、勉強を辞めてしまいました。
当時習っていた内容はほとんど忘れてしまったので、改めて振り出しからの勉強です。

まずは自分のブログ過去記事を読んで、概要から復習。
ITパスポートの過去問道場をやってみましたが、覚えられる気がしません。

3. 再開した勉強方法

本を買いたくなかったので、インターネットの勉強ページを探したところ、YouTubeの講座だけが見つかりました ……。
字幕を入れて1.25倍でイントロダクションから見てみました。
講師がCeVIO Projectのさとうささらさんで驚いています。

※ CeVIO Projectとは、歌と読み上げができる、VOCALOIDとVOICELOIDを足したようなソフトです。
さとうささら、すずきつづみ、タカハシの三人が最初に発売されました。
さとうささらのみ無料試用版があります。
( 三人はさんをつけて呼ぶのが一般的 )

4. 現状

アルファベットの略語が苦手。
英語と日本語が一致しない単語が多い。
という事で割と難航しています ……。
ITパスポート試験ドットコムというサイトの分野別で時々復習するのが良いのかなーと思っています。

5. 最後に

…… この記事を書いている途中で仕事先が決まり、また勉強を中断してしまいました ……。
丸一年の損です。
キモい展2ポスター
八月二十九日 木曜日、梅田LOFTの 『 キモイ展 2 』に行きました。
こんにちは、和美です。

『 キモイ展 1 』 とはいつ開催されていたのでしょうか ……。
美術館ではありませんが、感想記事です。
…… なお、キモイ写真は下の方に分けてあります。大丈夫です。
ポスター写真だけで泣きそうになった方はごめんなさい。

【目次】

  1. 総合感想
  2. 細かい感想:前編
  3. 細かい感想:後編
  4. 昆虫食とグッズの話
  5. 余談

1. 総合感想

自転車で行ったら、雨が降ってきた上に梅田の周りで迷いました。
普通にキモイやつも多かったのですが、爬虫類と両生類は割と好きで、昆虫が駄目、という自分の傾向は分かりました。
カエルやヤモリなど可愛い生き物に混ざって、時々不意打ちのようにワームなどを小出しにして 「 キモい展ってこういうやつも普通にいますよ 」 と思い出させるのはやめてほしいです。

2. 細かい感想:前編

最初にいたトッケイヤモリは「 七回連続で鳴き声を聞いたら幸せになれる」という噂があるそう。
理由があって鳴いていると思いますが、一回だけでも聞いてみたかったです。

そのあとはコモリガエル、デンキウナギ、ヒラムシ、ナマコ。
……ウナギとナマコがキモいというなら食べなくていいのでは、と思いました。
和美はナマコは未経験ですが、食べ物としての鰻と穴子が嫌いです。
この辺りは深海生物であるためか、青いライトで照らされていて、写真撮影に失敗しました……。
撮影が下手な自覚はあります。
同じコーナーにウミウシもいて、いやウミウシ可愛いだろ!と思いました。
( アイドルマスターミリオンライブ脳 )

ヘビやヤモリなどは可愛かったのですが、奥の隅っこに丸まっているのは、過去の来場者達にガラスを叩かれて怯えたせいなのかなと心配になってしまいました。
ベントリヤドクガエルという、黒地に黄色い模様の可愛いカエルは手前で静止していましたが。
グランカナリアカナヘビの 『 脚のある蛇 』が理解できなかったので調べたところ。
ヘビではなく、カナヘビというトカゲの一種で、木上に棲むのがトカゲとは違う点だそう。
カナヘビの名前の由来には『 可愛いヘビ 』 という説があるそうです。
『 キモい 』 とは。

3. 細かい感想:後編

正直、終盤は見に来るんじゃなかったと後悔する内容もありました。
タランチュラまでは大丈夫だったのですが、最後は☆☆タワーやヤスデなど、「 来るんじゃなかった ……」 と思わせる「 普通に気持ち悪い 」 部屋が待ち受けていました……。
気持ち悪過ぎて、和美はほぼ通り過ぎるような見方をしましたが、先に入っていた、家族で来た小学校低学年と思われる男の子二人は「 何匹か死んでるんちゃうん 」としっかり見ていたのはすごいなと思いました。

子供がトイレの話を好むのは、生物学的に「 トイレは必要なもの 」だと認識させるためだという話を聞いたことがありますが。
( 成長するに従ってその話を避けるようになるのは「 トイレは不衛生 」だと認識するためだそう )
小学生が虫や恐竜が好きなのにも何か理由があるのでしょうか。

4. 昆虫食とグッズの話

最後は、おそらくイベントの会場に使ったと思われる、『 昆虫食のイベントがある 』 という告知だけの部屋で終わりです。
会場内グッズ販売の中に 『 ちょい足し昆虫食 』 というシリーズがあったので悩みましたがやめました ……。
一度は食べてみたいのですが、高いし。
結局グッズ類は何も買っていません。

5. 余談

開田 裕治のガンダム箱絵展が別の階で開催されている事を、当日に会場で知りました。
感想記事は分けてあります。( 未執筆 )

閲覧注意

閲覧注意!
この先、細かい写真が載っています。
決算資料読み方イメージ
image:写真AC
簿記は四級だか三級だかを取りましたが、中身は完全に忘れました。
一度受験して落ちたもう一つ上の級も取りたいのですが、その前に合格級の勉強し直しからかな……と思っています。
こんにちは、和美です。
会社で「 会社の損益計算書は読めるようになった方が良いです 」と言われたので勉強です。
参考サイトはこちら。
カブスル:決算書の見方
公開されている実際の決算短信で計算していますが、端数切捨てなどで分かり辛くはしてあります。
会社名が特定できても気にしない。

目次

  1. 貸借対照表
  2. 損益計算書
  3. キャッシュフロー計算書
  4. 最後に

1.貸借対照表

英訳であるバランスシート( 略称:B / S )の意味を今まで知りませんでした。
左側:資産 = 右側:負債+純資産
の左右合計金額が一致する = バランスが取れているから、だそうです。
こじつけ ……。
ここで算出するのは自己資本比率、流動比率、固定比率の三つ。
結果が%で出てくるので分かりやすいですね。
・自己資本比率:資本÷総資産×100=77%:優良
50%以上で優良なので、超優良、と表現して良いのでしょうね ……。
・流動比率:流動資産÷流動負債×100=186%
こちらは100%以上ないとダメ。200%以上の超優良には一歩届きませんが、多分かなり優良な部類なのでしょう。
・固定資産÷資本×100=固定比率:86%
100%以下の望ましい数値以内に収まっています。

2.損益計算書

こちらは金額で出てきて、企業がどれくらい儲けたかが分かる一覧です。
ITパスポートにも計算問題が出てきました。
数年分を計算して比較しないといけないため、単年度では良し悪しが分かりません ……。
参考として載せられている前年度分も計算した方が良いのでしょうが、横着して単年度分のみです。
注目すべき項目は五つもあります。
( 単位:百万円 )で書かれていたので、数値変換は以下を参考にさせていただきました。
参考サイト:一億人の投資術:決算書の「百万円」や「千円」の単位を素早く読む方法
やっぱり「単位:百万円」ってみんな読み辛いと思っているんですね。
高校の授業で習った特殊産業簿記のおかげで三桁コンマ区切りには慣れたのですが……。
※今では滅多に使われていませんが、日本の桁区切りは四桁です。

・売上高-売上原価=売上総利益(粗利益)
略称は粗利。725億。
商品販売の基本となる利益で、企業の採算性が分かる。
載っている売上高と売上原価で計算した時と、載っている売上総利益の金額が違う ……。
公表されている損益計算書は百万円単位なので、十万円の単位を四捨五入した時にずれたのでしょうか。
下の経常利益の時に気づいて驚きました。
・売上総利益(粗利益)-販売費および一般管理費=営業利益
79億。本業で稼ぐ力が分かります。
・営業利益+営業外損益(営業外収益-営業外費用)=経常利益
企業の採算性が分かります。100億円。
・経常利益+特別損益(特別利益-特別損失)=税引き前当期純利益
84.7億円。
経常利益から臨時で発生した収益と損失を足した利益です。
・税引き前当期純利益-法人税等=当期純利益
59億円。
この当期純利益が企業の最終利益で、株価に直結する数値です。

3.キャッシュフロー計算書

こちらは企業の現金の増減、現金の使われ方や投資効率、どこの部分で利益(現金)が出ているのか?が分かります。
注目する部分は三ヶ所、最終的に必要なのは一つです。
・営業活動によるキャッシュフロー
小計は153億円のプラスですが、前年比5.6億円下がっています。
合計は前年比4.9億円増えていますが、利息・配当金、災害保険金の受取金額が増えているので、営業活動とは言い難いですね ……。
災害で潰れたと自称して良いのは被害地域だけだと思っています。
昔勤めていた奈良県の会社も、倒産は東北の大震災が原因と発表していましたが、正直関係ないだろと思いました。
その前から業績は悪かったです。
・投資活動によるキャッシュフロー
投資活動なので通常はマイナスになりますが、保有していた株式や設備を売却した場合はプラスになります。
前年から4.6億円増えて12.5億円。

・財務活動によるキャッシュフロー
借入金の増加や返済などが分かり、マイナスになるのが通常です。
66.7億円のマイナス …… なのかな?
正直、この項目の見方が分かりません。
・自由に使える現金の総額
営業活動によるキャッシュフロー-投資活動によるキャッシュフロー=自由に使える総額
優良企業ほどフリーキャッシュフローの金額はプラスですが、投資活動によるマイナス額は、将来の利益への貢献可能性も考慮する必要があります。
マイナス金額の実例として、ボーダフォンを買収した時のソフトバンクが載っていました。
27.5億円のプラスです。

4.最後に

簿記に合格した時からずっと株と投資に興味があったのですが …… 業界平均値、数年単位で比較する必要があるなど、なかなか難しいと知りました。
単年度の決算すら難しいと嘆いていては、自分で判断するのは無理そうですね。
証券会社の方など、会社四季報を買って読み切る=全社の分析をする人もいるので尊敬します。
口座を開設すると証券会社の分析レポートが無料で見られるそうなので、登録してみようかなと思いました。
横山崋山ポスター1
八月十一日日曜日、京都文化博物館で開催されていた、横山 崋山展を見てきました。
こんにちは、和美です。
暑かったのですが、買ってから着そびれていた夏着物で行きました。
そんな美術館感想記事と、少しだけ着物の話です。

【目次】

  1. 特別展のキャッチコピー
  2. 特別展の感想
  3. 師匠と私淑
  4. 京都祇園祭の巻物
  5. 着物の話

1.特別展のキャッチコピー

横山崋山展のキャッチコピーは 『 まだいた、忘れられた天才絵師 』
「 忘れられた天才絵師 」 というのは和美も好きでよく見に行きますが、美術館の自嘲が見えますね。
過去の特別展だと、不染鉄、木島 櫻谷が思い浮かびます。
……和美が知ったのは松柏美術館の館蔵品展ですが、竹内 栖鳳も京都市美術館で特別展が開催されるまで、あまり有名ではなかったように感じます。

横山崋山ポスター1

2. 特別展の感想

酒席で描いたらしい、さらっとした絵が全体的に好みでした。
崋山が画題として好きだったのか、曲水宴という宴の絵が多かったです。
屋敷の庭に作った川に盃を流して、その盃が目の前から流れ切る前に和歌を詠むという遊戯です。
ただ、ほとんどが和歌に関係なく呑んでいるだけの絵でした。
普通は怖くなるはずの百鬼夜行が題材の作品ですら幽霊達が呑んでいたので、横山 崋山という人はよほどの酒好きで上戸だったのだろうなと思いました。

どの年代かは分かりませんが、墨の濃淡が綺麗な絵は全体的に良かったです。
松竹梅に鶴亀龍と縁起のいいものを組み合わせた三枚一組の掛け軸がありました。
他に類例のない題材なので、組み合わせは崋山が決めたと推測されているそう。
龍に梅の組み合わせは不思議に思いましたが、鶴は松なので、残る亀と龍なら竹と梅か、と考えると納得できるような。
でも竹はよく伸びてよくしなるので、嵐を起こす龍と合わせても良いと思うのです。

3. 師匠と私淑

冒頭に、奇才と名高い 「 曾我そが 蕭白しょうはくに影響を受けた 」 と書いてあったので、直接手解きでも受けたのかと思いきや、曾我 蕭白と年代は重なっていませんでした。
崋山が養子に出された先である横山家が蕭白の後援者だったそうなので、蕭白が亡くなった後も原画が身近にはあったのでしょうが、直接指導を受けていないので私淑に近い状態だと思います。

4. 京都祇園祭の巻物

横山崋山ポスター2
最後は風俗画。京都祇園祭の巻物が中心です。
≪ 祇園祭礼図 ≫ という上下巻合わせて30mに及ぶ巻物が展示されていて、描いてある全ての山鉾の解説も別にありました。
中の一山の解説に「 多くの方々の応援を頂き 」「 お日様の下で巡航ができました 」と書いてあり 「…… 地元の人?」 と疑問に思いました。
祇園祭は一度も見た事がありませんが、同じ京都文化博物館の常設展で毎回一山ずつ解説がされていて、蟷螂とうろう山だけが妙に記憶に残っています。
展示されていた横山 崋山の巻物に、詳細不明だった休み山(と呼ぶそう。過去、祇園祭に参加していたが今は巡行に参加していないところ)の絵が描かれていて、この巻物を典拠にして復興予定の山があるそうです。
山鉾に飾る緞帳どんちょうは平山 郁夫など、当代随一の画家に依頼する事が多いです。
( 旧ペルシャ:現イラクなどの海外輸入品の時もあります )
今なら誰に依頼するのかと疑問に思いました。
現役の日本画家で上村 松園の孫の上村 淳之あつしの山がありましたが、上村家は初代の松園を最高峰に、世代を経るごとに画力が落ちていっているように感じてしまいます。

巻物にしては珍しく展示替えもなく、全てが一度に展示されていました。
( 公式サイトによると、特別展の目玉のようです )
思っていたより意外と異様に多かったので、全ての山が揃ったら何基(何座?)あるんだろうかと疑問です。

5. 着物の話

小千谷縮の麻着物
麻の着物を買ってから、ずっと暑さに負けて着そびれていました。
麻の着物は七月と八月限定なので、「 暑いから 」 では着る機会がありません。
着物を買った呉服屋さんから 「 もう着たんですか?」 と聞かれたので、思い切って着てみました。
「 着付けの間が一番暑い。着てしまえば暑さは洋服と大して変わらない 」と言われていた通り、クーラーを入れても着付けが一番暑かったです ……。
全く気づかずに行きましたが、京都文化博物館はきものパスポート対象施設です。
会社の上司に誘われて、職場の同期二人と天神祭の宵宮に行きました。
こんにちは、和美です。
七月二十五日だったので今更ですが、感想文です。

【目次】

  1. 花火大会
  2. 大阪天満宮
  3. お迎え人形と造り物
  4. 宮入り

1. 花火大会

天神祭りの花火
当日、同期三人と会社に行って、上司と待ち合わせをしていたのですが …… 誘ってきた上司が来られない事が分かりました。
上司が来るなら、と浴衣に風船太鼓というややこしい帯結びをして行ったのですが。
とりあえず同期二人と共に、花火を目当てに夜店に行く事に。
研修を受けている教室から会社までの間に夜店は出ていたのですが、なぜか花火がビルの向こう側にしか見えませんでした。
写真が撮れる状態ではありませんでしたが、はしまきとベーコンエッグたい焼きを食べました。
天満宮のお祭りなのに天満宮から花火見えないってどういう事なのでしょうか ……。
同期一人が他の人と合流するというので、駅近くまで行って解散となりました。

後から聞いたところによると、2km近く離れたJR大阪環状線:桜ノ宮駅近くでしか見られないそうです。

2. 大阪天満宮

さすがにお祭り感がなく消化不良だったので、確か限定の御朱印が出ていたな、と思い出して大阪天満宮に行きました。
無料配布の新聞にも、「花火大会に行く人は多いけど、天神祭は花火だけじゃない」という主張が載っていました。
…… 天神祭のポスターには、花火を見に行くカップルしか載っていませんでしたが。
しかも女性が一目で分かる作り帯だったのでドン引きました。

3. お迎え人形と造りもん

時間があったので、宵宮当日まで開催していた、船渡御神事のお迎え人形と造りもんの展示を見ました。
お迎え人形鬼若丸
天神祭は川を渡る船渡御ふなとぎょと、陸上で行われる陸渡御りくとぎょの二種類があります。
花火が上がるのは船渡御の出発地点辺り。
その船にお迎え人形というのを載せていましたが、今は全てのお迎え人形が重要文化財に指定されたため、船には載せられないそう。
新しく作ったりしないの……? と謎でした。
写真は鬼若丸。後の武蔵坊弁慶です。

お迎え人形は大阪天満宮に四体展示されていました。
何ヶ所かに分かれていて、スタンプラリー開催していたと無料配布新聞に案内されていたのを忘れていました ……。
開催期間が七日から当日の正午までというのは短いと思います。

貝の藤棚
造り物の一種、しじみの貝殻で作った藤棚です。
偽物だとはっきり分かって残念だなぁと思っていましたが …… しじみとは思いませんでした。

4. 宮入り

神社の境内では、宮入り直前だったようで。
毎年見に来ているという、近くにいたご夫婦に色々教えて頂きながら三基だけ見てきました。
家まで近いとは言え、翌日も仕事です。

とりあえず一基目は普通のお神輿。
太鼓の音がすごく低くて一番好みでした。
動画でも撮ったのに、見たかったところが手ブレしたままで残念です。
天神祭りお神輿
天神祭はこのお神輿タイプが一番多いようです。

二基目は鉾。
神鉾と書いてあったように見えました。
天神祭り神鉾

三基目のだんじり。
天神祭りだんじり
和美の地元はだんじりだけなので、和美もだんじりが一番好きなのですが。
鳴り物の音が高い上に滑らかに動くのであんまり好みではないなぁという感想です。

色々教えて頂いたご夫婦に勧められたので、来年は最後まで見たいなーという淡い期待を抱きましたが。
日付固定なので基本的に平日開催な上、最後は十一時半ぐらいになるそうなので、当分は難しいですね ……。
少子化の波に押されて土曜日開催に変わってしまった地元神社のお祭りも十時から宮入り開始だったので、神様は夜更かしが好きなのでしょうか。
( 地元神社のお祭りの記事をブログ内で探しましたが、提灯の写真しか見当たりませんでした ……)

5. 浴衣

風船太鼓の浴衣
おまけで、帰ってから全身鏡とスマホカメラでなんとか自撮りした浴衣と帯です。
脱いだ時に汗でベッタベタになっていたので、浴衣のついでに腰紐も洗ってしまいました。
帯はポリエステル素材なのですが、洗ったりできないのでしょうか……。
ヨーロッパ絵画展
七月二十七日土曜日、京都伊勢丹の中にある美術館:えき京都で開催されていた、ヨーロッパ絵画展に行きました。
こんにちは、和美です。
予定が大幅に狂いましたが、感想記事です。

【目次】

  1. 初めに
  2. 総合感想
  3. 絵の見方
  4. 細かい感想
  5. 余談:ノイシュヴァンシュタイン城

1. 初めに

冒頭に掲示されていた挨拶文で、「有名な画家の作品はありませんが」と書かれていて驚きましたが、本当に知らない画家ばかりでした。
割と読まない人が多いようですが、色々な思いが書かれているので一読をお勧めします。

詳しい説明は覚えていませんが、特別展の正式題名が『 長坂コレクション ヨーロッパ絵画展 ~ バロックから近代へ ~ 』 なので、おそらく個人コレクションの中の一部です。
個人コレクションは、美術館から所蔵品を借り受けた特別展に比べて、収集した本人の趣味が強く反映されるため、系統立っていないのが特徴です。
有名な画家でも代表作とは雰囲気が違ったり、全く知名度のない(= 美術史上でも重要ではない )画家が多いです。
今回は全く知名度のない画家ばかりで、それが色々な面で良く作用していました。

2. 総合感想

挨拶文の宣言通りに知らない画家ばかりでしたが、ポスター絵に使われたオノリオ・マリナーリの ≪ 聖チェチリア ≫ を代表に、心に残る絵が多かったです。
肖像画のコーナーで思い出しましたが、国立西洋美術館の常設展示で、和美が好きなマリー・ガブリエル・カペの ≪ 自画像 ≫ も他の作品どころか、画家の活動年代すら知りませんし。
知らない画家の方が、特別展でも混雑しなくて良いですね。

ちなみに聖チェチリアは音楽を司る守護聖人で、頭につけているのは薔薇の花冠だそう。

3. 絵の見方

先日EverNoteを整理していたら、絵の見方について「 学芸員は、向かい合う絵の配置や、部屋に入った時の第一印象まで気を配っています」と書いてあったのを思い出して、各部屋を見返してみました。
≪ 聖チェチリア ≫ が今回の目玉のためか、一番目立つ配置になっていたように感じました。

4. 細かい感想

良かった作品と感想をまとめて列挙します。
ダニエル・ザイター ≪ キリストと姦婦 ≫
キリストの有名な逸話「あなた方の中で罪のない者だけがこの女に石を投げなさい」の絵です。
当時、死刑執行の権利はユダヤ人にはなく、ローマ人にだけあったため、キリストが 「 死刑にせよ 」 と言った場合は越権行為に当たる。という時代背景は初めて知りました。
ちなみにキリストがユダヤ人というのも、今回の特別展の他の解説で初めて知りました。

聖家族と幼い洗礼者ヨハネ
マリアーノ・サルバドール・マエーリャ ≪ 聖家族と幼い洗礼者ヨハネ ≫
館外の飾りつけに絵が出ていました。
父親のヨセフが珍しく若く描かれていると解説にありましたが、後光が描かれているのも珍しいと思います。
( ヨセフは大抵白髪で痩せこけた老人として描かれています )
ヨセフ、マリア、キリストの三人をまとめて『 聖家族 』 と呼び、宗教画で多く描かれる組み合わせですが、いつもヨセフが除け者にされているように感じます。
そしてマリアが少女のように異様に若くて不気味に感じたのは、斜め上を向く顔が下手なのかもしれません。
マリアがヨセフとの性交渉なくキリストを身篭った『 無原罪の御宿り 』 を主張したところで、既婚のマリアが非処女なのは確定だろう。と思ってしまいます。

ヨハン・ハイス ≪ 画家のアトリエ ≫
両端に大理石の像が置かれた、モデルのような人が真ん中にいる、美術学校の教室のような絵です。
大理石の像が変なポーズなのが謎です ……。

ピョートル・クリロフ ≪ 赤い椅子に座る女性の肖像 ≫
黒い服の、滑らかな肌がすごく綺麗な女性の肖像画です。
有名ではない画家ばかりなので、画家の解説も絵の解説と共に書かれているのですが、画家の解説の文章が短いので、詳細が分からないのでしょうね ……。

アルフレッド・ド・ブリーンスキー ≪ 湖の風景 ≫
題名には湖とありますが、湖畔の黄色く紅葉した大木が主題だと思います ……。
印象派を彷彿とさせる筆触分割が特徴の絵で、この特別展一番の当たりでした。綺麗。

ヴィルヘルム・アンベルク ≪ 教会のグレートヒェン ≫
グレートヒェンは女性で、椅子にもたれて神父が弾くオルガンに聴き入っているという絵。
なのですが、聴き入っているというより、片思いする神父様の仕事終わりを待っているように見えてしまいました。

フェリックス・ジョゼフ・バリアス ≪お気に入りの鳴き声 ≫
窓を開けて、木の鳥籠にいる小鳥に、餌の麦の穂をあげる女性の絵です。
先に挙げた ≪ 聖チェチリア ≫ と並んで、この特別展で二番目の当たり。
絵葉書を買いました。

エドゥアール=ジャン・コンラッド・アマン ≪ 家族のピクニック ≫
題名には 『 家族の 』 とついていますが、解説を読むと家族ではなさそう、という謎な絵です。
絵を見ても、中央のベンチに座った女性を男が口説いているように見え、左側に子供に母乳を飲ませる母親か乳母がいるので家族?と疑問に思っていました。

エルンスト・ベルガー ≪ 庭で編み物をする女性 ≫
編み物という題名の割には細い糸だなと思ってよく見たら、女性の手元に垂れているのがレースのようでした。
編み物をできる人はすごいと思いますが、レース編みは更に技術が必要そうですよね。

5. 余談:ノイシュヴァンシュタイン城

気に入った絵ではありませんが、ルードウィヒ二世というバイエルンの王を描いた絵がありました。
解説によるとワーグナーのパトロンで、ノイシュヴァンシュタイン城を代表にお伽話のような城をいくつも築いたと紹介されていました。
ディ○ニーのシンデレラ城のモデルとして有名なノイシュヴァンシュタイン城は国費浪費の代物だったのか、と驚きました。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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