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気ままな一人暮らしの、ささやかな日常
美術鑑賞からプログラムのコードまで、思いつくままに思いついた事を書いています。
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預金通帳の残高が、安い新車なら買えそうな金額になりました。

一人暮らしを始めた時に決めた目標額にはまだ到達していないのですが、普通預金として預けていても何の効用もないので、とりあえず定期預金に預け替えようと思いました。
が、ATMでは操作ができず……他の用事で休んだ平日、銀行に相談に行きました。


  1. 定期預金

  2. 積立NISA

  3. 外貨積立

  4. 閑話休題:ビットコイン

  5. 投資の注意点



定期預金


定期預金では普通預金よりマシとは言え金利が低いのは変わらないから、メリットが少ない。
積立NISAニーサか外貨積立はどうか、と勧められて、結局外貨積立だけ申し込みました。

資産運用とか言われると、東洋経済オンラインさんかプレジデントさん辺りが延々と主張している「資産の分散投資」を思い出します。

積立NISA


NISAニーサは、数年前に始まった少額の投資運用です。
プロに手数料を払ってお金を預け、株や債権などに投資してもらって利益を受け取ります。
もちろん金融情勢の影響を受けるので、預けたお金より受け取れるお金の方が少なくなる時もあります。

少額運用のNISAですが、三年以内であれば税金の掛からないという短期運用が基本でした。
新しくできた積立NISAという制度では、二十年以内なら非課税となる長期運用向けです。

和美が使っている銀行では、投資先が三種類ありました。

  1. 日本国内の株

  2. 海外の株

  3. 国内外の株や債権、不動産など



VOCALOIDが好きなので、国内では森永乳業、電通、ぺんてる、日本ハム、ファミリーマート、earth、国外ではユニリーバ(Luxの発売元)が嫌いになりました。
そして他の理由でソフトバンク、KDDI、Googleが嫌いです。
という理由で、東証一部上場企業の株が対象となる、1.国内、2.日本以外の全世界の上場企業が対象となる海外の株投資、は選択肢から外しました。
(VOCALOIDのおかげで好きになった企業は、別記事を書く予定です)

手数料は高いものの、資産運用の基本である「投資リスクの分散」が一番できる3.が一番かなーというところです。
NISAは政府が作った制度なので、マイナンバー登録申請カードが必要、と言われ……とりあえず諦めました。
捨てていないので、部屋のどこかにあるとは思うのですが……。
申し込みから投資開始までに一ヶ月程掛かるそうです。

外貨積立


外貨積立は、日本円が安い時に米$ドルユーロなどを買い、日本円が高い時に両替をして利益を得るシステムだそうです。
申し込み時に他の情報が必要ないので、とりあえず米$と豪$を申し込みました。

大事な注意点


投資は「数年間は使わないお金で運用する」が基本です。
定期預金の『この日まで解約できません』という条件はありませんが、例えばリーマンショックの直後は、最初に預けた金額より引き出せる金額の方が少ないです。
「三年後までに下ろしたいけど、利益が出ていない今は下ろせない」という計画が必要になります。

もちろん確認されたのですが……預金を全額下ろすほどの買い物というと、家、車、結婚、辺りでしょうか。
家を買う予定は当面なく、結婚資金は親が貯めています。
車は……欲しい製品が2019年頃発売予定だそうですが、こちらも親が管理しているので問題なし。

休日もごく稀に相談会を開催しているようなので、マイナンバー申請カードを見つけたら、積立NISAに申し込もうかと思います。

……現時点で貯まっている預金が結局そのままなので、定期預金も開設すれば良かったです……。
※外貨積立は、今の収支で確実に余る金額で申し込んでいます。

美術館に行く程度だと生活費の中から出している感覚なので、あまりお金を使わなくなりました。
再来年のゴールデンウィークは、土曜日や日曜日と祝日が重なって十連休というニュースを見たので、実際にあったら欧州旅行でも行こうかな……。

※多分何日か出勤になるフラグなので、早く真っ当な職場に行こうと思います。
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美術感想の記事を探していると、こんなブログを見つけました。
僕がなるほど!と思った美術鑑賞のポイント

美術鑑賞に慣れた熟練者と初心者を比較して、特別展の見方、考え方の違いをまとめた記事です。
おそらく熟練者の側にいる和美からは、同意できる部分もあり、できない部分もあり。

知識がないけど行く(予定がある)方に、和美の視点から『こんな見方はどうですか』という提案です。

今回は事前情報編。
実例を交えて、特別展の題名だけで「どんな特別展か」が分かる方法を五種類に分けて解説します。

目次
  1. 題材一覧
  2. リアルの行方
  3. マティスとルオー
  4. バベルの塔/怖い絵
  5. ピーターラビット
  6. まとめ


特別展の題名には、凝縮された「こんな作品を集めましたよ」が現れています。
『リアルの行方』
『マティスとルオー』
『バベルの塔』『怖い絵』
『ピーターラビット』
全て、当ブログに感想記事がある特別展の題名です。
この五件の題名を元に、企画主旨を読み解いていきます。

まずは一件目。
リアル写実の行方』
写実の反対は幻想。
現実にある物を描いているのかな、と想像がつきます。
「こんな絵を集めました」ですね。
『バベルの塔』と同じ記事でまとめて感想を書いた『怖い絵』もこちらに当てはまります。

『マティスとルオー』
いずれも人名ですね。
人名がつく特別展は五種類あります。
  1. 画家の名前
  2. 収集家の名前
  3. 描かれた絵の人物
  4. 美術館の名前
  5. 派閥の名前
例に挙げた『マティスとルオー』の場合は1.画家の名前です。
友人であったマティスとルオー。
二人の絵と交流が取り上げられています。
2.収集家の名前:『松方コレクション』
3.描かれた絵の人物:『マリー・アントワネット』
4.美術館の名前:『ランス美術館』
5.派閥の名前:『円山四条派まるやましじょうは美の競演』(円山四条派の円山は"円山"応挙から始まりました)

チラシやネット、ポスターなど、調べた情報に絵があれば、必ずどこかに絵の情報が書いてあります。
題名、画家の名前は必須で、所蔵者、描いた年、油彩・版画などの表現方法が追加されている事が多いです。

『バベルの塔』
作品名にして、モチーフの名前です。

その民達は、名声を得るため、天まで届く程の高い塔を建てようとした。
神の怒りを買って塔は潰された。
同じ事ができないように、神が言葉を乱し、その民は別々の言語を使うようになった
という有名な伝承/神話を元にしています。
特別展の企画主旨で最も分かりやすい「この有名な絵を出展するから見てね!」です。

この主旨の特別展に同時出展される作品は、三種類あります。
  1. 同じ画家が描いた違う絵
  2. 違う画家が描いた同じ絵
  3. 同じ美術館が所蔵する他の作品
『バベルの塔』展の場合は、1.同じ画家が描いた違う絵です。

『ピーターラビット』
これまでに挙げた、特別展の題名のつけ方の二種類に当てはまる複合版です。
一つ目は「人名がつく特別展」のうちの『3.描かれた絵の人物』の派生。
二つ目は企画主旨「この有名な絵を出展するから見てね!」
絵の題名ではありませんが、ピーターラビットの絵は誰もが知っているでしょう。
副題が『ビアトリクス・ポター生誕150周年記念』なので、もちろん出展された絵は「同じ画家が描いた違う絵」です。

まとめ

特別展の題名は以下の四種類に分かれます。
  1. 同じ主旨の絵を集めました
  2. ある人をピックアップ
  3. この絵を見て!
  4. 複合型
電車の中吊りやTVの宣伝、新聞広告など、行けなくても特別展の題名を目にする機会は意外とあるものです。
今度特別展の広告を見かけたら、「どんな特別展なのかな?」と想像してみてくださいね。

正直なところ「今の戸籍のまま死にたくありません」
今更ですが、そのために色々何とかしようと思いました。
こんにちは、和美です。

【目次】

  1. コンタクトレンズ(済み
  2. 逆さ睫毛の矯正
  3. ついでに
  4. ほくろ除去
  5. 染髪(一応済み)
  6. 脱毛


順番はバラバラですが、数年掛かる見通しです。
以下が理由です。

1.コンタクトレンズ(済み)


ショッピングモール内にあったコンタクトレンズ屋さんがチラシを配っていたのでお話を聞いたところ。
同じショッピングモール内に、提携している眼科がある、と言われて言ったのがきっかけでした。
詳しくは当ブログ内過去記事までどうぞ。
今のところ、一ヶ月に一回装着するかしないかという頻度ですが……。

2.逆さ睫毛


逆さ睫毛は上の睫毛が下向きに、目の下の睫毛が上向きに生える症状です。
年齢と共に改善される事もあるようですが、さすがに二十歳もいい加減に過ぎた現在では、自然に治るとも思えません。
他にも、右目に生えている、ものすごく短くて瞼に貼りつく睫毛も気になっています……。

色々調べたところ、二重手術の一種である「埋没法」という手術方法で改善されるようなので、一度相談に行ってみます。
和美は一応奥二重なのですが、二重でも逆さ睫毛の手術はできるそうです。
……左右の目で二重の幅が異なっている上、右側の二重幅が細くて気に入らないのでついでに修正したいです。
保険治療に対応している病院を見つけたので、仕事休みの日に行こうと思います。
予約優先、夜は19時までというのが面倒ですが……。

3.ほくろ


左目の目元にあるのが……化粧をするにしても邪魔なのですが、手術で取れる物なのか分かりません。
逆さ睫毛と一緒に手術できると嬉しいのですが。

4.ついでに


ここには書けませんが、他にも身体で気になる部分があるので、逆さまつげと一緒に聞きたかったのですが……。
逆さまつげのところに書いた病院は、他の部位には対応していないようなので、別途聞く必要がありそうです。

5.染髪


横着な性格なので、生え際だけが黒いプリンになってしまうのが嫌。
知人を見て気づいた、眉の色を髪に合わせないと不自然。
という二点で悩んでいました。

それ以前に、「自分に似合うのか」という問題もあったのですが。
コンタクトレンズの記事で書いた、地元の美容師さんから「お客さんに似合うようにするのが、美容師さんの技術」という後押しを頂いたので、とりあえずやってみようと思ったのです。

さて、プリン問題。
外部リンクARINE:黒髪さんのハイライト特集!
GREEに提供されていた記事で知った「ハイライトカラー」なら、生え際は黒いままなのでプリンも目立たないのかなーと考えました。

あと周りを見て気づきましたが、金髪でなければプリンも目立ちにくいですね。

相変わらずハイライトカラーに憧れつつ、とりあえず焦げ茶色に染めてみました。
初めての美容院で「周りも違和感を抱かない暗めの色から徐々に明るくしていくと、自分でも髪色に慣れますよ」というアドバイスを頂いて選択しました。
改めて見ているとかなり黒めなので、もう少し明るくしてもらおうかな……と悩んでいます。
パーマも当てたいし、ハイライトカラーにもしたいし。

6.脱毛


今までお金がなかったのです……。
その上、
・現住所の周りにやっているところがない。
・県境を跨いで引っ越した
・転職して再度県境を跨いで引っ越したい。
という理由で悩んでいたのですが、大手を選んでおけば、転職した後、どこに転居しても大丈夫かな、と思いました。
ネットで評判の悪い大手チェーン店でも、肌の弱い従姉妹は大丈夫だったようですし。

調べたところ、思っていた程頻繁に行く必要もないようですしね。
予約がなかなか取れないようですが、頑張る。
更に調べると、美容脱毛は二年ほど掛かるそうですが、医療脱毛だと一年程で完了するそうです。
兵庫県にある姫路市立美術館で開催されていた特別展「リアル写実の行方」展の感想記事です。
こんにちは、和美です。

【目次】

  1. きっかけ
  2. 特別展
  3. 所蔵品展
  4. 常設展示

1. きっかけ


リアル写実の行方」展へは、兵庫県立美術館へ怖い絵展を見に行った時に前売り券を見つけて買ったのがきっかけです。
開催期間が終わりに近い事に気づいたので、慌てて行ってきました。

姫路市立美術館は近畿圏の端にあるためか、近畿圏の特別展ではほとんど告知されていないのが時々困ります……。

姫路市立美術館は、白鷺城とも呼ばれる世界遺産:姫路城のすぐ隣にあります。
JR姫路駅から徒歩もしくはバス。
今回はバスに乗りました。


姫路駅にはお昼前に到着したので、何となく姫路駅をうろうろしてお昼ご飯。

2. 特別展


前売り券やポスターに使われている絵は高橋由一の代表作「鮭」が二枚。
……と思っていたのですが、片方は高橋由一の ≪ 鮭 ≫
もう片方は現代画家の磯江 毅が描いたオマージュでした。
写真では分かりませんが、本物の絵では、端に実物の荒縄がはみ出していて、絵に描いてある荒縄と全く継ぎ目が分からなくて不思議でした……。

高橋 由一は京都近代美術館に特別展を見に行った事があるのですが、大量の大きな新巻鮭しか印象に残っておらず。
「こんな絵も描いていたのか」と時々驚きます。
記事は書いていませんが、京都文化博物館で開催されている「絵の愉しみ、画家のたわむれ」展に出ていた絵がすごく綺麗でした。

そして……何となく黒田 清輝と同じ明治時代の画家だと思い込んでいたのですが、江戸末期なので日本で一番古い洋画家だそうです。

写実主義を目指していた高橋 由一ですが、新巻鮭に限っては写実的とは思いませんでした。
≪ 鴨図 ≫ の鴨が纏う羽毛の柔らかさ加減は「目指した場所に到達できたんだろうなぁ」と感じたので、成長過程なのでしょうか。

時代を経るに従い、画壇の傾向は高橋 由一らが目指した写実主義からは離れていったという解説があまり理解出来ませんでした。
非現実的な絵も好きですが、和美は本物は本物らしく描いてほしいので。

写実主義を主題としている割にはあまり写実的ではない絵も出ていたのが不思議です。
以下、印象に残った絵を画家と共に挙げてみます。

五姓田 芳柳 ≪ 婦人画像 於足利 ≫
伝統的な日本の肖像画通り、着物で座った全身を背景なしで描いているのですが、陰影がついているので不思議な雰囲気を感じました。

岸田劉生 ≪ 野童女 ≫
……麗子像ですかこれは。
聞くところによると ≪ 麗子像 ≫ のモデルになった娘の麗子さんはものすごく美人らしいので、岸田 劉生は人物画が下手なのかなと思いました……。
この ≪ 野童女 ≫ も同じく、なぜか後頭部がやけに大きいですしね。

牧島 如鳩はキリスト教の宗教画のように仏教画を描いたそうで。
出展されていた絵も、弁財天が聖母降臨のような雰囲気で描かれていて不思議な感じがしました。
よく考えると釈迦来迎図にも似ている気がしますが……。
キリスト教だと周りは天使(子供)ですが、仏教だと周りは天女(大人)なんだなと今気づきました。

三輪 四郎 ≪ 自画像 ≫
作品自体は普通の洋画なのですが……名前に驚きました。

重松 鶴之助 ≪ 閑々亭肖像 ≫
モデルは三枚目辺りの歌舞伎役者でしょうか。
浮世絵に多い輪郭の特徴を誇張した絵に陰影がついているので、不思議な雰囲気です。

現代画家の上田 薫、一辺2mを超える大きな白い画面に、写真と見間違えるような精密な生卵。
それだけなのですが、大きさとリアルさに驚く絵でした……。
絵画ではスーパーリアリティと呼ばれるジャンルだそうです。
奈良県立美術館で開催される特別展の告知ポスターに使われている、スプーンに乗った生卵の絵の人だと気づきました。
行く予定です。楽しみ!

吉村 芳生は一面のコスモスの絵。
添えられていたコメントがすごかったです。(要約)

私の絵には、特別な技術、才能はいらない。
単純作業である。
小手先で上っ面だけを写す。
自分の手を、目を機械のようにただ動かす。
延々と同じ作業が続くだけである。
一時間に進む量は決まっている。
一定の時間が経てば作品は仕上がるようになっている。
サヴァン症候群や自閉症など、発達障害を抱えた人ってこんな感じなのかなと思いました。

絵とは関係ありませんが、父の実家の苗字で、男系に引き継がれている名前一文字が一致している画家が二人いました。
聞いた覚えはありませんが、父も叔父も絵が好きなので、可能性はあるのですが……親戚かなぁ。
まさか。

3. 所蔵品展

所蔵品展は、新しく美術館のコレクションに加わったという松岡 映丘の下絵でした。
平安時代の女御や戦国時代の武士の絵を描く画家だそうです。
民俗学者の柳田 國男の弟との事。

印象に残ったのが ≪ 室君≫
平安時代ぐらいの屋敷仕えの女性達なのに、すごく気怠げな雰囲気で驚きました。
華やかに描かれる宮仕えですが、疲れる日も休みたい日もあるはずですよね……。
解説によると、正しくは遊女。
第十回の文展で発表され、大和絵に新しい解釈をもたらしたと評価されたそうです。

4. 常設展示

常設展示は近代フランス絵画です。
展示替えすらほとんどないのですが、怖い絵展などに数点貸し出されていたそうです。
ルオー展ちょっとこっち来い。(巡回なし)

そんな展示替えのない常設展示の目的は、バルビゾン派のコローです。
≪ 湖 ≫ という、コロー特有の靄がかかったような木漏れ日の風景画がすごく綺麗で、毎回見に行ってしまいます。

そんなところかなー。
絵葉書はコスモスの絵を描いた吉村芳生のが欲しかったのですが、特別展のは少ないのが残念でした。

マイクロブログ『マストドン』を始めました。
アカウントはこちらMastodon.love
旧アカウント:Mastodon.jp(引っ越し設定済み)

マストドンを始めた理由は色々あります。

・美術館記事を後日に書くため、行った日付は書いておきたい
・Twitterのタイムラインを見たくない

という理由で、FC2のマイクロブログサービス『PIYO』を『プチざく』と名付けて移転していたのですが。

パソコンからは右サイドバーから。スマートフォン、携帯電話等、サイドバーが表示されていない方はこちらから。
サイドバーからのリンクを削除しました。
更新は終了していますが、過去投稿はこちらから。
プチざく

メール投稿が反映されない時があり、PIYO自体も開発が止まっているので、新しい移転先を探していました。
あちこち検討した結果、Mastodonです。
Twitterの後継サービスと目されていたものの、今のところその前評判通りとはなっていませんが……。
Twitterに比べて繋がり方が薄く、PIYOのような使い方ができるので便利です。

Twitterとは異なり、いくつもの専用サーバーがあるので自分の用途に応じて選びます。
ニコニコ動画関係専門、VOCALOID関係(合成音声歌唱全般)専門もあるのですが、和美は歌ってみた完全否定派で、美術館の事以外を呟く予定もないのでどちらも却下。

結局マストドンの公式日本語サーバーであるmsdn.jpに登録を決めました。

Twitterは公式、サードパーティアプリから呟けるのですが……msdn.jpは公式アプリがありません。(移転先のmstdn.loveにもありません)
そもそも和美は絶対時間表記が好きです。

絶対時間表記は11/12 15:25など、実際に表示されている日付・時間が表示されるタイプです。
反対は相対時間表記で、1分前、12日前など、今から起算して何分前かを表示します。
Twitter公式は相対時間表記ですね。
そういうところも大嫌いです。

マストドンも相対時間表記なので、絶対時間表記のサードパーティアプリ「Toot!don!」を使っていました。
が、ある日突然ログイン不能になり……確認したところ、そもそも開発が続いていないようなので使用を断念。
止むを得ずwebページからトゥートさけんでいます。
今は「星プテラノ」というアプリを使っています。なぜか写真を添付するとエラーを吐きますが。

サイドバーにはそのうち追加予定です……。
それまではこちらからご覧ください。
Mastodon:和美

11/18追記
ウィジェットが上手く動かないので断念しました……。
サイドバーに貼ったリンクからお願いします。
ウィジェット導入方法
こちらを読んでも理解不能でした。

最上部にいる象の画像は、msdn.jpサーバーに設定ページにいるキャラクターです。
Twitterは鳥ですが、マストドンは象をモチーフにしている模様。
象と言えば、和美はEverNoteの印象が強いですが、EverNoteはElephants never forget(象は決して忘れない)という西洋の諺が元。

マストドンの象は元々絶滅した古代種の名前で、そこから名付けられたバンドがサービスの名前の直接的な由来です。
行ったのに書いていなかった美術館の感想記事です。

怖い絵とバベルの塔感想の記事で、

「怖い絵」は兵庫県立美術館で開催。
一度、日曜日午後に行ったら、入場まで二時間待ちと言われて断念。
仕方がないのでB.B.プラザ美術館の特別展を見て帰りました。
と書いた、B.B.プラザ美術館の特別展の感想記事です。



正式名称は『広がる彫刻〜熱き男達によるドローイング〜』という題の特別展です。
……その前に、会場であるB.B.プラザ美術館の紹介を。
兵庫県立美術館と同じ、JRでは灘駅、阪神電車では岩屋駅からすぐのB.B.プラザというビルの一角にある小さな私設美術館です。

マリー・ローランサンや具体派の特別展を開催した事もありますが、基本的にあまり知られていない作家を紹介する事が多いように感じます。

和美はこの美術館に単体で行く事はなく、兵庫県立美術館のついでに寄る事が多いです。
……今度は珍しく、和美の興味が沸く特別展を開催するようですが。

わざわざ行く程ではないですが、行くと興味深く見られる美術館です。

さて、改めて特別展の話。
過去の例に漏れず、今回も全く知らない彫刻家です。
……立体作品が苦手なので、和美はアルベルト・ジャコメッティ、ニキ・ド・サンファル、エドガー・ドガ、ヘンリー・ムーアぐらいしか知りませんが……。

三期に分けて、植松 奎二、JUN TAMBA、榎 忠の三人の現代彫刻家が扱われていました。
……が、行った時期が遅く、三期目の榎 忠しか見られませんでした……。
チラシを見る限りでは、丸い棒状の鉄を曲げて作品を制作する第二期のJUN TAMBAに興味が湧いたのですが。

ちなみにJUN TAMBAの作品もいくつか展示されていたので、少しだけ楽しめました。




入場券は会期中何度でも入れる缶バッジで、今回の榎 忠と見られなかったJUN TAMBAで悩んで、JUN TAMBAを選びました。
が、彫刻の写真ではなく絵のような気がします……。
なんでだ。

一番初めの展示は、カーテンで仕切られた部屋でした。
ネットで話題になったブラックボックス展を思い出して微妙な気分で入ったら、かなり大きな全身鏡があり、作品題名は ≪ 一番美しいもの ≫ でした。
……うん、こういうのすごく苦手。

榎 忠は建築廃材を使って作品を制作しているそうで、建築工場で働く和美は 「 これ梁の端っこだ……」 と複雑な気分に陥りました。
スプライスめんどくさいのに。(発注担当の本音)


隅に置かれていたチョコレートフォンデュのようなタワーが可愛くて、ひっくり返して土台をつけたら机になりそうとか妙な事を考えました。
美味しそう。

最後は再びカーテンの中でした。
美術館の展示室にあるような休憩用ソファがあり、正面の壁はテレビを16×9台程並べて作った画面。
ドライブレコーダーで録画したと思われる、夜の道を走っている光景を、全て数秒ずつずらして上映し続けるという全く分からない作品でした。
……どんな意図だったんだろう。
眼鏡を外してぼんやり眺めていると、万華鏡のようだなと感じましたが。
来年のカレンダーを買いました。


……カレンダーを買ったのは十年振りぐらいでしょうか……。

絵にしか興味がないので、過去に買ったカレンダーは一度も活用した事がありませんでした。

が、就職してからは休みの日を把握する必要性に迫られて……一年間は貰い物で済ませていました。
家では引っ越した時にもらったSUMOが昨年、今年は美容院でもらったもの。

そして職場では生命保険会社のキティちゃんです。
サンリオと同じ山梨県に生命保険会社の本社があるそうで。
カレンダーも、営業の方にキティちゃんが好きだと言ったら色々頂いた、非売品グッズのうちの一つです。
……カレンダーは、既製品に保険会社のロゴマークが入っただけですが。笑

職場が移転したせいで今年はもらえそうになく、諦めて自分で買いました。
来年もやっぱりキティちゃんです。

今使っているカレンダーと同じ絵柄のも売っていたのですが、CGっぽい絵よりふんわりした手描きの可愛い絵が好みです。

キティちゃんは、VOCALOIDの猫村 いろはちゃんからすっ転んだのですが、人気キャラクターは色々発売されていて楽しいですね。
さ、さすがに買わない……!と思いながら色々見てしまいます。


表が普通のブロック型、裏はホリゾンタルです。
(横長で見開き1ページ程度に収める配置の呼び方です)

包装には「プライベートと会社用の使い分けなどもOK」と書いてありましたが。
手帳のマンスリーとウィークリー、デジタルとアナログなども含めて、予定を複数箇所に書くのは、予定が重複する原因になるのでお勧めしません。


今年はシール付きです。
始業式?春休み?……使えない……。
予告をしたので、美術館の観賞記録です。

【目次】(リンクは繋いでいません)
0.京都国立博物館:国宝(断念)
1.堺市東文化会館:知られざる絆 堺ゆかりの日本画家・松岡政信と杉若義幸
1.5.単眼鏡(別記事です)
2.大丸神戸店:オルセー美術館 至高のリマスターアート

0.国宝


10/15日曜日に京都、大阪府堺市、兵庫県神戸市の美術館巡りを企画して……寝坊のために京都を諦めました。
間抜け!

京都国立博物館の国宝展で四回もある展示替えのうち、初回の展示が十五日までなので行きたかったのですが……。
四回行ける割引前売り券も欲しかったのですが。

1.知られざる絆 堺ゆかりの日本画家・松岡政信と杉若義幸



気を取り直して、最初の目的地:大阪府堺市へ。
実は和美の旧居住地なのですが……政令指定都市という事もあって割と広く、全く知らない地名と駅と会場です。

堺市東文化会館で開催された「知られざる絆 堺ゆかりの日本画家・松岡政信と杉若義幸」
入場無料で市の文化会館、とどめに両方とも知らない画家なので、全く期待はしていませんでしたが……駅で見かけたポスターで興味が湧いたので行きました。

添付にもある、告知ポスターに使われていた松岡 政信がすごく良かったです。

二人の画家の解説。
画壇に出てきた、まだ若い松岡 政信に、当時既に高名な画家だった杉若 義幸が興味を抱いたそうです。
師弟関係は結んでいないものの、松岡が求めると杉若は助言を与える、という関係だったようです。


告知ポスターに使われていた虎も、当初は派手な色彩で非現実的な絵を描いていた松岡に、杉若が動物を描くことを勧めたために描いた絵だそうです。
非現実的な絵もKAGAYAのようで綺麗でしたが、この次に展示されていた動物園のペンギンの絵も写実的で綺麗でした。

杉若は東南アジア系の人の絵であまり好みではありませんでしたが……大家だったというので人気があるのでしょう。
和美が苦手なゴーギャンに雰囲気が似ています。

写真は撮れなかった上に絵葉書なども販売されていなかったのですが。
入場の時に、出展作品が全て掲載されたフルカラーの図録が無料でついてきて驚きました……。

最終日という事もあり諦めかけていましたが、行って良かったです。

1.5.単眼鏡


次が大丸神戸店で開催されていた「オルセー美術館 至高のリマスターアート」展。

……の前に、乗り換え駅の大阪梅田にあるヨドバシカメラで、美術館用単眼鏡を買いました。
こちらは別記事です。
単眼鏡を買いました
リマスターアート展にルーペ付き前売り券の設定があった事がきっかけです。

大丸神戸店:オルセー美術館 至高のリマスターアート


三ノ宮駅にある神戸市立博物館の手前に大丸があるので、存在は認識していましたが……全く入った事がありませんでした。
神戸市立博物館も、時間があったら行きたいけど無理なら諦めがつく、程度の特別展しかないので、滅多に行きませんし。
さすがに今開催中のボストン美術館展は行きますが。


という事でリマスターアート展。
正直ルーペも単眼鏡もいりませんでした……。
美術館に展示されている本物は、作品保護のため手前に線が引かれているので近寄れる限界があるのですが。
複製原画なので、作品を覆う額とガラスにさえ触らなければ大丈夫な距離まで近づけます。
肉眼でもじっくり見えました。

残念だったのが印象派。
リマスターアートは、高画質と言えども所詮は「印刷」です。
モネの雪が降った朝の絵がそうでした。
同じ絵の中にある雪でも、日が当たる場所では解けかけ、影の部分は氷状になっている、と状態が描き分けられているのですが。
筆致が残って立体になっているのに、リマスターアートには原画には存在しない筆致の『影』があって「ここが限界か……」と残念でした。

ちなみに日本公開済み作品と同じモチーフで、別の構図が未公開になっている作品も何点かありました。
……和美は公開済み作品の方がぶっちゃけ好みでしたが。笑。
数年に一回発症する「活字の本を読まなきゃいけない気がする病」に罹患しました。

そんな一応……多分活字中毒の和美です。

古本屋で本を買ったついでに、数年放置していた若草物語を読み切りました。

【目次】

  1. 本紹介
  2. 再読
  3. 感想
  4. 余談

1. 本紹介

原作はルイーザ・メイ・オルコットの、自伝的小説です。
十九世紀のアメリカを舞台に、出征した父、優しくも厳しい母とメイドがいる、四姉妹が主役です。

著作権が切れた作品を公開しているサイト:青空文庫から見つけた「読んだ事はないけど常識的に読んだ方が良いんだろうなと思われる名作」のうちの一作です。
ちなみに青空文庫で初めて読んだのは室生 犀星の詩集でしたが、一行たりとも覚えていません……。

2. 再読

読んでいたのがかれこれ二年程前なので、主役となる四姉妹のうち誰一人として名前は覚えておらず。
Androidアプリで挟んでいたはずの栞も消失していたので、改めて読み直しました。

3. 感想

終わり方がなんか尻切れトンボ。
でした。
題名にある「若草」が、主役四姉妹の事を指すのは明白です。
物語の中で、飾り気のない「草」が成長して「蕾」になっていきます。
物語の中で、「女性としての幸せは結婚して子供を持ち家庭を築く事」と四姉妹の母は作中で繰り返し語りました。
長女であるメグが婚約し、母が語ったその幸せである「花をつける」未来を予見させたところで「若草」の物語は終わりなんだろうなと思いました。

……今、この文章を書くために四姉妹の名前を確認しようとWikipediaを見たら、続編が出ているそうです。
何一つ「若草」じゃない……。
原題が「Little Wemen」(小婦人)なので別に構わないのですが……。
さては第一作目だけ読んで題名を訳ししたな?

本作の感想。
母親がものすごく道徳的というか説教混じりで面倒でした。
最終章でブルック先生がメグに好意を寄せていると知った叔母とメグ・母親勢が一触即発の状態になり、メグがブルック先生の好意を受け入れて婚約のきっかけになる辺りは、嫁姑問題に見えて仕方ありませんでした。

あと、全体的な印象としては、こういうのが私小説かー。です。
純文学の中で最も位が高いと言われる私小説ですが、自分の身の回りの事を掘り下げて書いて、作家も読者も何が楽しいのか。と思って今まで手を出していなかったのです。
……読者が楽しい理由は、週刊ゴシップ誌にある有名人の私生活を暴くのと似た感覚なのだと今気づきましたが……。

芸能人が落ち目になってくると自分の過去話を喋り出すというのもよくあるので、そういうのが好きな人が多いという事なんですね。きっと。

4. 余談

添付の本の表紙は捏造です。
こちらからテクスチャをお借りして、iPhoneアプリのAPRILで編集しました。
全く記事を書いていませんが、美術館巡りはそれなりに行っています。

最近は「怖い絵」展、「バベルの塔」展、「知られざる絆」展、「オルセー美術館 至宝のリマスターアート展」を見ました。
とりあえず「怖い絵」と「バベルの塔」から。
「知られざる絆」と「リマスターアート」はこちらの記事です。


「怖い絵」は兵庫県立美術館で開催。
一度、日曜日午後に行ったら、入場まで二時間待ちと言われて断念。
仕方がないのでB.B.プラザ美術館の特別展を見て帰りました。

翌週の土曜日に行ったら、一時間待ち程で入れたのですが……開催前から話題になっていたせいか、質の悪い観客が多かったです。

兵庫県立美術館含めて、和美が行く美術館は限られているのでどこかの美術館の友の会に入会しようかな、と悩んでいるのですが。
友の会の特典によくある入場料の割引より、混雑した時の優先入場権がほしいなと思いました。
前回の特別展の時に前売り券を買って楽しみにしていた和美と、当日に近くのお店で入場券を買って来た人達とを同列に扱わないでほしいです。

展示されている絵は綺麗で良かったのですが、解説の見出しが絵に合わないギャグテイストで興醒めしました。
「お前ももう死んでいる」「けだものだもの」を挙げると、ご理解頂けるかと思います。
ただ、この特別展は、怖い絵とその背景を解説した本が売れた事がきっかけで、その本の作者に企画を持ち込んで実現した展覧会です。
なので、笑えない感性の解説も、元の解説本の作者が書いている可能性が高く……和美が本を買って読む事はないだろうなと思いました。

追記。
たまたま本を見掛けたので確認しましたが、そんな題名は全くありませんでした。
が、学芸員か……?

和美にしては珍しくポスター絵が一番好みでした。
王女が反乱を起こされて、まだ十代にも関わらず処刑される場面です。
隣に立っている男性は、解説によると「優しく誘導する執行人」らしいのですが……処刑台に誘導している時点で、全く優しくありませんが。
背景より絵そのものが綺麗で良かったです。

図録は完売していましたが、再販を郵送してくれるそうなので実家に送りつけました。
無事に届いたようです。


次の国立国際美術館。
バベルの塔は……予想外のハズレでした。
あれだけ大型の特別展だと、一枚ぐらいは好みの絵が見つかるのですが……。
コレクション展の方が全般的に好みでした。
怖い絵には及ばないものの、こちらも大混雑でした。
国立国際美術館は滅多に行かないので、前売り入場券は購入しておらず……。
(クラーナハとピエール・アレシンスキー以来でしょうか)
入場券購入列に並んだのも痛い点でした。
チケットショップをどこかで探すべきですね。反省。

兵庫県立美術館で開催された「ベルギーの奇想」展と似た雰囲気かと思っていたのですが……有名らしい画家:ヒエロニムス・ボス自体に興味がない。
版画作品が苦手なのに多い。(終盤二十作品以上が白黒の版画でした)
バベルの塔自体が見ていて特に綺麗と感じる建物ではない。(装飾のない建物が苦手です)
という理由かなと推測しています。

……ブリューゲルの作品の中に出てくる、魚に食われた人の絵を原型にしたゆるキャラがいたのも一因かと思いますが。
不細工なゆるキャラが和美は大嫌いです。

そんなところかなー。
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プロフィール
書いている人:七海 和美
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更新少な目なサイトの1コンテンツだったはずが、独立コンテンツに。
PV数より共感が欲しい。
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