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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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兵庫県立美術館の通常展「阪神淡路大震災から20年」の話から独立です。
参考リンク:兵庫県の美術館:四軒(当ブログ内過去記事)


福田美蘭の ≪ 淡路島北淡町のハクモクレン ≫ が今回も展示されていました。
瓦礫の中で「この木を残してやってください」と書かれた看板が下げられた木の写真(朝日新聞の報道写真)に、枝と花が描き足された絵で、人気があるのかよく展示されています。
震災十周年記念の公募展で、来場者賞を獲得した作品だそうです。

ふと、この作品の元の木はどうなったのでしょうか……。
と気になったので検索したら、個人で場所を特定した方が出てきました。
この木を残してやってください1
この木を残してやってください2
この木を残してやってください3
2と3の間が飛んでいる感じですが、そもそも誰も探そうと思わなかったのでしょうか……。

ちなみに他にも検索したところによると。
http://blog.atelier-michaux.com/article/35207011.html
神戸新聞のニュース記事へはリンク切れですが、何となく内容が分かってしまいます。

情報元を失念しましたが、作品自体もこのハクモクレンが花を咲かせたという続報を受けての制作だったそうです。
という事はこの報道写真自体も話題になったのでしょうか。
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先日美術館に行ったので、ようやくポスカホリックを購入しました!
こんにちは、和美です。
ポスカホリックもとうとう四冊目に突入しました……。

【目次】

  1. 紹介
  2. 夢と希望は空高く
  3. 試行錯誤
  4. 謎のページ
  5. 次回購入予定

1. 紹介

ポスカホリックを買いました(当ブログ内過去記事)
こちらで紹介した、美術館の入場券や絵葉書などをメモと共に保存しておけるノート 『 ポスカホリック 』 の話です。
片付けのたびに出てくるチケットを入れているうちに、早くも四冊目に突入しました。
色展開が茶色、青緑、ピンクの三色しかなく、三冊目と四冊目が同じ色になってしまったので、とりあえず表面に番号を振ってみました。
(一冊目の茶色は脱走中)

2. 夢と希望は空高く

今はまだチケットを入れているだけなので、いつか日付順に並べ替えて整理したい、と思っていたのですが無理そうです。

3. 試行錯誤

同じ日に行った美術展のチケットを一ページにまとめたら綺麗にまとまるのでは?
と考えましたが、近くの美術館を三軒から四軒はしごする事か増えてきたので無理ですね……。

せめて行った日付ぐらいは書こうと思います。

4. 謎のページ

最初と最後のページにポケットがついていないので持て余しているのですが、透明な袋にチケットを入れてそのまま貼り付けたら良いのかなぁ。

5. 次回購入予定

次にポスカホリックを購入出来るのはどこの特別展なんでしょう……。
発売が朝日新聞なので、朝日新聞が協賛している特別展でないと販売されていないのです。
先日(2/20金)一日で四軒の美術館に行きました。
そこそこ写真も撮ったのですが、記事を書き忘れていました。
うう、記録大事。

【目次】

  1. 姫路市立美術館:竹内栖鳳展
  2. 神戸市立博物館:チューリッヒ美術館展
  3. BBプラザ美術館:震災から20年展
  4. 兵庫県立美術館でホドラー展と震災から20年展

1. 姫路市立美術館:竹内栖鳳展


まずは一軒目:姫路市立美術館から。
竹内栖鳳展は兵庫県立美術館のだまし絵展Ⅱにに行った際(アレ、記録がない)前売り券を買ってから楽しみにしていました。
家を出る予定は大幅に遅れましたけどね……。

竹内栖鳳せいほうは日本画の円山四条派の大家で、和美が一番好きな画家です。
今回の目玉は、昨年(2014年)の十月頃に見つかったという、唯一の油絵。
小品でした。
何に驚いたって、浄土真宗本願寺派(西)の門主が建てた二楽荘という別荘に、大谷探検隊の資料と共に飾られていた、というのが、現状で判明している最後の所有ってところですよ。
大谷探検隊は話に聞くだけだったのですが、資料として展示されていた新聞記事によると、二楽荘自体が火事に遭った際、探検隊が持ち帰った発掘品も同時に焼失しているそうで……危ない。
先日、「某ゲーム作品に出てくる刀の現状を調べたら、関東大震災で焼失している事が判明した」というツイートを見掛けた事もありまして。
罹災文化財一覧なるものがあるそうです。

娘の嫁入り道具に持たせたという絵の描かれた食器があって羨ましくなりました。
あと烏可愛い。鴉。

特別展の前売り券には通常展の入場券もついていたので、ついでに見てきました。
モネの朝焼けの絵が妙に雑だと感じてしまいました。



二軒目の前に、姫路城も外から眺めてみました。
修復工事がとりあえず終わって覆いが外され、白鷺城ならぬ白過ぎ城とか揶揄されていると聞いていたのですが。
黒い瓦の屋根に、白で格子模様を入れているので余計に真っ白に見えてしまうのですね。
遠くて綺麗に撮れませんでした。

そうそう。
二軒目の神戸市立博物館のために三宮まで行く途中に、大きな灯台の様な展望台のような建物が沿線にあったのですが。
あれはもしや東経135度にあるという日本の標準時線を示す天文台だったのでしょうか。
姫路市立美術館はたまに行くのですが、初めて気づきました。

2. 神戸市立博物館:チューリッヒ美術館展


二軒目は神戸市立博物館のチューリッヒ美術館展。
ホドラーの絵が微妙だなぁと思ってしまいました。
大阪近代美術館設置準備室の所蔵に、ジャコメッティ作の長い鼻の男の彫刻があるのですが。
ホドラーの親戚に画家のジャコメッティというのがいると知って驚きました。
そうそう、三年ほど前にチラシも見てからずっと興味があった、ヴァシリー・カンディンスキーも見られて嬉しかったです。
図録の表紙が無駄に三種類くらいあって悩みました。
結局抽象画家のピエト・モンドリアンにしましたが。

神戸市立博物館には、いい加減迷わずに行けるようになりたいです。
今回も迷いました。

3. B.B.プラザ美術館

三軒目は兵庫県立美術館……の手前にある、B.B.プラザ美術館。
震災の記録とかそんな感じの題名だったのですが、あんまり暗くもなくてイマイチでした。

4.


四軒目は、こんどこそ兵庫県立美術館。
前回は諸事情で行けなかった「県美プレミアム」という名前の通常展が3/8までだったので、特別展が始まってすぐに行ったのです。
神戸市立博物館で見た時はホドラーは微妙だと思ってしまったのですが、何枚も見ていると「ホドラーはこういう絵」というイメージがついて何となく見慣れますね。
えーと、繰り返しが多い画家、という説明があったのは覚えているのですが。(記憶が㍍⊃)
踊っている絵が踊っているように見えないのはよくある話です。

通常展……重かったです。
阪神淡路大震災から二十年の特別展なので、内容にも気合が入っています。
学芸員の方たちが保存した新聞記事がほんとに重かったです。
当時、変わった展示方法をしていた版画が大きな被害を受けたとか。
マグリット……だったかな?特別展が開催される前だったのですが、作品はまだ運び込まれていなくて無事だったとか。
大阪の大丸で、小規模ながら代替開催があったそうです。
そもそも地震は閉館中の早朝だったので、開館時間よりはまだ被害は少なかったとか。
神戸在住の作家や画家が亡くなったとか。
有名人が死んだという話を聞いたことがなかったので衝撃でしたが、神戸が持つ独特の雰囲気に惹かれる方も多かったでしょうね。
県立美術館は神戸市灘区にありますが、建物を含めて被害規模も小さかったため再開も早かったそうですが。
他の美術館では、隣が小学校のため避難所に使われたという場所もあったそうです……。

美術品の修復方法もそれはそれで興味深かったのですが、個人宅から運び出されたという巨大レリーフに「どうしてそうなった!?」と思いました。
裏をコンクリートで固めて立てて飾られていたようで、個人宅を壊す時に美術館に寄贈されたのだったか。
裏面のコンクリートを剥がさない限り、重くて運べないし展示もできないという状態だったそうで、結局、とある会社の倉庫で預かっていただいた(≒放置)そうです。

展示はもちろん修復できた館蔵品ばかりでしたが、修復が不可能な美術品もあったのだろうなぁ、と切なくなりました。

ハクモクレン(三枚目)の文章を書いていたら長くなったので、それだけ分割します。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/app/

絵……でもなさそうな気がしますが気のせいです。
東京都にある「庭園美術館」という美術館の公式アプリの紹介だそうです。
行く予定は当面ありませんが、ページにある建物が綺麗なのでメモ。

大阪市中ノ島にあるような西洋建築が大好きです。
(分かる人にしか分からない喩え)


ATC内で開催されていた「スヌーピーと日本の匠」展に、1/11に行きました。
スヌーピーことピーナッツの作者:チャールズ・シュルツが認めた日本人アーティストの企画による、日本の伝統工芸とスヌーピーの特別コラボレーション。
……という、時々極端な原作至上を主張する同人人間には心配になる煽り文句でしたが。
よく考えたらスヌーピーってそもそも大幅に違う生物になる事はありませんね。

一枚目は会場外ポスターです。
二枚目がグッズ売り場に飾られていた、その日本人アーティストによる書き下ろし作品。

写真二枚目のように、筆で書かれた文字や言葉にスヌーピーやチャーリー・ブラウンが紛れ込むシリーズが有名らしいです。
「愛」は二種類あって、過去作品より今回の新作の方が良かったり。
実物は展示されていませんでしたが、グッズ売り場にあったミニポスターの「報われない恋」に笑いました。
「報」の文字が大きかったので「報告」とかかなと思ったら、「報われない」ってどうなの。
「絆」の構図は良かったのですが、富士山に興味ないのでやめました。

他の人の作品は蒔絵や漆や銀食器?着物などです。
一部、配色センスがないものもありましたが……。

着物は二枚あって、片方の四季をテーマにしたのが割と綺麗だったのですが……今の季節の花は着物の柄より本物の方が綺麗という理由で、着物は「次の季節の柄を着る」のが基本です。
一枚の着物で四季を表すと、どの季節にも着られないはずですがそこはどうなんですか。
追記:四季の花が描かれていると、逆に全ての季節に使えるそうです。

コミックシティの帰りの寄り道だったのですが、このスヌーピー展のグッズ売り場が一番並びました。


1/12の会期終了も差し迫った1/10に行きました。
近鉄百貨店本店の上階にある「あべのハルカス美術館」で開催していた「新印象派展」です。

えーと、シニャックかな?
小さいですがすごく綺麗な絵があったのは覚えています。

あとそこそこ大きめのサイズで、海岸を人が歩いている絵(作者・題名共に失念)の光と影のコントラストが大きい絵が印象に残りました。

印象派と新印象派についてー。
印象派=見えた雰囲気をそのままに、屋外で
新印象派=見えた雰囲気を元に、屋内で理論を参考に
という違いがあるそうです。
両方とも点描じゃん、ではないそうな。

新印象派の画家達がほとんど全員読んで参考にしたのでは?と思うほど有名な色彩理論の本が二冊展示されていたのですが……会場限定版でもいいから復刻すれば良いのに><と思います。

十二月上旬は、出品されている画家の誰かの誕生日だったらしく、それに関連して「十二月が誕生日の人に絵葉書をプレゼント」という企画があったのでもっと早く行くつもりだったのですが……。
うっかり日付が過ぎていてショックです。

十二月といえば、同じくあべのハルカス(こちらは近鉄アート館という催事場)で開催されていたムーミン展も行き損ねました。
ショック。(再)
十五日土曜日、慌てて美術館展に行きました。
まさかの四軒です。

1、京都国立博物館@鳥獣戯画と高山寺
うっかり電車を乗り逃して九時半に到着したら、180分+90分(甲巻)待ち時間ェ……。
朝は開館二時間前にあたる午前七時時点で十人程が並び始めるそうなので、そもそも行った時間が遅すぎたようですが……。
丙巻かな?も並んでいたので、列が短かった乙巻丁巻だけ見ました。
時間ないし。

そして同じ博物館の別館で開催していた「京(みやこ)へのいざない」展は諦めました……。
翌日が休日となる金曜日に開館時間を延長するという美術館は増えてきましたが、兵庫県立美術館みたいに「特別展を開催している期間は開館時間を延長する」とすべきだと思います。
ちなみに金曜日夜は七時までに並ぶと閉館時間後でも鑑賞できたようですが。
しかしこの中の何割が年間に三回以上美術館に行っているんでしょうね!

あと、列の並べ方も下手でした。
コミケスタッフの対応が神と賞賛される理由が分かった気がします。
コミケで五人が横並び=一列に五人きっちり並べる
一般イベントで五人横並び=四人〜六人が適当に並ぶ(努力目標)
みたいですね。

そしてそもそも高山寺で開催しないんですかね、コレ。
高山寺なるお寺がどこにあるんだか知りませんが、重要文書とかを外に持ち出すの、あんまり好ましいとは思えません。
高山寺所縁の真っ白な仏像が陳列されていて、ものすごく綺麗でした。
鳥獣戯画は……人やら動物やら本当に色々なものが描かれていたのですが。
わざわざ絵の上に所有印押さなくても。
紙の継ぎ目の上下に機械的に押したようで、絵の上になっているものがチラホラありました……。

と、最後に狩野派の絵師が修理を担当した時に控えていた模写も展示されていまして。
……数ヶ所亡失しているそうですよ、鳥獣戯画。
鳥獣戯画の作者:明恵上人は高山寺開祖らしいですし、ちゃんと管理しろやと思いました。

今回は全ての美術館で絵葉書を買っていません。
金欠です。涙。

2、京都近代美術館@ホイッスラー展。
この特別展が十六日までだったのですよ……。ぐぬぬ。
しかも、大事に取っておいた関西ミュージアムぐるっとパスを出したら、一般料金専用だと言われてしまいました……。
(鳥獣戯画と高山寺展では利用不可。書いとけ!!)
和美は学生料金なので、件のパスを使うより学生料金の方が安くなるのです。ぐぬぬ。
(初回利用日から三ヶ月有効で、美術館や博物館の料金が安くなる。千円)

ホイッスラーは洋画家です。(外国語の名前は洋画家以外知りませんがw)
彼が目指した「芸術のための芸術」は結構共感できました。
古典的な静物画だと、花は若さの象徴だとか、「これとこれを組み合わせたこの静物画で、この画家はこんな主張がしたかったんだ!」とか意味の分からない解釈が出てくるのです……。
(古典的な絵も好きですよ。念のため)
ただ、政治、宗教と並んで排除されたものの中に「好み」もあって、それは画家の主張として残しておかなきゃいけないんじゃないの?とは思いました。
なぜか素描のほとんどに顔が描かれていなくて、顔に興味なかったのかなあ?と感じました。
茫洋とした絵は印象派っぽいですね。
青写真を英語でサイノアタイプと呼ぶそうなのですが、写真なら写真って書いとけよ!!!と思いました。
リアルな絵柄の人だとほんとにどっちか分からなくなるのです……。

ずっとサブバッグを探していたのですが、ホイッスラー展で売っていたのが頑丈かつ使いやすそうで、ついでに買いました。
ホイッスラーの髭と横顔をデザイン化して、サインを入れたものです。
両面に絵があるのでどちらが表か迷う事もなく、マチがあるので自立します。
……晩年はイニシャルのWとJを図案化した蝶のサインを使っていたそうなので、そのサインを入れてほしかったなあ。

ついでに常設展も。
……えーと、「フランス絵画と印象派展」ですかここは?
と言いたくなるような展示内容が半分を占めていました。
年代はマティスとかレオナール・フジタとかその辺です。
有名なポスター画家なのですが、いつ見てもロートレックのすごさが分かりません……。
もう半分は日本画が多くて、まだ常設展って感じでした。
……順路が分からなくて適当に見て回っていたら説明が飛び飛びになってしまって見辛かったです。
そうそう。
印象派の画家達が浮世絵を収集していたのは今に続くクール・ジャパンの源流とかそんな説明があったのですが。
浮世絵が海外に渡るきっかけは、陶芸の梱包材としてだったという話を聞いた事があります。
……この頃から日本って海外の製品展開が下手だったんだなあと思うと泣けてきました。
海賊版と違法ダウンロードで広まったため制作元にお金が入らない現状と、よく似ていませんか。
真ん中で現代美術。……はよく分からないのでパス。
端っこでデザイナーが作った工芸作品も展示されていたのですが……もうちょっとマシなデザインできたんじゃないの?と思うのが数点。
銀製のコーヒーセットが八作品ぐらい並べて展示してあるので、どうしても見比べてしまうのですよね。

3、京都市立美術館@華麗なるジャポニズム展
ホイッスラーの正面にある美術館で開催していて、相互割引を使うと少しだけ安くなります。
浮世絵もそこそこ見に行くのですが、浮世絵における透視法の考え方を解説しているのは初めて見た気がします。
景色を近景と遠景の二つに分ける(近景と遠景は連続していない)とか、手前は俯瞰、奥は遠景で描くとか。

白黒の富嶽三十六景が微妙でした。
あれは青が綺麗なのですよ!!

あと西洋ってシンメトリー(左右対称)を中心とする「調和」の文化なのですかね。
真ん中にどんっと主題を置くより、左右どちらかに寄せて置いた方が綺麗に見えるというのは浮世絵からの引用だそうです。
画面から物をはみ出させて広さを演出するとか。
(作例として出ていたのはモネでしたが、カイユボットを思い出しました)
国民性と絵の描き方が真逆で面白いです。

日本趣味に便乗して作られた着物っぽいドレスもありましたが……着物は何より「手を隠す」のが大事だと思います。
袖が短い着物って存外に微妙でした。

最後にモネの睡蓮シリーズがいくつかあって、美術の教科書で見て以来ずっと一番好きな構図に似たのが出品されていて嬉しかったです。
あれも日本趣味の一つなのか……。

グッズにラ・ジャポネーズの団扇が売っていたのですが。
「暑い今、便利な団扇」って…東京・名古屋巡回時のポップ使い回したな……。
(コートがいるぐらい寒い季節です。念のため)(買いましたが……)

同じ美術館で「水彩展」という入場無料の美術展があったのでついでに寄りました。
……「水彩」って「水彩画」ではないようです。謎。
ホルベイン賞を中心に、絵は綺麗でしたが、どこからどう見ても油彩な絵が多かったです。
文部科学大臣賞受賞作品が微妙でした。
あとめちゃくちゃ綺麗なのになぜか無冠とか。

4、えきKYOTO@歌川国芳
翌週までだったので頑張って行きました。
京都伊勢丹の中にあるので閉館時間が遅くて良いですね。
何枚か見た事のある絵がありました。
ってーか、「見かけは悪いがとんだいい人だ」の人か。(覚えられない)
(褌一枚の人が集まって一人の人を作り上げている有名な絵です)
「三狐物語」……だったかな?中国の妲己、インドの誰か、日本の玉藻前という名前で王朝を滅ぼしてきた狐の話も出ていました。
実はこの伝説は日本で完成したらしいのですが、原作あるのですよね。読みたいなあ。
滝沢(曲亭)馬琴も過去に南総里見八犬伝を一度読んだきりなのですが、他も読んだ方が良いのかな(汗)
猫がいっぱいで楽しかったです。(総評)
そうそう。
歌川広重って三代目もいるのですね……。
二代目までは存在を知っていて疑問に思っていたのですが、襲名制度なんですかね……?

以上です。
翌日の簿記はボロボロでした。

……あんまりにも長くなったので、分割するかもしれませんw

京都で買った「美術鑑賞手帳」のちゃんとした記事です。
鑑賞記録ページは二十回分との事。

最初は、編集者で評論家だという山田五郎氏と三菱一号美術館の館長による対談。
対談の書き起こし文章の横に、絵を見る時の注目ポイントが計八個書かれています。

次も同じ二人で、ボッティチェリによる「ビーナスの誕生」を使って絵を上手に見るためのポイント解説。

西洋美術の歴史、西洋日本の美術用語、同じく有名な画家の概略と代表作、世界と日本の主な美術館の住所、休館日、コレクション概要。
解説がかなり多くて、この本はこの解説のために買いました。
……今思ったけど、日本の美術館一覧に最寄り駅を書き足したら便利かなぁ。


で、次がやっと記録ページになります。
添付は使い方例。
自分で書き込む美術館のカレンダー、鑑賞リスト目次が最初にあります。
一回行くたびに書き込めるのが、鑑賞記録基本ページ、気に入った作品を三作模写・感想を書き込めるページ、フリーページの計六ページになります。

……基本ページだけで良いのに……。

せめて、気に入った作品ページ二作とフリーページを一枚ぐらいに抑えてくれれば良いのに。

ってか分冊がベストでしょうか。
記録ページだけ買い足していけるとなお嬉しいです。
……日記記事だけでなく、ちゃんと細かい感想も書いていかなきゃですね(>_<)
来年(2015年)、京都市美術館にフェルメールの「天文学者」という絵が来るそうです。
……なんで今年がまだ終わらないうちから来年の話をしているんでしょうか。
今年度ならまだともかく、6/16から9/27なのであと半年ほどあるのですが……。
(東京には今年度、どうでもいい)
前売り券で「グッズつき」というのがあるらしく……楽しみです><
どんなグッズなんだろwktk。

フジテレビがルーブルと話をつけたらしく、2018年から四年に一回、合計五回のルーブル美術館展が開催されるそうです……。
五年ほど前に大阪と京都で連続開催されたルーブル美術館展には行けなかったのでちょう楽しみなのですが、最後が2034年とか遠過ぎるwwww
……どさくさに紛れてモナリザとか来ませんかね……。関西に。(できれば近畿)

そうそう。
鳥獣戯画が修復後初公開らしいのですが。
前売り券買い逃しました\(^O^)/ヤラカシタ
ううう、当日券との差額二百円もったいない。

つか関西ミュージアムぐるっとパス(三ヶ月版)ってのを四月だか五月に買ったのですが。
結局未だに使っていません……。
国立国際美術館に行く予定があるので、その時に使おうかなぁ。
「三百人のブックカバー展」が梅田LOFTで開催されていたので、10/4に見に行ってきました。

感想。
・高い
割と薄い紙製なのに、五枚で五百円でした……。
単価が高いのは構わないのですが、バラ売りしてください。

・癖が強い作品が多い
ブックカバーについて考えた事もなかったのですが、「この本専用」ではなくて、本屋さんでサービスでつけてくれるように「どんな本にでも使える」見た目が良いんだろうなと和美は思いました。
本の表紙デザインのように、癖のある作品だと中身までそれに影響されてしまいそうです……。
一枚だけ「特定の漫画のためにデザインしたブックカバー」というのがあって、そんな感じなら良いのですが。
主観では少女漫画の表紙のような絵柄が目立ったのですが、人物とかじゃなく、小物をデザインしたようなパターン柄が似合うのかな、と。
あと、和美はカバーに本の題名を書くので、表紙、裏表紙、背表紙いずれにも、題名を書ける場所が欲しいです。
パターン柄でも濃い印刷だと題名が書けない=中身が分からないので。
(くまざわ書店で今でももらえるカバーが該当します)
一枚だけ、破線と実線で折るための基準が書いてあるだけの柄があったのですが……それだけ欲しかったなぁ。(五枚セット売りしかなかったので諦めました)

・誰
イラストレーターやデザイナーを中心に著名人が多いようなのですが……一人も名前が分からなくて、途中から名前見るのをやめました。
コンセプトは読んでいたはずです。念のため。
追記。公募作品らしいです。

・ジュンク堂は良かった
LOFTの会場に行って知ったのですが、LOFTとジュンク堂の合同開催です。
ジュンク堂は二階開催にも関わらず会場案内が入り口になくて不便だったのですが。
両会場とも「このブックカバーをデザインした人が、このブックカバーを掛けて読んで欲しいお薦めの一冊」を、紹介文と共に展示していました。

梅田LOFTは会場がそれなりに広いのですが、ブックカバーとお薦めの一冊をバラバラに展示。
(真ん中の机に本だけ並べて置いてある)

ジュンク堂はブックカバーの上にお薦めの一冊を載せて一緒に展示。
で、ブックカバーが掛けられた本(単行本)をまとめて置かれるとごちゃごちゃに見えてしまうのですよ。
まとまりがないなぁって。

逆に広げたブックカバーの上に展示してあると、本と本の間がそれなりに空いて見やすかったです。
時雨沢恵一先生のシリーズじゃない単行本が紹介されていて驚きました。
広げたブックカバーの上に本が置いてあると、ブックカバーを買う時は本を動かす必要があるので手間が掛かるとは思いますが……。
本とブックカバーは並べて置いてほしいなぁと思いました。

以上です。
http://bookkaba.lolipop.jp/logos/
↑公式サイトです。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
紹介:
更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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